ドメニコ・ベッリ Domenico BELLI
1909年ローマ生まれ。1929年ジャコモ・バッラのアトリエに入り、未来派の活動に参加。ローマの「ブロッコ・ディ・フトゥルシムルタニスティ(未来同時主義者集団)」でアウグスト・ファヴァッリ、ブルーノ・ターノらと活動する。ヴェネツィア・ビエンナーレ(1930,32,34,36)、未来派航空絵画展(1933~38)、ローマ・クアドリエンナーレ(1935,39)、ウンベルト・ボッチョーニへの未来派的オマージュ展(1933,ミラノPesaro Gallery)他に出品。
1934年~42年A.G.ブラガリアがディレクターを務めたテアトロ・デッレ・アルティ(芸術座)において、広報・舞台美術を担当した。戦後もプラート・15人の未来派芸術家展(1970)など未来派展に出品を続け、1983年ローマ近郊のラヴィーノで没。