銀座と青山の二会場で同時開催していた宮脇愛子展が昨日終了いたしました。
ご来場、作品購入されたお客様には心より御礼を申し上げます。
銀座の広い会場での宮脇愛子先生の彫刻と平面の展示は圧巻でしたが、その雰囲気をぜひ再現したいと、WEB展に「ギャラリーせいほう 宮脇愛子展」をアップしました。
宮脇アトリエの協力で、初めて動画での掲載が実現しました。
ご覧になった感想はいかがでしょうか。
7月11日(水)~17 日(火)まで銀座三越で、<コレクター石鍋博子のコレクション作家の作品による展覧会>というサブタイトルのついた、これまた長いタイトルの「アートをおうちに持ち帰る。新しくて、楽しくて、温かい毎日が始まる」展が開催されています。
デパートの企画展にはこのところとんと縁がない亭主ですが、秋山祐徳太子と野口琢郎という名が出品者にあったので、これは行かずばなるまいと汗をふきふき出かけてきました。
<日本の若手作家や現代アートを世界に発信することを目的に、2010年9月に誕生した銀座三越ギャラリー。今回は現代アートを楽しみながらコレクションしている団体、ワンピース倶楽部代表の石鍋博子氏とコラボレーションを組み、「ちょっと難しいかな」と思われがちな現代アートを生活に取り入れやすくご紹介します。>(三越のHPより)
野口琢郎さんは京都の箔屋の生まれで「箔画」と名づけた平面作品を制作しており、10月にときの忘れもので個展を計画しています。
またそれに先立つ9月のKIAF(ソウル)と、10月下旬のウルトラ(東京)にもときの忘れものから出展予定です。
どうぞご期待ください。
日本画や洋画、という名称で象徴されるようにデパートで「現代美術(現代アート)」が扱われることは久しくありませんでした。
長い不況を経て、デパートの美術部も随分と変化したのですね。
銀座のど真ん中から遠く離れて、はるか南の沖縄から「高良憲義展ーぼくは戦争難民ー」の案内をいただきました。
主催する画廊沖縄の上原さんは亭主の30数年来の友人であり、東京以外ではいまでは数少ない取引画廊さんです。
いただいたメールをそのままご紹介します。
謹啓
暑中お見舞い申し上げます。
琉球列島は梅雨も明けました。酷暑の日々が続いております。
爽やかな夏を過ごされますように!どうぞご自愛くださいませ。
さて、今年は戦後67年、沖縄の日本併合(復帰)40年の節目にあたります。
画廊沖縄では「依存―Independent」のテーマで通年企画展を開催いたしております。
企画第2弾は「高良憲義展」(7月20日~29日)を開催予定です。(添付PDF)
昨今の沖縄の状況は在沖米軍基地をめぐり「辺野古米軍基地建設反対」、「米軍普天間基地即時返還」、「日米の軍事植民地=沖縄」、「日本の沖縄差別」、「沖縄の民意無視」、「危険なオスプレイ配備」、「普天間基地封鎖」、「沖縄の全米軍基地封鎖」など声が聞かれ、130万沖縄人の島ぐるみ闘争の様相になってきたようです。
日本の軍事的「捨て石」「防波堤」「米国のアジア戦略」が近年ますます露わに、・・・。
そこで、美術は社会的状況にどのように反応したか、しなかったのか。また機能するか、しないのか・・
画廊からアプローチした企画展です。どうぞお立ち寄りください。
ではお知らせまで。
敬具
2012年7月吉日 画廊主 上原誠勇
画廊沖縄 GALLERY OKINAWA
373 Kamizato Haebaru Okinawa
Tel:098-888-6117
uehara@galleryokinawa.com
www.galleryokinawa.com


上原さんのことはこのブログで何度かご紹介しています。
『中央(東京)文脈のフィルターをはずし、独自の「琉球・沖縄の美術」文脈があってもよい。』という考え方で長年画商として美術文化の発展に尽力しています。
上原さんのホームページの「画廊主のつぶやき(ボヤキ!)」をお読みいただきたいのですが、沖縄が置かれている状況を中央にいる私たちは実感として理解できていない、大きな落差があると感じます。
誤解なきように申し上げますが、上原さんがいつも政治的な主張を声高にしているかというとそんなことはなく、私たちはごく普通に現代美術を商う画商として付き合いを続けてきました。
今日は13日の金曜日、先週は雨でずぶ濡れになり風邪を引きかけましたが、今日もあいにくの天気らしい。
ご来場、作品購入されたお客様には心より御礼を申し上げます。
銀座の広い会場での宮脇愛子先生の彫刻と平面の展示は圧巻でしたが、その雰囲気をぜひ再現したいと、WEB展に「ギャラリーせいほう 宮脇愛子展」をアップしました。
宮脇アトリエの協力で、初めて動画での掲載が実現しました。
ご覧になった感想はいかがでしょうか。
7月11日(水)~17 日(火)まで銀座三越で、<コレクター石鍋博子のコレクション作家の作品による展覧会>というサブタイトルのついた、これまた長いタイトルの「アートをおうちに持ち帰る。新しくて、楽しくて、温かい毎日が始まる」展が開催されています。
デパートの企画展にはこのところとんと縁がない亭主ですが、秋山祐徳太子と野口琢郎という名が出品者にあったので、これは行かずばなるまいと汗をふきふき出かけてきました。
<日本の若手作家や現代アートを世界に発信することを目的に、2010年9月に誕生した銀座三越ギャラリー。今回は現代アートを楽しみながらコレクションしている団体、ワンピース倶楽部代表の石鍋博子氏とコラボレーションを組み、「ちょっと難しいかな」と思われがちな現代アートを生活に取り入れやすくご紹介します。>(三越のHPより)
野口琢郎さんは京都の箔屋の生まれで「箔画」と名づけた平面作品を制作しており、10月にときの忘れもので個展を計画しています。
またそれに先立つ9月のKIAF(ソウル)と、10月下旬のウルトラ(東京)にもときの忘れものから出展予定です。
どうぞご期待ください。
日本画や洋画、という名称で象徴されるようにデパートで「現代美術(現代アート)」が扱われることは久しくありませんでした。
長い不況を経て、デパートの美術部も随分と変化したのですね。
銀座のど真ん中から遠く離れて、はるか南の沖縄から「高良憲義展ーぼくは戦争難民ー」の案内をいただきました。
主催する画廊沖縄の上原さんは亭主の30数年来の友人であり、東京以外ではいまでは数少ない取引画廊さんです。
いただいたメールをそのままご紹介します。
謹啓
暑中お見舞い申し上げます。
琉球列島は梅雨も明けました。酷暑の日々が続いております。
爽やかな夏を過ごされますように!どうぞご自愛くださいませ。
さて、今年は戦後67年、沖縄の日本併合(復帰)40年の節目にあたります。
画廊沖縄では「依存―Independent」のテーマで通年企画展を開催いたしております。
企画第2弾は「高良憲義展」(7月20日~29日)を開催予定です。(添付PDF)
昨今の沖縄の状況は在沖米軍基地をめぐり「辺野古米軍基地建設反対」、「米軍普天間基地即時返還」、「日米の軍事植民地=沖縄」、「日本の沖縄差別」、「沖縄の民意無視」、「危険なオスプレイ配備」、「普天間基地封鎖」、「沖縄の全米軍基地封鎖」など声が聞かれ、130万沖縄人の島ぐるみ闘争の様相になってきたようです。
日本の軍事的「捨て石」「防波堤」「米国のアジア戦略」が近年ますます露わに、・・・。
そこで、美術は社会的状況にどのように反応したか、しなかったのか。また機能するか、しないのか・・
画廊からアプローチした企画展です。どうぞお立ち寄りください。
ではお知らせまで。
敬具
2012年7月吉日 画廊主 上原誠勇
画廊沖縄 GALLERY OKINAWA
373 Kamizato Haebaru Okinawa
Tel:098-888-6117
uehara@galleryokinawa.com
www.galleryokinawa.com


上原さんのことはこのブログで何度かご紹介しています。
『中央(東京)文脈のフィルターをはずし、独自の「琉球・沖縄の美術」文脈があってもよい。』という考え方で長年画商として美術文化の発展に尽力しています。
上原さんのホームページの「画廊主のつぶやき(ボヤキ!)」をお読みいただきたいのですが、沖縄が置かれている状況を中央にいる私たちは実感として理解できていない、大きな落差があると感じます。
誤解なきように申し上げますが、上原さんがいつも政治的な主張を声高にしているかというとそんなことはなく、私たちはごく普通に現代美術を商う画商として付き合いを続けてきました。
今日は13日の金曜日、先週は雨でずぶ濡れになり風邪を引きかけましたが、今日もあいにくの天気らしい。
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