磯崎 新

連刊画文集[百二十の見えない都市]
制作風景

初年度24点の版画制作の様子を御紹介します。 


2001年12月15日 磯崎新アトリエで。上海のホテルで描画したリトグラフのアルミ版にリト・クレヨンで加筆する。 

 
2001年12月22日 アトリエで。リトグラフの主版(墨版)を前に置き、アルミ版にあらたに色版をリト・クレヨンで描画する。

 
2001年12月24日 クリスマス・イヴの夜、アトリエの自室で、ひとり銅版にエッチング用のニードルで描画する。 

 


2001年12月29日 アトリエの自室で。初めて銅版にソフト・グランド・エッチング技法を使って描画する。 


2001年12月31日 アトリエで。リトグラフの主版(墨版)を前に置き、筆を使いアルミ版にあらたに色版を描画する。右はリトグラフの解墨(ときずみ)をつくっている刷り師の白井四子男さん。

 
2001年12月31日 大晦日の夜、次第にシリーズとしての連作版画が見えはじめてきた。このあとアトリエ所蔵の貴重なワインの栓を抜いて乾杯。何かが終わったわけではなく、これからが始まり。 

 
2002年1月1日 アトリエの自室で、アルミ版に筆を使って、リトグラフの描画をする。


2002年1月1日 アトリエの自室で。年末からぶっ通しで元旦まで制作作業が続いた。右は綿貫不二夫。


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