本日も、明日も画廊は開いています。小野隆生展は19日まで無休で開催していますので、どうぞお出かけください。
昨日は、埼玉県立近代美術館の担当学芸員が「生誕100年記念 瑛九展」に貸し出していた瑛九作品を返却に来られました。
埼玉、うらわの両館で15,000人ほどの入館者があったようです。若い方たちに好評だったようで、とても嬉しく思います。
大回顧展は終了しましたが、各地での顕彰展はまだまだ続きます。
先日は福井県鯖江で開催中の瑛九の展覧会をご紹介しましたが、本日は同じ福井県の大野市で始まった「市民所有の絵画展 光の連鎖ー大野ゆかりの画家達ー」をご紹介します。
鯖江の木水育男さんが瑛九晩年を支えた頒布会を組織したときに参加した人たちは県内の鯖江、福井、勝山、大野、池田などの人たちでした。
中でも大野には多くの小コレクターが輩出し、瑛九はじめ、池田満寿夫、泉茂、オノサトトシノブ、北川民次、ヘンリー・ミラー、木村利三郎、靉嘔らの作品がコレクションされました。
先日、勝山の荒井由泰さんからいただいた案内を転載します。


「市民所有の絵画展 光の連鎖ー大野ゆかりの画家達ー」
会期:2011年11月11日(金)~20日(日)
9:00~17:00
入場無料
会場:平成大野屋洋館2階 平蔵
大野市元町1-2
出品:瑛九、池田満寿夫、泉茂、オノサトトシノブ、北川民次、ヘンリー・ミラー、キムラ リサブロー、靉嘔
主催/大野市教育委員会
お問い合せ TEL.0779-66-5410 大野市教育委員会文化課
大野市には優れた絵がたくさんあります。家の玄関に居間に、店先に、学校に、さりげなく飾られていたり、押入れや倉庫に大切に保管されていたりします。
これらの絵は、昭和30年代から全国的に展開された「小コレクター運動(一人の買う枚数が少なくても、より多くの人が絵を買うことにより、画家を支えようとする運動)により購入したものをはじめとし、その後も画家と大野の人の繋がりの中で手に入れたものが少なくありません。
暮らしに美術を根付かせるとともに、実力がありながら不遇な画家を支援するという目的をもった「小コレクター運動」は、美術教師らによる「創造美育運動」と相まって大野市に広くゆきわたり、大野市民の芸術への関わりを深いものにしました。
若く無名だった時に大野に滞在した池田満寿夫、現在も幾度となく大野に来ている靉嘔やキムラリサブロー、有終西小学校で行われた県の研究大会で講師を務めた泉茂、奥越で何度も展覧会をし、初めてのスキーも大野だったオノサトトシノブ、異端の文豪として知られていながら画家としても才能を見せたヘンリー・ミラー、その画風が大野市民に人気のある北川民次、そして光の画家ともいえるリーダー的存在の巨匠瑛九。
今回の絵画展は、この8人の画家の絵画75点を、所有者の方々のご協力のもとに展示します。
画家を支援し、絵を大切にしてきた市民の気持ちと大野に愛着を持つ画家達、そこには人が人を呼び、繋がってきた様子がうかがわれます。大野の風土と人間性が画家達に光を与え、人が結びつくことによって生まれるさらなる光。そしてこれからも大野市がずっと光輝くよう、願いをこめて「市民所有の絵画展 光の連鎖―大野ゆかりの画家達」を開催します。
体験!虹の版画を作ろう
11月19日(土)・20日(日)は平成大野屋二階蔵にて誰でもできて楽しい"版画あそび"をします。
午前は9時~12時の間
午後は1時~4時の間
わずかな時間でできます。ぜひ遊びに来てください。
ーーーーーーーーーーーーーー
ときの忘れもののコレクションから瑛九と北川民次の作品をご紹介します。

瑛九
「作品」
水彩
49.9x38.0cm
スタンプ・サイン
北川民次
「手鏡を持つ母子像」
1947年
油彩
92.0x73.0cm
サインあり
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昨日は、埼玉県立近代美術館の担当学芸員が「生誕100年記念 瑛九展」に貸し出していた瑛九作品を返却に来られました。
埼玉、うらわの両館で15,000人ほどの入館者があったようです。若い方たちに好評だったようで、とても嬉しく思います。
大回顧展は終了しましたが、各地での顕彰展はまだまだ続きます。
先日は福井県鯖江で開催中の瑛九の展覧会をご紹介しましたが、本日は同じ福井県の大野市で始まった「市民所有の絵画展 光の連鎖ー大野ゆかりの画家達ー」をご紹介します。
鯖江の木水育男さんが瑛九晩年を支えた頒布会を組織したときに参加した人たちは県内の鯖江、福井、勝山、大野、池田などの人たちでした。
中でも大野には多くの小コレクターが輩出し、瑛九はじめ、池田満寿夫、泉茂、オノサトトシノブ、北川民次、ヘンリー・ミラー、木村利三郎、靉嘔らの作品がコレクションされました。
先日、勝山の荒井由泰さんからいただいた案内を転載します。


「市民所有の絵画展 光の連鎖ー大野ゆかりの画家達ー」
会期:2011年11月11日(金)~20日(日)
9:00~17:00
入場無料
会場:平成大野屋洋館2階 平蔵
大野市元町1-2
出品:瑛九、池田満寿夫、泉茂、オノサトトシノブ、北川民次、ヘンリー・ミラー、キムラ リサブロー、靉嘔
主催/大野市教育委員会
お問い合せ TEL.0779-66-5410 大野市教育委員会文化課
大野市には優れた絵がたくさんあります。家の玄関に居間に、店先に、学校に、さりげなく飾られていたり、押入れや倉庫に大切に保管されていたりします。
これらの絵は、昭和30年代から全国的に展開された「小コレクター運動(一人の買う枚数が少なくても、より多くの人が絵を買うことにより、画家を支えようとする運動)により購入したものをはじめとし、その後も画家と大野の人の繋がりの中で手に入れたものが少なくありません。
暮らしに美術を根付かせるとともに、実力がありながら不遇な画家を支援するという目的をもった「小コレクター運動」は、美術教師らによる「創造美育運動」と相まって大野市に広くゆきわたり、大野市民の芸術への関わりを深いものにしました。
若く無名だった時に大野に滞在した池田満寿夫、現在も幾度となく大野に来ている靉嘔やキムラリサブロー、有終西小学校で行われた県の研究大会で講師を務めた泉茂、奥越で何度も展覧会をし、初めてのスキーも大野だったオノサトトシノブ、異端の文豪として知られていながら画家としても才能を見せたヘンリー・ミラー、その画風が大野市民に人気のある北川民次、そして光の画家ともいえるリーダー的存在の巨匠瑛九。
今回の絵画展は、この8人の画家の絵画75点を、所有者の方々のご協力のもとに展示します。
画家を支援し、絵を大切にしてきた市民の気持ちと大野に愛着を持つ画家達、そこには人が人を呼び、繋がってきた様子がうかがわれます。大野の風土と人間性が画家達に光を与え、人が結びつくことによって生まれるさらなる光。そしてこれからも大野市がずっと光輝くよう、願いをこめて「市民所有の絵画展 光の連鎖―大野ゆかりの画家達」を開催します。
体験!虹の版画を作ろう
11月19日(土)・20日(日)は平成大野屋二階蔵にて誰でもできて楽しい"版画あそび"をします。
午前は9時~12時の間
午後は1時~4時の間
わずかな時間でできます。ぜひ遊びに来てください。
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ときの忘れもののコレクションから瑛九と北川民次の作品をご紹介します。

瑛九
「作品」
水彩
49.9x38.0cm
スタンプ・サイン

「手鏡を持つ母子像」
1947年
油彩
92.0x73.0cm
サインあり
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