今回から「お薦め作品」と改題して、ときの忘れものの取り扱い作家の作品を順次ご紹介して参ります。
そのリニューアル第1弾は、ユニークな人柄で知られる
秋山祐徳大子さんのブリキのオブジェです。
作家名 秋山祐徳太子
作品名 O男爵
制作年 1993年
技法 ブリキのオブジェ
作品サイズ 7.3×7.3×27.5cm
サイン 台座の下にサインあり
作品の状態 良好
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◆作家の紹介/秋山祐徳太子(あきやま ゆうとくたいし)1935年東京生ま
れ。60年武蔵野美術学校彫刻科卒業。65年岐阜アンデンパンダン・フェスティ
バルに自分自身を出品。ポップ・ハプニング(通俗行動)と称し、金太郎、グリ
コなど動くポップ・アートを始める。73年東京・ガレリア・グラフィカで初個
展。75,79年政治のポップ・アート化を目指し東京都知事選に立候補。86年パ
リ・ポンピドゥーセンター[前衛の日本展]に出品。94年伊東・池田20世紀美術
館で回顧展開催。
◆作品のワンポイント/97年一軒家ギャラリーだったときの忘れもので個展
[秋山祐徳太子 皇帝の散歩]を開き、庭の草むらにブリキ彫刻の皇帝たちを林
立させました。さ わやかな五月の風に吹かれて飄々として佇むブリキ彫刻
は、芸術なんて御大層なものじゃあないんだという祐徳太子さんの面目躍如と
したものでした。
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