「現代美術の父 瑛九展」
会期:1979年6月8日~20日
会場:小田急グランドギャラリー
   東京・新宿小田急百貨店本館11階 

瑛九没後、最大規模の回顧展が福井の瑛九の会(木水育男)を中心に準備され、プリントアートセンターの魚津章夫さんが実務を担当して実現した。
この展覧会には現代版画センターは直接は関与していないが、瑛九を顕彰する試みを一層加速させる大きな原動力となった。
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福井瑛九の会の人びとは生前の瑛九の創作活動を頒布会という形で支援しました。
瑛九展小田急会場入り口瑛九展小田急会場点描瑛九最晩年の点描の大作がずらり。このときはまだほとんどが個人蔵でした。

瑛九展小田急パネル展示瑛九5歳の肖像写真から、浦和のアトリエでの瑛九夫妻の姿などがパネル展示。

瑛九展小田急細江英公先生瑛九のフォトデッサンを大きく引き伸ばして展示。横に佇むのは若き日の細江英公先生。

瑛九展小田急レセプション1泉茂瑛九展のレセプション会場にて。
左から、オノサト・トシノブ先生、久保貞次郎先生、マイクを握っている泉茂先生、瑛九の会事務局長の原田勇さん、右端の背広姿は瑛九の会代表の木水育男さん。

瑛九展小田急レセプション2原田左から一人おいて、堀栄治さん、中村一郎さん、中上光雄さん、原田勇さんたち、いずれも福井瑛九の会のメンバーたち。

瑛九展小田急レセプション4靉嘔レセプション会場にて。左から杉田正臣さん(瑛九の兄)、郡司君さん、杉田都さん(瑛九夫人)、靉嘔先生。


小田急瑛九展1)『現代美術の父 瑛九』展図録(小田急)1979年 132頁 
銅版1点入り・特装限定150部