画廊はお休み(7日まで)です。
昨日は、朝7時半に家を出て、海外のお客様を滞在するホテルに訪ね、めでたく作品をお買い上げいただきました。
画廊では内装工事が始まりました。
手がけてくださるのは40年来のお客様でもある仙台のKさん、屏風や掛け軸をつくる経師やさんですが、ときの忘れものの内装も最初から担当していただいています。
私たちがウォーホルを屏風仕立にしたり草間彌生を軸装して展示しているのは、すべてKさんの手によるものです。なにせ大コレクターなので作品の扱い方には慣れています。安心しておまかせできる業者さんなので、東京の画廊でもKさんに頼むところが多い。仙台からわざわざ来ていただいても東京の業者さんより安くてうまい!

ART KYOTO 2012に出品した五味彬先生の屏風もKさんの手がけたものです。
連休は皆さんいかがお過ごしですか。
生憎の雨模様ですが、できればせっかくのお休み、美術館に足をのばして欲しいですね。
常設の楽しめる美術館こそ真の美術館。
東京国立近代美術館、ブリヂストン美術館、大原美術館、何度見てもあきない名作がある、いずれも企画展なんかなくても行きたくなる。
なかでも木場の東京都現代美術館の常設展示はいつも見ごたえがあります。
日本の前衛美術運動の歴史を語る上で「具体」「もの派」「実験工房」「ハイレッドセンター」などのグループ名は重要なキーワードとなっていますが、東京都現代美術館は前身の上野時代から戦前戦後の前衛美術を多数収蔵(コレクション)してきました。
先日来、ご紹介している靉嘔、田中敦子らの大回顧展に加え、福島秀子と実験工房の特集展示もなされており、この連休で最終日を迎えるので、ぜひお見逃し無く。


MOTコレクション
特集展示|福島秀子
クロニクル 1964- OFF MUSEUM
会期:2012年2月4日(土) - 5月6日(日)
1957年に来日し、「アンフォルメル(未定形)」という美術運動を主唱したフランスの美術評論家ミッシェル・タピエに激賞されたことは良く知られていますが、福島秀子の作品がまとまって美術館で紹介される機会はほとんどありませんでした。
今回は水彩、油彩、映像作品、多数の資料が展示されています。
また大辻清司、北代省三、駒井哲郎、山口勝弘らとともに彼女が参加した「実験工房」(1951年創立)は、美術と音楽を中心として、ジャンルを横断した総合的な空間(環境)の創造を目指すものでした。福島は新しいメディアを使った映像作品や舞台衣装、装置等を手掛けています。
■福島秀子 Hideko FUKUSHIMA
1927年生まれ。美術家。福島和夫の姉。1948年阿部展也も講師の一人をつとめた日本アヴァンギャルド美術家クラブ主催「モダンアート夏期講習会」を受講した福島は、そこで北代省三、山口勝弘と出会い、以来ともにグループ展をおこなうなど交流を深める。1951年この同じメンバーが若い美術家や音楽家からなる「実験工房」結成に参加し、グループの造形部門を担うことになる。
グループ命名は瀧口修造による。メンバーたちの空間に対する関心や、新しい技術を自らの制作に取り入れようとする姿勢は、このグループが同時代の他の集団と一線を画する性格である。「実験工房」のグループとしての活動は、1950年代に集中しているが、その後もメンバーたちは互いに協力しながら新たな実験を続けた。1997年、歿。
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福島秀子 Hideko FUKUSHIMA
「作品」
1956年
水彩・紙
67.5x53.0cm
サインあり
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昨日は、朝7時半に家を出て、海外のお客様を滞在するホテルに訪ね、めでたく作品をお買い上げいただきました。
画廊では内装工事が始まりました。
手がけてくださるのは40年来のお客様でもある仙台のKさん、屏風や掛け軸をつくる経師やさんですが、ときの忘れものの内装も最初から担当していただいています。
私たちがウォーホルを屏風仕立にしたり草間彌生を軸装して展示しているのは、すべてKさんの手によるものです。なにせ大コレクターなので作品の扱い方には慣れています。安心しておまかせできる業者さんなので、東京の画廊でもKさんに頼むところが多い。仙台からわざわざ来ていただいても東京の業者さんより安くてうまい!

ART KYOTO 2012に出品した五味彬先生の屏風もKさんの手がけたものです。
連休は皆さんいかがお過ごしですか。
生憎の雨模様ですが、できればせっかくのお休み、美術館に足をのばして欲しいですね。
常設の楽しめる美術館こそ真の美術館。
東京国立近代美術館、ブリヂストン美術館、大原美術館、何度見てもあきない名作がある、いずれも企画展なんかなくても行きたくなる。
なかでも木場の東京都現代美術館の常設展示はいつも見ごたえがあります。
日本の前衛美術運動の歴史を語る上で「具体」「もの派」「実験工房」「ハイレッドセンター」などのグループ名は重要なキーワードとなっていますが、東京都現代美術館は前身の上野時代から戦前戦後の前衛美術を多数収蔵(コレクション)してきました。
先日来、ご紹介している靉嘔、田中敦子らの大回顧展に加え、福島秀子と実験工房の特集展示もなされており、この連休で最終日を迎えるので、ぜひお見逃し無く。


MOTコレクション
特集展示|福島秀子
クロニクル 1964- OFF MUSEUM
会期:2012年2月4日(土) - 5月6日(日)
1957年に来日し、「アンフォルメル(未定形)」という美術運動を主唱したフランスの美術評論家ミッシェル・タピエに激賞されたことは良く知られていますが、福島秀子の作品がまとまって美術館で紹介される機会はほとんどありませんでした。
今回は水彩、油彩、映像作品、多数の資料が展示されています。
また大辻清司、北代省三、駒井哲郎、山口勝弘らとともに彼女が参加した「実験工房」(1951年創立)は、美術と音楽を中心として、ジャンルを横断した総合的な空間(環境)の創造を目指すものでした。福島は新しいメディアを使った映像作品や舞台衣装、装置等を手掛けています。
■福島秀子 Hideko FUKUSHIMA
1927年生まれ。美術家。福島和夫の姉。1948年阿部展也も講師の一人をつとめた日本アヴァンギャルド美術家クラブ主催「モダンアート夏期講習会」を受講した福島は、そこで北代省三、山口勝弘と出会い、以来ともにグループ展をおこなうなど交流を深める。1951年この同じメンバーが若い美術家や音楽家からなる「実験工房」結成に参加し、グループの造形部門を担うことになる。
グループ命名は瀧口修造による。メンバーたちの空間に対する関心や、新しい技術を自らの制作に取り入れようとする姿勢は、このグループが同時代の他の集団と一線を画する性格である。「実験工房」のグループとしての活動は、1950年代に集中しているが、その後もメンバーたちは互いに協力しながら新たな実験を続けた。1997年、歿。
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福島秀子 Hideko FUKUSHIMA
「作品」
1956年
水彩・紙
67.5x53.0cm
サインあり
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