ときの忘れものは本日より一週間、15日まで夏休みです。
亭主と社長は暑い名古屋を楽しんでおります。
買ったばかりのノートパソコンを使いこなせず、本日の更新もこんな時間になってしまい、画像もなしですがお許しください。
さて、ART NAGOYA 2011もあっという間に、最終日です。
一般公開の始まった昨日は、予想以上の人出でたいへんにぎやかでした。
準備期間もそうなかったと思うのですが、事務局の人たちのご尽力で、宣伝がうまくいったのでしょう。
大阪や名古屋のアートフェアは画廊の人たちが実行委員会を組織して開催していますが、名古屋は美術業界ではない宣伝広告関係の人たちが委員会を組織して開催しています。
出展はホテルの1フロア、26画廊ですが、これを物足りないかと思うか、じっくり見ても疲れないかとみるかは人それぞれでしょう。
亭主は今回初めて、全部の部屋をまわり、それぞれの展示をゆっくりと見て回ることができました。
若い意欲的な画廊さんが、映像作品を部屋を映画館のようにして見せています。映像作品はすぐにはお金にはならないでしょうが、今後どんどん優れた才能が育つことは間違いありません。未来を見据えた展示に共感を覚えました。
名古屋きっての(というより日本でも有数の)老舗画廊さんは、ドイツ在住の女性作家の個展を開催しています。アートフェアはその画廊の個性を最小限の空間と時間で見せるわけですから、あれもこれもとなりがちですが、潔く一人の作家に的を絞るというのは一つの見識でしょう。
全体に、それぞれが展示に工夫をこらし、粒ぞろいという感じがします。
もともと名古屋は現代美術が盛んなところですが、その伝統が今回のフェアにも出ているようで、いらっしゃるお客様も、「アートフェアは買うところ」という意識が他の都市よりも数段上なのではないかと思います。
我がときの忘れものもまだ大きな売り上げはありませんが、それなりに手応えを感じています。
昨日も遠く、和歌山や兵庫からのお客様にいらっしゃいましたし、地元の旧知のお客様ともゆっくりお話することができました。
昨日の夜は、おいしいお店を探してちょっと散策しました。
一昨日午後、名古屋駅に着いてタクシーでこのウエスティンナゴヤキャッスルに向かったのですが、途中抜け道なのか細い路地に入りました。
途端に、江戸時代にタイムスリップしたかのような古い町並が両側に続き、驚いて運転手さんに尋ねました。
「随分古い風情の町並みだけれど、ここはなんていうの」
返ってきた答えは「シケミチ」
思わず聞き返したのですが、漢字では「四間道」と書くらしい。
こりゃあなかなか面白そうだと夜に来たいと思っていました。
早速昨夜、タクシーに乗り「シケミチ」を目指したのですが、どうも新米運転手さんらしく、間違った場所に下ろされてしまった。
どうしようと思い、通りすがりの人に聞いたのだけれどわからない。
次に行き会った3人組(女性2人、男性1人)に尋ねると、親切に携帯でぴこぴこ検索してくれて、「ああ、あそこ。私たちも途中まで行くのでご案内します。」と四間道まで連れていってくださった。
「学生さんですか」と聞いたら、「キャー嬉しい、もう社会人で、今日は私の誕生日なんです」。
四間道のボーと灯る明かりをさして、「あのお店、右近っていうんですけれどおいしい和食のお店です」
ご親切な3人組と別れ、推薦していただいた蔵を改造したらしきお店に入りました。
若い人向きのつくりではありましたが、カウンターでは年配のご夫婦らしきカップルも。
ピアノの生演奏までされていました。
社長曰く「久しぶりにまともな食事をしたわ」とご満悦でありました。
宿(旅館です)に戻り、ぐっすりと眠り、さあ本日もがんばるぞ、とこのブログを更新しております。
皆さん、どうぞお出かけください。


こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
◆ときの忘れものは、2011年8月6日[土]、7日[日]にウェスティンナゴヤキャッスル9Fで開催中の「ART NAGOYA 2011」に出展しています。
ときの忘れもののブースは908号室です。
亭主と社長は暑い名古屋を楽しんでおります。
買ったばかりのノートパソコンを使いこなせず、本日の更新もこんな時間になってしまい、画像もなしですがお許しください。
さて、ART NAGOYA 2011もあっという間に、最終日です。
一般公開の始まった昨日は、予想以上の人出でたいへんにぎやかでした。
準備期間もそうなかったと思うのですが、事務局の人たちのご尽力で、宣伝がうまくいったのでしょう。
大阪や名古屋のアートフェアは画廊の人たちが実行委員会を組織して開催していますが、名古屋は美術業界ではない宣伝広告関係の人たちが委員会を組織して開催しています。
出展はホテルの1フロア、26画廊ですが、これを物足りないかと思うか、じっくり見ても疲れないかとみるかは人それぞれでしょう。
亭主は今回初めて、全部の部屋をまわり、それぞれの展示をゆっくりと見て回ることができました。
若い意欲的な画廊さんが、映像作品を部屋を映画館のようにして見せています。映像作品はすぐにはお金にはならないでしょうが、今後どんどん優れた才能が育つことは間違いありません。未来を見据えた展示に共感を覚えました。
名古屋きっての(というより日本でも有数の)老舗画廊さんは、ドイツ在住の女性作家の個展を開催しています。アートフェアはその画廊の個性を最小限の空間と時間で見せるわけですから、あれもこれもとなりがちですが、潔く一人の作家に的を絞るというのは一つの見識でしょう。
全体に、それぞれが展示に工夫をこらし、粒ぞろいという感じがします。
もともと名古屋は現代美術が盛んなところですが、その伝統が今回のフェアにも出ているようで、いらっしゃるお客様も、「アートフェアは買うところ」という意識が他の都市よりも数段上なのではないかと思います。
我がときの忘れものもまだ大きな売り上げはありませんが、それなりに手応えを感じています。
昨日も遠く、和歌山や兵庫からのお客様にいらっしゃいましたし、地元の旧知のお客様ともゆっくりお話することができました。
昨日の夜は、おいしいお店を探してちょっと散策しました。
一昨日午後、名古屋駅に着いてタクシーでこのウエスティンナゴヤキャッスルに向かったのですが、途中抜け道なのか細い路地に入りました。
途端に、江戸時代にタイムスリップしたかのような古い町並が両側に続き、驚いて運転手さんに尋ねました。
「随分古い風情の町並みだけれど、ここはなんていうの」
返ってきた答えは「シケミチ」
思わず聞き返したのですが、漢字では「四間道」と書くらしい。
こりゃあなかなか面白そうだと夜に来たいと思っていました。
早速昨夜、タクシーに乗り「シケミチ」を目指したのですが、どうも新米運転手さんらしく、間違った場所に下ろされてしまった。
どうしようと思い、通りすがりの人に聞いたのだけれどわからない。
次に行き会った3人組(女性2人、男性1人)に尋ねると、親切に携帯でぴこぴこ検索してくれて、「ああ、あそこ。私たちも途中まで行くのでご案内します。」と四間道まで連れていってくださった。
「学生さんですか」と聞いたら、「キャー嬉しい、もう社会人で、今日は私の誕生日なんです」。
四間道のボーと灯る明かりをさして、「あのお店、右近っていうんですけれどおいしい和食のお店です」
ご親切な3人組と別れ、推薦していただいた蔵を改造したらしきお店に入りました。
若い人向きのつくりではありましたが、カウンターでは年配のご夫婦らしきカップルも。
ピアノの生演奏までされていました。
社長曰く「久しぶりにまともな食事をしたわ」とご満悦でありました。
宿(旅館です)に戻り、ぐっすりと眠り、さあ本日もがんばるぞ、とこのブログを更新しております。
皆さん、どうぞお出かけください。


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◆ときの忘れものは、2011年8月6日[土]、7日[日]にウェスティンナゴヤキャッスル9Fで開催中の「ART NAGOYA 2011」に出展しています。
ときの忘れもののブースは908号室です。
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