社長は既に大阪のアートフェアに行っていますが、亭主は本日は画廊でお客様の応接をした後に追いかけます。
大阪は昨日はあいにくの雨、プレビューがあったのですが、早速2点ほどお買い上げいただいたとの連絡がありました。先ずは幸先良いスタートです。
アートフェアの報告は新人・新澤にまかせるとして、「宮脇愛子展」の第一会場(銀座)の展示作品のご紹介をします。
予定では本日が最終日だったのですが、二会場とも7月12日(木)まで会期を延長します。
ただし、7月8日(日)は両会場とも休廊。7月9日(月)は青山会場(ときの忘れもの)は休廊です。


おかげさまで両会場には、映画監督の山田洋次さんや写真家の田原桂一さん、千葉成夫さんなど宮脇先生とお親しい方はもちろん、若い世代の皆さんが毎日大勢来廊されています。
DSCF3265浅田彰先生
宮脇作品のコレクターでもある浅田彰さん

銀座のギャラリーせいほうで宮脇愛子先生の平面と立体の大作を、青山のときの忘れものでは比較的小品と、親交の深かったマン・レイ、瀧口修造、斎藤義重、ジオポンティ、阿部展也、ERRO、辻邦生、南桂子、オノサト・トシノブ、菅野圭介、ジャスパー・ジョーンズ、堀内正和、サム・フランシスなどの作品を展示しています。
ギャラリーせいほうは彫刻専門ギャラリーとして長い歴史を持っていますが、宮脇愛子先生の個展は1980年以来、二度目となります。
入ってまず観る人を圧倒尾するのが、真鍮彫刻の大作です。
宮脇1969年スタンフリー真鍮
宮脇愛子
「Untitled」
1968年
真鍮
240.0x268.0x10.0cm
signed

油彩(ミクスドメディア)による平面から真鍮やガラス、石などによる立体作品へと移行していった時期の宮脇先生の頂点を示す作品です。
この作品が初めて展示されたのは日本ではなくニューヨーク、1969年9月23日~10月11日の会期で、スタンフリー画廊での個展で発表され、アメリカでの高い評価を獲得します。
Aiko : [exhibition] September 23 through October 11, 1969.
Author: Aiko Miyawaki; Staempfli Gallery (New York, N.Y.)
Publisher: New York : Staempfli, 1969.
宮脇スタンフリー個展案内状
スタンフリー画廊の案内状

宮脇スタンフリー個展
1969年
スタンフリー画廊にて宮脇愛子先生、
40歳のお誕生日を迎えたばかり。

CA2Q8AW1浅田彰
2012年7月6日
銀座・ギャラリーせいほうにて、
浅田彰さんと。

そして60年代を中心とするタブローとガラス作品。
宮脇愛子1961(青)
宮脇愛子
「Work」(TL3-2)
1961年
油彩、大理石粉、ボード
97.0x129.0cm
signed

DSCF3157DSCF3161

DSCF3164

◆「宮脇愛子展」を銀座・ギャラリーせいほうと青山・ときの忘れものの二会場で同時開催しています。
二会場とも7月12日(木)まで会期を延長します。
ただし、7月8日(日)は両会場とも休廊。7月9日(月)は青山会場(ときの忘れもの)は休廊です。

宮脇愛子展案内状
第一会場:ギャラリーせいほう
宮脇愛子の1950年代後半から70年代の平面・立体作品を展示(※8日休廊)。

第二会場:ときの忘れもの
瀧口修造、マン・レイなど宮脇が長年親交した作家たちの作品を展示。(8日9日は休廊)。

La Rencontre, c´est merveilleuse 宮脇愛子、私が出逢った作家たち』を刊行
2012年6月25日発行:ときの忘れもの
限定200部 宮脇愛子オリジナルシルクスクリーンとDVD付
カタログDVD作品合成_m
宮脇愛子、マン・レイ、瀧口修造、斎藤義重、ジオ・ポンティ、阿部展也、エロ、辻邦生、南桂子、オノサト・トシノブ、菅野圭介、ジャスパー・ジョーンズ、堀内正和、サム・フランシス、他
価格:12,600円
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