4月8日、福原義春氏所蔵作品による駒井哲郎回顧展のレセプションが町田市立国際版画美術館であり出席してきました。
生前没後を通じて駒井哲郎先生の展覧会は各地の美術館で開催されてきましたが、意外に思われるでしょうが、巡回展は今回が初めてです。
幾つもの所蔵先から借りるのではなくて、500点を越す福原コレクションだからこそ実現した企画だと思います。

「駒井哲郎 1920-1976 こころの造形物語
 Tetsuro KOMAI Retrospective」

主催:町田市立国際版画美術館、東京新聞
協賛:資生堂
会期:第一部2011年4月9日(土)-5月8日(日)
   第二部2011年5月11日(水)-6月12日(日)

講演会
4月23日(土)福原義春 14時-15時30分
4月30日(土)堀江敏幸

町田のあとは、以下の日程で全国を巡回します。
・山口県立萩美術館・浦上記念館 2011年7月5日(火)~8月7日(日)
・伊丹市立美術館 2011年10月29日(土)~12月18日(日)
・郡山市立美術館 2012年1月5日(木)~2月12日(日)
・新潟市美術館 2012年2月18日(土)~4月15日(日)
・世田谷美術館 2012年4月28日(土)~7月1日(日)

201104町田_駒井哲郎展_表

201104町田_駒井哲郎展_裏

2011040820110408駒井レセプション1
左)主催者を代表して挨拶する東京新聞の森要造さん
右)主催者、駒井家ご遺族、ゲストの皆さん

20110408駒井レセプション220110408駒井レセプション3
左)駒井哲郎ゆかりのプレス機の前で、左から、ときの忘れもの亭主、宮本英徳さん、駒井美子さん、渡辺達正さん、駒井亜里さん
右)内覧会

20110408駒井展植田実
「ラジオ アクティヴィティ イン マイルーム」(1950年)の前で植田実さん。
植田さんには「美術展のおこぼれ」で詳細に論じていただきます。お楽しみに。


************
駒井哲郎の色彩銅版画の傑作2点をご紹介します。
駒井哲郎「黄色い家」
駒井哲郎「黄色い家」
1960年 銅版(カラー)
21.1×15.1cm Ed.10
signed

駒井哲郎「クラブのA」
駒井哲郎「クラブのA」
1958年 銅版(カラー)
21.2×15.1cm Ed.10
signed

こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから

*ときの忘れもので扱っている駒井哲郎展のカタログです。
『没後15年 銅版画の詩人 駒井哲郎回顧展』図録
価格:2,100円

『福原コレクション 駒井哲郎作品展/未だ果てぬ夢のかたち-』図録
価格:1,800円

『駒井哲郎作品展 福原コレクション 生誕90年ー闇と光のあわいに』図録
価格:2,500円