It's a real★本物を買う! 今日と明日の二日間開催

ときの忘れものでは、今日3月5日(土)と明日6日(日)の二日間「It's a real★本物を買う!」を開催し、写真、油彩、水彩、オブジェ、版画など50余点を出品します。
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ウエブ上では価格は公開いたしません。
会場に来られない方は、ご興味のある作品の番号と作家名を明記してメールにてお問い合わせ下さい(匿名でのお問い合わせにはお答えできません。お名前、ご住所、電話番号をメールに記載してください)。
折り返し、詳しい作品データと、頒布価格をお知らせいたします。
ぜひこの機会に名品をコレクションしてください。

展示風景をご紹介します。
それぞれのサイズを比べてみていただけると、より作品が身近に感じられると思います。
因みにウォーホルの真下に鎮座する椅子は倉俣史朗の作品で、番外特別出品です。
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出品作品の簡単な解説をしてきましたが、今日はポップアートの第一世代と第二世代を代表するアンディ・ウォーホル(1928-1987)とメル・ラモス(1935- ) をご紹介します。
25_アンディ・ウォーホル
25 アンディ・ウォーホル 《KIMIKO》
1981 シルクスクリーン 89.0x63.5cm  Ed.約100 Signed

このポスターはコロラド大学の建物の新築だったかの基金を募ったときに制作されたもので、生前に制作されたシルクスクリーンです。
制作されたうち、約100枚にウォーホルが自筆でサインを入れたきわめて稀少な作品です。

メルラモス
29 メル・ラモス 《女と鳥》
1969 シルクスクリーン65.0x50.6cm Ed.100 Signed

初期の秀作です。最近のメル・ラモスの開放的なエロス満開、あっけらかんとしてキッチュな感じと随分違うでしょう。むしろ静謐な雰囲気さえ漂っています。60年代だなあと思います。


メル・ラモス MEL RAMOS(1935- )
サクラメントのカリフォルニア州立大学に学び、高校や大学で教鞭を執っていた経歴を持つ。デビュー当初の60年代前半にはコミックのヒーローをモチーフにしたシリーズの制作を手掛けていたが、65年になると裸のピンナップ・ガールや日用雑貨、タバコやコーラなどの身の回りのありふれた商品を組み合わせてスーパー・リアリズムの手法で写実的に描写する作風へと変化する。ウォーホル、リキテンスタインとは一線を画す作品が評価され、西海岸を代表するポップアーティストとして活躍している。

夜19時まで開廊しています。
遠方の方もどうぞお出かけください。

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◆先日の第5回「写真を買おう!! ときの忘れものフォトビューイング」のゲストとしてお招きした林和美さんが現在下北沢駅南口徒歩0分(!)の「下北駅前ギャラリー」で写真展「はじまり」〔2011年2月28日(月)~3月6日(日)12:00~20:00(最終日は18:00まで)水曜定休日〕を開催されています。
「吉田修一、唯川恵、鷺沢萌などの文庫本の装幀に使用された作品のオリジナルプリントを展示しています。合わせて新作も発表し、フレーム付き小作品(インクジェット出力、サイン入り)をお手頃価格にて販売」とのことですので、ビューイングで見逃された方もぜひ足をお運びください。