◆特集展示:クリストと関根伸夫
会期:2018年7月5日(木)~7月13日(金)  11:00-19:00
※日・月・祝日休廊




◆「柳正彦のクリスト新作報告会」 クリストの新作、ロンドンのハイドパーク内の湖に浮かべるマスタバ(ドラム缶の構築物)に参加してきましたので報告会を開催します。 日時:2018年7月12日(木)18時 会場:ときの忘れもの 参加費:1,000円 ※当日受付にてお支払いをお願いいたします 要予約:必ず「件名」「お名前」「住所」を明記の上、メールにてご連絡ください。 定員(15名)に達し次第締め切ります。 E-mail. info@tokinowasuremono.com

■クリスト Christo (1935~2020年)
ブルガリア生まれのクリスト(1935~2020年)は、本名はフリスト・ヴラディミロフ・ヤヴァシェフ Христо Явашев, Christo Vladimirov Javacheff。夫人であるフランスのジャンヌ=クロード(Jeanne-Claude Denat de Guillebon、1935年モロッコ生まれ~2009年没)とともに「Christo and Jeanne-Claude クリスト&ジャンヌ=クロード」の名で活動してきた。二人が美術活動として何をやっているかというと、「梱包」である。 瓶や椅子などの日用品を「梱包」することから始まり、巨大なモニュメント、はては建物をそっくり、自然そのものや公園までをすっぽりと布で梱包してしまった。実現までの長い時間、膨大な人手と費用、にもかかわらず「梱包」するやそれは短時間で撤去され、後には記憶とプロジェクトに関するドローイングや版画作品のみが残される。二人は作品実現までの社会的、政治的な交渉、経済的な問題、プロジェクトに関わった人々との交流などの全行程が自らの作品であるとみなしています。

■関根伸夫(せきね のぶお)
1942年(昭和17年)9月12日埼玉県生まれ。1968年多摩美術大学大学院油絵研究科修了、斎藤義重に師事。1960年代末から70年代に、日本美術界を席捲したアートムーブメント<もの派>の代表的作家として活動。1968年の第一回須磨離宮公園現代彫刻展受賞作「位相 大地」は戦後日本美術の記念碑的作品と評され、海外でも広く知られている。1970年ヴェニス・ビエンナーレの日本代表に選ばれ、渡欧。ステンレス柱の上に自然石を置いた「空相」はヴェニス・ビエンナーレの出品後にデンマーク・ルイジアナ美術館の永久所蔵作品(セキネ・コーナー)となる。建築と芸術が融合したイタリアの都市・建築空間に感銘を受け、日本ではまだなじみの薄かった<環境美術>をテーマとした活動をするため帰国、1973年に(株)環境美術研究所を設立する。1975年現代版画センター企画による全国同時展「島州一・関根伸夫 クロスカントリー7,500km」を機に版画制作に本格的に取り組む。1978年にはルイジアナ美術館(コペンハーゲン)他、ヨーロッパ3国巡回個展を開催する。全国各地で数百に及ぶアートプロジェクトにアーティスト、アートディレクターとして参画。2000年光州ビエンナーレ、2002年釜山ビエンナーレのほか、2001年イギリス・テートモダンギャラリーにて開催の「世紀」展では1969- 1973年の東京を代表する作家として参加。2012年?「太陽へのレクイエム:もの派の美術」(Blum & Poe、ロサンゼルス)に参加し、アメリカでも脚光を浴びる。現在ロサンゼルスに在住。



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