16時から磯崎新アトリエで、磯崎新連刊画文集『百二十の見えない都市』の打ち合わせが行われた。メンバーは磯崎新先生、植田実先生、シルクスクリーン刷り師の石田了一さん、銅版刷り師の白井四子男さん、磯崎新先生の制作記録を撮影している白井久夫さん(パトロンのお一人でもある)、磯崎新アトリエの平田さん、綿貫さん、そして私。今回は、磯崎先生が書き上げた4本のエッセイをシルクスクリーンの図版と合わせたものを見ながらの打ち合わせ。いよいよシルクスクリーンの方も本格的になってきた。奥付や都市の説明書きは植田先生に書いてもらうことになり、シルクスクリーンの色は石田さんと確認した。銅版も4点を修正変更することになった。製版のやり直しが2点、銅版をカットして小さくするもの2点。磯崎先生は当初の第二期計画が大きく変わったことに関して、今回刊行する磯崎新連刊画文集『百二十の見えない都市』を第1章とし、2001年に刊行した『百二十の見えない都市』は第0章とする。そして、今回は60年代のものを、 次章は70年代のもの、次の次は80年代のものにするとおっしゃられた。気分がノッてきているご様子だ。本刷りした銅版90枚と20冊程の本にサインを戴いた。打ち合わせは1時間程で終了し、私は其の足で白井版画工房の教室に向かった。
今日の生徒さんは私を含めて3人。新しい版を制作するため、17歳の時に描いたデッサンのコピーを持参し、トレーシングペーパーに写して、エッチングとアクアチントという技法ですることに決まった。やり方をすっかり忘れていて、白井さんに付きっ切りで指導して戴いた。20時になり皆で晩御飯の買出しに行き、栄養が偏っている食材を購入した私にひじきや野菜を分けてくれた。食後はアクアチントをするため、松脂を万遍なく篩い、熱してそれを溶かす作業を2度繰り返したが、腐食がなかなかうまくいかない。22時になり、次回試刷りをしてみようということになって今日は終了した。



今日の生徒さんは私を含めて3人。新しい版を制作するため、17歳の時に描いたデッサンのコピーを持参し、トレーシングペーパーに写して、エッチングとアクアチントという技法ですることに決まった。やり方をすっかり忘れていて、白井さんに付きっ切りで指導して戴いた。20時になり皆で晩御飯の買出しに行き、栄養が偏っている食材を購入した私にひじきや野菜を分けてくれた。食後はアクアチントをするため、松脂を万遍なく篩い、熱してそれを溶かす作業を2度繰り返したが、腐食がなかなかうまくいかない。22時になり、次回試刷りをしてみようということになって今日は終了した。




コメント