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◆植田実 Makoto UYEDA
1935年東京都生まれ。早稲田大学文学部卒業。編集者。「建築」編集を経て、1968年に「都市住宅」創刊編集長として斬新な雑誌づくりで建築界に新風を巻き起こした。戦前の住宅作品から現代の若手建築家の作品まで、旺盛な好奇心で見て歩き、長い時間的スパンで数多くの住宅を取材、体験してきた。磯崎新、原広司、安藤忠雄、毛綱毅曠、伊東豊雄らの才能をいち早く見つけだし、紹介した功績は大きい。企画・編集・執筆のみならず、装幀の分野でも活躍し、さまざまなジャンルの人々との交友を深めている。現在、住まいの図書館出版局編集長。 |
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ときの忘れものが他のギャラリーと大きく異なっているのは、現代版画センターの時代からずっと建築家の作品(ドローイング、版画)を扱ってきたことです。
ル・コルビュジエ、ピラネージ、マイケル・グレイヴス、ダクラス・ダーデンなどの作品を紹介するだけではなく、版元として磯崎新、安藤忠雄、石山修武の日本を代表する建築家の版画作品のほとんどをエディションして来ました。
画廊主が建築好きということもありますが、これらの優れた建築家を選ぶにあたっては、1970年代から30年近く顧問的存在として、植田実さんという名伯楽に教えを乞い、企画・編集をお願いしてきました。
植田実さんの存在を最初に教えて下さったのは磯崎新先生でした。30年前、建築に関して素人の私が突然、磯崎新先生に「版画をつくってくれ」と頼みに行ったのですが、いくらなんでも心もとないと思われたのでしょう、「植田実という美術に造詣の深い優れた編集者がいる」と紹介して下さったのです。
以来、私たちが関わる建築展(例えば1989年の「エッフェル塔100年記念展」)や、建築家の画文集(例えば磯崎新・連刊画文集『栖十二』)の監修、企画はいつも植田実さんにお願いして来ました。つい最近、2005年10月に開催した「弘前・前川國男建築ツアー」のように温泉巡りをかねた建築ツアーにもナビゲーターとして参加していただいております。
ときの忘れものの目下の最大プロジェクトである磯崎新連刊画文集《百二十の見えない都市》の企画・編集ももちろん植田実さんです。
植田実さんは、建築だけではなく、詩やコミックの分野でもさまざまな仕事をされており、名装幀家でもあります。
このコーナーでは、植田実さんが今までにつくってこられた「本」を紹介して行きたいと思っています。えっと驚かれるような本もたくさんあります。今日も日本全国、建築行脚を繰り広げている超多忙な身、はたして一気に進むかどうか。どんなペースになるかわかりませんが、じっくり一冊づつ、お楽しみ下さい。
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植田実のエッセイ 尾形邸「タイルの家」を訪ねて
第1回 2010年6月7日
第2回 2010年6月8日
第3回 2010年6月9日 |
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