2007年4月、ときの忘れもので小野隆生さんが個展を開催した折、宇野亜喜良さんが雑誌の連載にとり上げてくださりインタビューしたことは以前ご紹介しました。
宇野亜喜良VS小野隆生
インタビューをする宇野さん(右)と、小野さん(左)
於:ときの忘れもの


雑誌「イラストレーション」での宇野さんの連載は現在も継続中ですが、<宇野亞喜良がコンタクトした異能のアーティストたち 39人 ちょっと不思議な香辛料が効いた スキャンダル・ギャラリー>と銘打って一冊の本にまとめられました。
ぼくが誘惑された表現者たち
AQUIRAX CONTACT ぼくが誘惑された表現者たち
宇野亞喜良:編
編集:吉田宏子
2010年12月10日 ワイズ出版 発行
136ページ 25.8×18.4cm

定価:2,940円(税込み)

刊行記念イベントとして宇野さんのトークショーが開催されます。

宇野亜喜良トークショー「ぼくが魅了される理由」 
ゲスト:下谷二助(イラストレーター) 
於:青山ブックセンター 1月30(日)18:00~20:00 
トークイベントでは、宇野亜喜良さんをホストに、本書で紹介した作家の作品を宇野さんが解説します。また紹介作家の一人でもあるイラストレーターの下谷二助さんをゲストにお迎えして、「Aquirax Contact」ライブ版を展開いたします。なぜ彼らの作品に魅了されるのか、宇野さん自身にお話いただくトークイベントです。トークショー終了後に宇野さんのサイン会も予定しています。

●宇野 亞喜良(うの あきら)
1934年名古屋生まれ。52年名古屋市立工芸高校図案科卒業。カルピス食品工業の広告課を経て、60年日本デザインセンター設立とともに入社。64年退社。横尾忠則、原田維夫とともにスタジオ・イルフイル設立。翌65年離脱、同年スタジオRe設立、「ペルソナ」展参加。灘本唯人、和田誠らと東京イラストレーターズ・クラブを設立。68年スタジオRe解散。主な受賞に56年日宣美特選、60年日宣美会員賞、66年東京イラストレーターズ・クラブ賞、82年講談社出版文化賞さしえ賞、89年サンリオ美術賞、92年赤い鳥さし絵賞、2008年日本絵本賞を受賞。

◆ときの忘れもののコレクションから小野隆生の珍しい初期油彩作品と1990年代の切り抜き作品をご紹介しましょう。
小野隆生・椅子
小野隆生「Il vangelo di S Giovanni
1976年頃  油彩・キャンバス 
49.0x15.5cm  サインあり

小野隆生展示4
小野隆生「黒く塗られた影
1998年  テンペラ・板
182.8x145.0cm サインあり

小野隆生断片98-V
小野隆生「断片98-Ⅴ」
1998年 テンペラ・板
115.5x61.0cm サインあり

小野隆生WEB展もご覧ください。

こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから