明けましておめでとうございます。
ときの忘れもののスタッフ一同より、謹んで新春のご挨拶を申し上げます。
東日本大震災で亡くなられた多くの方たちのご冥福をお祈りするとともに、被災地の皆様には心よりお見舞いを申し上げます。
微力ですが、日本赤十字社及び桃・柿育英会を通じて今年も義捐金を送り続けます。
厳しい時代ですが、皆様のご協力を得ながら、同時代の優れた作家の表現の場として、また歴史の彼方に忘れ去られようとしている作家・作品の発掘・再評価の仕事にも励んで参りたいと存じます。
◆お正月のブログ
年中無休、毎日更新のブログですが、もちろん社長、亭主、スタッフはゆっくりと年末年始のお休みをいただいております。
営業は1月10日(火)からですが、その間のブログは今年個展を開催予定の作家や、寄稿者の皆さんのご協力で「おせちもいいけど、ブログもね」と相成ります。
1月2日は大竹昭子さんからの新春メッセージ、
1月3日は尾形一郎・尾形優さんからの新春メッセージ、
1月4日は根岸文子さんからの新春メッセージ、
1月5日は大坂寛さんからの新春メッセージ、
1月6日は井桁裕子さんからの新春メッセージ、
1月7日は光嶋裕介さんからの新春メッセージを、お届けします。
◆2012年の企画
数年先まで予定がぎっしり、などという大画廊と異なり、数ヶ月先さえ未定というぐうたらなときの忘れものではありますが、凡その予定はたてています。まだ交渉中で発表できないものもあり変更の可能性がありますが、2012年の主なラインナップは以下の通りです。
1月13日(金)ー1月21日(土)「第22回瑛九展」
1月27日(金)第8回フォトビューイング:原茂さんをホストに、小林紀晴さんをお迎えして開催します。
1月27日(金)ー2月4日(土)「銀塩写真の魅力Ⅲ/裸婦は美しい」
2月10日(金)ー2月25日(土)「ジョナス・メカス写真展」
3月~6月
「大坂寛 写真展」
「植田実 写真展」
「光嶋裕介 版画展」
6月25日(月)ー7月7日(土)「宮脇愛子と交友作家展(仮題)」
第一会場:銀座・ギャラリーせいほう
第二会場:青山・ときの忘れもの
7月~12月
「ジョック・スタージス 新作写真展」
「君島彩子展」
「大竹昭子 写真展」
「井桁裕子展」
「尾形一郎・尾形優 写真展」
「細江英公 写真展」 他
◆磯崎新連刊画文集「百二十の見えない都市」第二期
実在の都市、いまは失われてしまった都市、そして空想のなかの都市……。
建築家磯崎新がその生涯のテーマである「見えない都市」を版画と書き下ろしエッセイで描き続ける連刊画文集『百二十の見えない都市』は2003年1月に第一期12都市が完成しました。
引き続き第二期12都市の制作に入っていますが、磯崎新先生が第一期とガラリとスタイルを変えたこともあり、いまだ完成にいたっておりません。
第二期の概要は、各都市につきエッセイと大判(120cm)サイズのシルクスクリーン1点、銅版画が各2点、計12篇のエッセイと36点の版画よりなります。

版画作品の制作は着々を進行し、昨12月2日に銅版画24点についてはサインを完了しました(左)。
残るはエッセイとともに刷り上げるシルクスクリーンの本刷りとサインのみです(これも原稿はすべて完了しています)。
磯崎新先生の版画制作はすべて作家自身によってなされています。
講演や打合せ、世界中にいるクライアントと施工中の建築のため、内外のどこかの都市に滞在し、もしくは空中から都市を俯瞰している磯崎先生が、脳と身体に蓄積された都市の姿を咀嚼し溶解し、そして再構築していく作業、それらへの集中力は驚くべきものですが、その表現にエッセイと版画の両面から攻め挙げる磯崎先生の力業には感嘆するばかりです。
問題は、書き下ろしエッセイ12篇です。
既に4篇は完成し、予約購読者(パトロン)の皆様にお届けすみで、その後の4篇も完成しています。
つまりエッセイ4篇の執筆のみが残されているわけです。
今年は何とか完成にこぎつけ皆様にお届けしたいと思っています。

打合せする磯崎新先生(左)と亭主。
◆物故作家の顕彰

オノサト・トシノブ「三つの丸 緑・グレー・黄」
1958年 水彩
18.9×27.8cm サインあり
昨年は瑛九の生誕100年でしたが、今年も松本竣介、舟越保武、オノサト・トシノブ、ロベール・ドアノーらの生誕100年にあたります。
また不遇のうちに亡くなったハインリッヒ・フォーゲラーの没後70年でもあります。
何人かは公立美術館で大規模な回顧展が開催されるでしょうが、ときの忘れものも何らかの形で彼らの作品を皆様に紹介してまいりたいと思います。
以上、2012年の計画の概要です。
どうぞ皆様、本年もよろしくお引き立てのほどお願いいたします。
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
◆ときの忘れものは1月9日まで冬季休廊しています。新年は1月10日(火)より開廊します。
◆ときの忘れものは2012年1月13日[金]―1月21日[土]「第22回 瑛九展」を開催します。
油彩、水彩、フォトデッサンの他に、久しぶりに版画(銅版、リトグラフ)も展示します。
◆今月のWEB展は「恩地孝四郎展」です。
ときの忘れもののスタッフ一同より、謹んで新春のご挨拶を申し上げます。
東日本大震災で亡くなられた多くの方たちのご冥福をお祈りするとともに、被災地の皆様には心よりお見舞いを申し上げます。
微力ですが、日本赤十字社及び桃・柿育英会を通じて今年も義捐金を送り続けます。
厳しい時代ですが、皆様のご協力を得ながら、同時代の優れた作家の表現の場として、また歴史の彼方に忘れ去られようとしている作家・作品の発掘・再評価の仕事にも励んで参りたいと存じます。
◆お正月のブログ
年中無休、毎日更新のブログですが、もちろん社長、亭主、スタッフはゆっくりと年末年始のお休みをいただいております。
営業は1月10日(火)からですが、その間のブログは今年個展を開催予定の作家や、寄稿者の皆さんのご協力で「おせちもいいけど、ブログもね」と相成ります。
1月2日は大竹昭子さんからの新春メッセージ、
1月3日は尾形一郎・尾形優さんからの新春メッセージ、
1月4日は根岸文子さんからの新春メッセージ、
1月5日は大坂寛さんからの新春メッセージ、
1月6日は井桁裕子さんからの新春メッセージ、
1月7日は光嶋裕介さんからの新春メッセージを、お届けします。
◆2012年の企画
数年先まで予定がぎっしり、などという大画廊と異なり、数ヶ月先さえ未定というぐうたらなときの忘れものではありますが、凡その予定はたてています。まだ交渉中で発表できないものもあり変更の可能性がありますが、2012年の主なラインナップは以下の通りです。
1月13日(金)ー1月21日(土)「第22回瑛九展」
1月27日(金)第8回フォトビューイング:原茂さんをホストに、小林紀晴さんをお迎えして開催します。
1月27日(金)ー2月4日(土)「銀塩写真の魅力Ⅲ/裸婦は美しい」
2月10日(金)ー2月25日(土)「ジョナス・メカス写真展」
3月~6月
「大坂寛 写真展」
「植田実 写真展」
「光嶋裕介 版画展」
6月25日(月)ー7月7日(土)「宮脇愛子と交友作家展(仮題)」
第一会場:銀座・ギャラリーせいほう
第二会場:青山・ときの忘れもの
7月~12月
「ジョック・スタージス 新作写真展」
「君島彩子展」
「大竹昭子 写真展」
「井桁裕子展」
「尾形一郎・尾形優 写真展」
「細江英公 写真展」 他
◆磯崎新連刊画文集「百二十の見えない都市」第二期
実在の都市、いまは失われてしまった都市、そして空想のなかの都市……。
建築家磯崎新がその生涯のテーマである「見えない都市」を版画と書き下ろしエッセイで描き続ける連刊画文集『百二十の見えない都市』は2003年1月に第一期12都市が完成しました。
引き続き第二期12都市の制作に入っていますが、磯崎新先生が第一期とガラリとスタイルを変えたこともあり、いまだ完成にいたっておりません。
第二期の概要は、各都市につきエッセイと大判(120cm)サイズのシルクスクリーン1点、銅版画が各2点、計12篇のエッセイと36点の版画よりなります。

版画作品の制作は着々を進行し、昨12月2日に銅版画24点についてはサインを完了しました(左)。
残るはエッセイとともに刷り上げるシルクスクリーンの本刷りとサインのみです(これも原稿はすべて完了しています)。
磯崎新先生の版画制作はすべて作家自身によってなされています。
講演や打合せ、世界中にいるクライアントと施工中の建築のため、内外のどこかの都市に滞在し、もしくは空中から都市を俯瞰している磯崎先生が、脳と身体に蓄積された都市の姿を咀嚼し溶解し、そして再構築していく作業、それらへの集中力は驚くべきものですが、その表現にエッセイと版画の両面から攻め挙げる磯崎先生の力業には感嘆するばかりです。
問題は、書き下ろしエッセイ12篇です。
既に4篇は完成し、予約購読者(パトロン)の皆様にお届けすみで、その後の4篇も完成しています。
つまりエッセイ4篇の執筆のみが残されているわけです。
今年は何とか完成にこぎつけ皆様にお届けしたいと思っています。

打合せする磯崎新先生(左)と亭主。
◆物故作家の顕彰

オノサト・トシノブ「三つの丸 緑・グレー・黄」
1958年 水彩
18.9×27.8cm サインあり
昨年は瑛九の生誕100年でしたが、今年も松本竣介、舟越保武、オノサト・トシノブ、ロベール・ドアノーらの生誕100年にあたります。
また不遇のうちに亡くなったハインリッヒ・フォーゲラーの没後70年でもあります。
何人かは公立美術館で大規模な回顧展が開催されるでしょうが、ときの忘れものも何らかの形で彼らの作品を皆様に紹介してまいりたいと思います。
以上、2012年の計画の概要です。
どうぞ皆様、本年もよろしくお引き立てのほどお願いいたします。
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
◆ときの忘れものは1月9日まで冬季休廊しています。新年は1月10日(火)より開廊します。
◆ときの忘れものは2012年1月13日[金]―1月21日[土]「第22回 瑛九展」を開催します。

◆今月のWEB展は「恩地孝四郎展」です。
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