ときの忘れものは、韓国・ソウルで開催されるKIAF2010(Korea International Art Fair)に出展いたします。
KIAFは、今年9回目を迎えるアジアでもっとも大きなアートフェアのひとつです。
今年は、16カ国から193のギャラリーが参加し、約1,500名の作家のおよそ5,000点の作品を展示・販売します。日本からは、16のギャラリーが出展します。
ときの忘れもののブースはA-76で、出口寄りですが、何とか興味を持ってもらえる展示にしたいと思っています。出展作家は、小野隆生の大作をメインに、安藤忠雄草間彌生のシルクスクリーン、ときの忘れものでは若手の永井桃子の油彩、そして、初めて紹介するTsuyuの紙で作ったオブジェを展示する予定です。
特に日本と韓国の二つのルーツを持ち、ヨーロッパで女優、そしてアーティストとして活躍するTsuyuさんには、パリからソウルに来ていただき、父の国で初めての作品発表を行ないます。

◆KIAF2010(韓国・ソウル)
一般公開=2010年9月9日[木]―13日[月]の5日間
時間:9日[木]~12日[日] 11:00-20:00(最終日13日は17時まで)
プレビュー:8日[水]17~20時
会場:COEX(Samseong 1-dong, Gangnam-gu, Seoul, Korea)
ときの忘れものブースNo.A-76
公式HP: http://www.kiaf.org/2010/eng/main.html
出品作家:小野隆生Tsuyu草間彌生安藤忠雄永井桃子

ときの忘れもの三つ折リーフレット
今回のソウルのKIAF2010と、11月のテグのアートフェア用に制作したパンフレット

三浦と尾立は本日7日にソウル入りし、展示作業を行います。
フェアは、明日8日夕のプレビューで始まり、9日からが一般公開となりますが、我々にとっては、プレビューがまず勝負です。13日までの長丁場を戦って、14日に帰国の予定です。
なお、アートフェアの様子は、随時ブログでご紹介いたします。お楽しみに。

TakaoONOほどけた靴の紐小野隆生 Takao ONO
ほどけた靴の紐
2008年 テンペラ・画布
80.0×60.0cm サインあり

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◆ときの忘れものは、2010年9月11日(土)~18日(土)「奈良美智24歳×瑛九24歳 画家の出発」展を開催します(*会期中無休)。
案内状600
ときの忘れものは開廊以来、連続して瑛九展(及びその関連展)を開催してきましたが、今回は奈良美智と瑛九が24歳のときに初個展を開催したおりに制作した作品を展示します。
1959年生まれの奈良美智が名古屋のSpace to Spaceで初めての個展を開き、故郷弘前で初の展覧会(ギャラリー・デネガで二人展)を開いたのは1984年(昭和59)、24歳のときで した。
1911年生まれの杉田秀夫が、印画紙による新たな表現を模索し100点にのぼるフォトデッサン(フォトグラム)を携えて宮崎から上京し、初めて瑛九と名乗り、銀座の紀伊國屋画廊でフォトデッサンによる初個展を開いたのは1936年(昭和11)、やはり24歳のときでした。
半世紀を隔てて、二人が自ら画家として出発したときに制作した作品を展示し、その後の活躍を予感させる才能のきらめきをさぐります。

図録(B5判、15ページ、執筆:三上豊、出品作品図版:15点、参考図版:27点)を刊行します。価格;1,000円(税込、送料無料)。

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◆ときの忘れものは、9月28日(火)~10月16日(土)「マン・レイと宮脇愛子展」を開催します。
10月1日(金)17時~18時半、宮脇愛子さんを囲んでのレセプションを開催します。ぜひお出かけください。

また10月16日(土)17時より、巌谷國士さんを講師にギャラリー・トークを開催します(*要予約(参加費1,000円/1ドリンク付)
参加ご希望の方は、電話またはメールにてお申し込み下さい。
Tel.03-3470-2631/Mail.info@tokinowasuremono.com