名古屋のホテル、ウェスティンナゴヤキャッスル9Fで「ART NAGOYA 2011」が始まりました。
今日6日[土]と明日7日[日]の二日間、ときの忘れものの社長と亭主が908号室で皆様のご来場をお待ちしています。12時から19時まで開催しています。

窓からは正面に名古屋城の金の鯱が見える絶好のロケーション。
昨日のプレビューには名古屋だけではなく、東京や大阪からのお客様も結構いらしてアートフェアが根付いてきたことが実感できました。
今回はわざわざクレジットカードの端末機を大枚6万3千円也で購入し、ホテルに持ち込みました。おかげさまで第一号の利用者は名古屋のMさん、ジョック・スタージスの写真を購入してくださいました。
カタログや写真集も予想以上に売れ、慌てて東京に電話して、宅急便で送ってもらう手配をしたほどです。
芳名簿に現代版画センター以来のお客さまのKさんのお名前がありました。
うっかりしていて気がつかずご挨拶もできませんでした。

夕方始まったレセプションでは名古屋ボストン美術館館長の馬場駿吉先生が挨拶されました。
馬場先生は有名なお医者さんで、俳人であり、我々画商にとっては名古屋きってのというより日本を代表する現代美術のコレクターです。
挨拶でも、まだ駆け出しのお医者さん時代、給料が12000円だった頃、駒井哲郎の銅版を8千円で買い画商さんに3回分割でお願いしたことを述懐されていました。
続いて挨拶されたのは、愛知芸術大学学長の磯見輝夫先生。木版画家としても有名な磯見先生は駒井先生の教え子でもあります。
いまは学長として多くの学生さんたちの将来を心配される立場から、美術家を目指す若者たちの発表の場を提供してくれる現代美術の画商への期待と感謝の言葉を述べられたのが印象的でした。
馬場先生、磯見先生、ともに旧知の方でわざわざ亭主のところまで来てくださり、親しく話をしてくださいました。
今回の展示でお世話になった名古屋造形大学学長の高北幸矢先生はじめ地元の皆さんが、遠来の私たちに気を使ってくださり、恐縮しています。
いろいろな方と知り合うことのできたフレンドリーなレセプションでした。
20110805アートナドヤ 表20110805アートナドヤ 裏

名古屋造形大学のお二人に手伝ってもらった展示。

名古屋1


名古屋2


名古屋3


名古屋4


名古屋5


名古屋6


名古屋8


名古屋10


名古屋11



宮脇愛子1968真鍮
宮脇愛子「Work 1968」

薔薇刑 作品32
細江英公「薔薇刑#32」

小野隆生肖像2011-1
小野隆生「肖像2011-1」

尾形Kolmanscop-25-2-2006
尾形一郎・尾形優「Kolmanscop-25-2」

尾形Kolmanscop-25-1-2006
尾形一郎・尾形優「Kolmanscop-25-1」

草間彌生「帽子ーS」
草間彌生「帽子ーS」

植田正治猫
植田正治「猫」

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◆ときの忘れものは、2011年8月6日[土]、7日[日]にウェスティンナゴヤキャッスル9Fで開催中の「ART NAGOYA 2011」に出展しています。
ときの忘れもののブースは908号室です。