面白い恋人
世の中には奥ゆかしい人がいるもので、来客の対応を一手に引き受けている新人スタッフの李秀香は大阪出身で、「英語必須」という募集要項に応じて試験を受け、今春入社しました。
履歴書には何も書いてなかったのですが(普通は書くと思うのですが・・・)、入社後しばらくしてフランス語が堪能だということが判明。
亭主「フランス語もできるの?」
李「はい、一番得意なんですが」
亭主「一番って、ほかにもできるの?」
李「はい、ハングルも」
亭主「・・・・・」
というわけで、フランス語、英語、ハングル、そして日本語を自在に操る、ときの忘れものにはもったいないような人材です。
先日、代休をまとめてとり、休み明けにもってきてくれたのが写真のお菓子。
白い恋人」の文字が目に入り、ご主人と北海道に旅行でもしたのかしら、と思ってよく見たら「白い恋人」ではないか。
小さな字で<大阪新名物>とある、笑ってしまいました。

さて昨日から始まった「大竹昭子写真展―Gaze+Wonder/NY1980」、たくさんのお客様に来ていただいています。

さざなみの果てのみづいろ小鳥来る    由季

オープニングは多方面での大竹さんの活躍を反映して、俳人の日下野由季さん、写真家の畠山直哉さん、出版社の編集者の皆さんなどなど、多彩なお客様にご出席いただきました。
飯沢好太郎20121019
ブログで「日本の写真家たち」を連載中の飯沢耕太郎さん

20121019オープニング
大竹さんを囲んで

大竹展オープニング
大竹さんと話しているのは「Luv Pop TYO (Pop U NYC跡地)」の執筆者・林光一郎さん

土淵さん
大竹さんと話しているのはブログで「瀧口修造の箱舟」を連載中の土淵信彦さん。右後方は「バス停カメラマン」の柴田秀一郎さん

高橋龍太郎さん
現代美術の大コレクションで知られる高橋龍太郎さん

otake_01_yorunokaiwa《夜の会話》
1980-82年(2012年プリント)
ゼラチンシルバープリント
Image size: 31.6x47.0cm
Sheet size: 41.0x50.8cm
Ed.10
Signed

otake_02_Staten-Island-Ferry《スタッテンアイランド・フェリー》
1980-82年(2012年プリント)
ゼラチンシルバープリント
Image size: 31.6x47.0cm
Sheet size: 41.0x50.8cm
Ed.10  Signed

otake_03_WHEREVER-THEY-ARE《WHEREVER THEY ARE》
1980-82年(2012年プリント)
ゼラチンシルバープリント
Image size: 31.6x47.0cm
Sheet size: 41.0x50.8cm
Ed.10  Signed

otake_04_madokara《窓からの眺め》
1980-82年(2012年プリント)
ゼラチンシルバープリント
Image size: 31.6x47.0cm
Sheet size: 41.0x50.8cm
Ed.10  Signed

本日(日曜)と明日(月)、そして今週も来週もときの忘れものは無休で開廊しています。

*明日のブログにはフランスで活躍する桐村茜さんにエッセイ<詩画集のこと>を執筆していただきました。お楽しみに。

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◆ときの忘れものは2012年10月19日[金]―10月27日[土]「大竹昭子写真展―Gaze+Wonder/NY1980」を開催しています(会期中無休)。
227_OHTAKE
エッセイ、対談、小説、書評、そして写真と様々な場で活躍する大竹昭子が30年前のニューヨークで撮影したモノクロ写真27点をご覧いただきます。

●オリジナルプリント12点組よりなる大竹昭子ポートフォリオ『Gaze+Wonder NY1980』を刊行しました。
カタログをご請求ください。
オリジナルプリント12点組
限定8部(各作品にサインと限定番号入り)
テキスト:堀江敏幸、大竹昭子
価格:231,000円(税込)
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