忙しかった9月も過ぎて、早10月。
ときの忘れものでは、「安藤忠雄展」を開催中ですが、秋のさわやかな天気のもと、ぜひ埼玉で開催されている瑛九展もお見逃しなく。
生誕100年記念瑛九展」が埼玉県立近代美術館と、うらわ美術館の2会場で同時開催されています(9月10日(土)~11月6日(日))。
(招待券ご希望の方は、ときの忘れもの宛メールにてお申し込みください)

展覧会は読売新聞主催ですが、なんと『週刊朝日』が瑛九特集を組みました。
週刊朝日20110930-表紙

週刊朝日20110930-1

週刊朝日20110930-2

週刊朝日20110930-3

こういうとき(支持する作家が紹介されたとき)、我が師匠・久保貞次郎は100冊単位で買い入れたものでした。
新聞や雑誌を百部単位で購入する、それらは作家や編集者には励みになり、後になると貴重な資料となる。もちろんファンにとっても。
単行本や図録と違って、新聞や雑誌はたとえ大部数発行されても、読み終わるとすぐに捨てられてしまう。だから後世になると一番集めにくい資料となってしまうのです。
師匠ほどではありませんが、不肖の弟子としてはささやかに20冊を買占め(?)ました。
入手できなかった方、ときの忘れものに取り置いてありますので、ご利用ください。
350円です。

先日開催した「第21回瑛九展 46の光のかけら/フォトデッサン型紙」ではたくさんの方にお買い上げいただきありがとうございました。
展覧会終了後、慌しくソウルに出張したため、お買い上げいただいた作品の発送が遅れています。この場を借りてお詫びいたします。

瑛九については、美術史研究家・浅野智子さんに「瑛九の型紙考」を、宮崎日日新聞文化部の中川美香さんに「瑛九を追って」をそれぞれ寄稿していただきましたので、お読みください。

瑛九の型紙作品をあらためてご紹介しましょう。
上がときの忘れものが所蔵する「型紙」、下がそれを使って制作された作品(フォトデッサン)です。
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39瑛九
「フォトデッサン型紙39」
切り抜き・厚紙
52.5x34.8cm

『瑛九フォトデッサン』内型紙39G)瑛九
「三人の乙女」
1952年 フォトデッサン
56.0×45.5cm
埼玉県立近代美術館所蔵
「フォトデッサン型紙39」を使って制作された作品です。

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40瑛九
「フォトデッサン型紙40」
切り抜き・厚紙
38.0x31.5cm

『写真映像2』内型紙40
H)瑛九
55.5×45.5cm
「フォトデッサン型紙40」を使って制作された作品です。

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全46点の型紙の裏表両面を掲載した大判のポスター(限定200部、番号入り)を製作しました。
poster_A_600瑛九展ポスター(表)
限定200部
デザイン:DIX-HOUSE
サイズ:84.1x59.4cm(A1)
限定200部(番号入り)
価格:1,500円(税込)
+梱包送料:1,000円


poster_B_600瑛九展ポスター(裏)

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生誕100年記念 瑛九展カタログも頒布しています。
『生誕100年記念 瑛九展』カタログ
生誕100年記念 瑛九展』カタログ
2011年
発行:宮崎県立美術館、埼玉県立近代美術館、うらわ美術館、美術館連絡協議会
編集:高野明広、小林美紀(宮崎県立美術館)、大久保静雄、梅津元(埼玉県立近代美術館)、山田志麻子(うらわ美術館)
292ページ 25.5x21.0cm

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