九州各地で観測史上最大となるよう猛烈な大雨により多くの人たちが亡くなり、被災されたことに心よりお見舞い申し上げます。
被災された地域には私どものお客様も少なからずおられ、被害がなかったか心配です。

東京も蒸し暑い日が続いていますが、今年の秋のラインナップがやっと固まってきました。
先ず、アートフェアへの出展が毎月のようにあります。
8月が名古屋、9月がKIAF(ソウル)、10月末には尾立麗子のキューレーションによるウルトラ005(東京)、そして11月には恐らく韓国のもう一つのフェアに出展する予定です。
画廊での企画展は、
10月=ときの忘れもの初登場となる野口琢郎さんの箔画個展と、やはり初登場の大竹昭子さんの写真展。
11月=やはり初登場の韓国の女性作家・河明殷さんの個展と、井桁裕子さんの人形展。
12月=社長と亭主の開廊以来の夢だったある作家の遺作展を開催します。ご期待ください。

上にも記しましたが、ときの忘れもので10月に個展とポートフォリオの刊行を計画している大竹昭子さんからお便りをいただいたので、ご紹介します。
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みなさま

梅雨明けはまだだそうですが、外はもう夏の陽射し。夕空が美しいです。
でも、夏至はもう過ぎてますから日はどんどん短くなっているんですね。
なんだか理不尽な気もしますが、お変わりなくお過ごしでしょうか。

片岡義男さんをゲストにお迎えしての7月のカタリココ、今週土曜に迫りました。
予約は開始してすぐに埋まり、片岡さんの謎にせまると宣言したこのイベントへの期待がうかがえます。
大風呂敷を広げすぎたかといつになく緊張しています。
(中略)

同じ7月14日には新刊『日和下駄とスニーカー』(洋泉社)が書店に並ぶはずです。
永井荷風の『日和下駄』を片手に、東京の地形を探訪したもので、写真と自作の地図付き。
カバーにはデザイナーの五十嵐哲夫さんの手になる荷風とわたしのシルエット像が載ってます!

日和下駄とスニーカー


7月26日には写真のキュレーター、本尾久子さんの企画による「i-love-photography-talk and walk 写真を語る」という連続イベントに出演します。
トークの相手はおアイヴァン・ヴァルタニアンさん。テーマは「日本写真のおもしろさ」。
このテーマで話すのに彼ほどふさわしい人はいないですから、心から愉しみにしています。

http://i-love-photo.eyesencia.com/

26日を最後に今年前半の催しが終わります。つぎは9月からです。
8月は夏休みをとりますので、メールなどがつながりにくくなります
が、どうかお許しください。
それではみなさま、よい夏をお過ごしになりますように!

大竹 昭子
http://katarikoko.blog40.fc2.com/

NY1_600大竹昭子「1980年 NYイーストビレッジ」

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