朋あり遠方より来る
先日、亭主にとっては恩人で現代美術の師匠(小野隆生も小川信治も森村泰昌もみ~んな西田さんのコレクションをわけていただいたのが彼らを扱うきっかけでした)でもある奈良・西田画廊さんから電話があり、「セバスチャンが久しぶりに来日し、綿貫さんの画廊に寄りたいと言っている」。
そりゃ大歓迎です、とお伝えしたのですが、約束の昨日は生憎の悪天候、猛烈な強風が首都圏を襲いました。
予約を入れておいた青山の名店蕎麦やからは早々に電話が入り「申し訳ないのですが、今日は店じまいさせてください」・・・・・
まあ、何とか別の名店を手配し、西田さん上京を知った井桁裕子さんも風雨をものともせず駆けつけてくださり、和やかな会食となりました。
(井桁さんと西田さんのつながりはコチラとコチラを参照)
現代版画センター時代に西田さんと共同エディションで版画をつくったこともありますが、お会いするのはン十年ぶり、その頃は亭主より痩せていてスマートでしたが、昨日再会したらご覧に通り貫禄十分。
お嬢さんに「日本を楽しみましたか」と聞くと、短い滞在だし、それに花粉症(メキシコにもある!)で体調がいまひとつで余り遊べなかったようです。

セバスチャン夫妻とお嬢さんを囲んで、
左端が西田さん。
亭主が手にするのはセバスチャンから贈られた最新の作品集
セバスチャンほど日本の各地にモニュメント彫刻を作っているメキシコのアーティストはいない、というと皆さん驚かれるでしょう。
昨日うかがったら、世界各地に既に約180のモニュメント(野外彫刻)を制作しており、うち日本には12ほどある由。
東京にも、丸の内、皇居のお堀端、錦糸町、清瀬などにあり、大阪にはもっとあります。
ほとんどが西田さんのプロデュースです。
セバスチャンは1947年生まれ、メキシコ芸術院会員。
メキシコ国立自治大学造形美術学校に学び、1974年メキシコ国立大学建築科基礎設計の教授となる。モニュメントをカナダ、バンクーバー彫刻公園に設置するなど世界各地で彫刻だけでなく版画を含めて幅広く活躍しています。
今回の来日も韓国で設置されたモニュメントの除幕式に出席した帰途、東京に立ち寄ったとのこと。明日には成田を発ちます。

亭主の住む新座市の隣の清瀬市には欅並木の美しい通りがあります。
そのケヤキロードギャラリーに設置されたセバスチャンの「青い樹」。
「この木の、力強く元気に満ちた幹が、その上部の花冠を支える。その花冠の、成長しているここの部分は、緑の樹々全体の青さを敬うかのごとく、空間に広がっている。」
アメリカ、サン・アントニオ市在住のメキシコ人たちが2002年6月寄贈した高さ20メーターの「The Torch of Friendship(友情の松明)」。
同市の観光の中心である、アラモの砦に近接して立つ赤い塔はメキシコとアメリカの友情の印として、市民と観光客に親しまれているそうです。
先日、亭主にとっては恩人で現代美術の師匠(小野隆生も小川信治も森村泰昌もみ~んな西田さんのコレクションをわけていただいたのが彼らを扱うきっかけでした)でもある奈良・西田画廊さんから電話があり、「セバスチャンが久しぶりに来日し、綿貫さんの画廊に寄りたいと言っている」。
そりゃ大歓迎です、とお伝えしたのですが、約束の昨日は生憎の悪天候、猛烈な強風が首都圏を襲いました。
予約を入れておいた青山の名店蕎麦やからは早々に電話が入り「申し訳ないのですが、今日は店じまいさせてください」・・・・・
まあ、何とか別の名店を手配し、西田さん上京を知った井桁裕子さんも風雨をものともせず駆けつけてくださり、和やかな会食となりました。
(井桁さんと西田さんのつながりはコチラとコチラを参照)
現代版画センター時代に西田さんと共同エディションで版画をつくったこともありますが、お会いするのはン十年ぶり、その頃は亭主より痩せていてスマートでしたが、昨日再会したらご覧に通り貫禄十分。
お嬢さんに「日本を楽しみましたか」と聞くと、短い滞在だし、それに花粉症(メキシコにもある!)で体調がいまひとつで余り遊べなかったようです。

セバスチャン夫妻とお嬢さんを囲んで、
左端が西田さん。
亭主が手にするのはセバスチャンから贈られた最新の作品集
セバスチャンほど日本の各地にモニュメント彫刻を作っているメキシコのアーティストはいない、というと皆さん驚かれるでしょう。
昨日うかがったら、世界各地に既に約180のモニュメント(野外彫刻)を制作しており、うち日本には12ほどある由。
東京にも、丸の内、皇居のお堀端、錦糸町、清瀬などにあり、大阪にはもっとあります。
ほとんどが西田さんのプロデュースです。
セバスチャンは1947年生まれ、メキシコ芸術院会員。
メキシコ国立自治大学造形美術学校に学び、1974年メキシコ国立大学建築科基礎設計の教授となる。モニュメントをカナダ、バンクーバー彫刻公園に設置するなど世界各地で彫刻だけでなく版画を含めて幅広く活躍しています。
今回の来日も韓国で設置されたモニュメントの除幕式に出席した帰途、東京に立ち寄ったとのこと。明日には成田を発ちます。

亭主の住む新座市の隣の清瀬市には欅並木の美しい通りがあります。
そのケヤキロードギャラリーに設置されたセバスチャンの「青い樹」。
「この木の、力強く元気に満ちた幹が、その上部の花冠を支える。その花冠の、成長しているここの部分は、緑の樹々全体の青さを敬うかのごとく、空間に広がっている。」

同市の観光の中心である、アラモの砦に近接して立つ赤い塔はメキシコとアメリカの友情の印として、市民と観光客に親しまれているそうです。
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