三岸節子「花」パステル
サイズ:40.0x28.0cm
東京美術倶楽部鑑定書付
三岸節子は、1905年愛知県生まれ。16歳で上京し、岡田三郎助に師事。1924年女子美術学校を卒業すると、在学中に知り合った画家・三岸好太郎と結婚。好太郎とは若くして死別しますが、女流画家として常に先頭を走る活躍を続けます。1951年46歳のときに芸能(芸術)選奨文部大臣賞を受賞。60歳を過ぎてからフランスへ渡り、約20年間カーニュやブルゴーニュで単身制作に打ち込みます。そこから鮮やかな色彩を自由に使った作風を生み出し、「花の画家」という代名詞で呼ばれるようになります。1994年89歳のとき女性洋画家で初めて文化功労者に選ばれ、1999年に94歳で亡くなるまで旺盛な制作を続けました。
出品作は、年代は特定できないものの、明るい色彩で大胆に描かれた花には、三岸の特徴がよく表れています。なお、本作品には、東京美術倶楽部の鑑定書が付いております。
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