気候が変化したり、ちょっとハードスケジュールだったりすると亭主の体調が崩れ、社長が看病というのがパターンなんですが、今回は珍しく社長が寝込んでしまった。風邪だと思うのですが、心配です。
季節柄、皆さんもご自愛ください。
約一ヶ月続いた「松本竣介展」が19日に終わり、しばらくは企画はないので、画廊は静けさに包まれて、とはいきません。
今年は年頭の誓いの通り、企画展は極力抑えて、インターバルを長くし、その間にさまざまな課題を片付けようと考えています。
次回「銀塩写真の魅力 IV展」は2月8日からなので、それまでの通常なら常設展示の期間を利用してある試みというか、作業が今日の夕方から進行します。
もともと狭い空間なので、作品の整理、お買い上げいただいた作品の発送、新しく入ってきた作品の調査と撮影などの作業はなるべくお客様のいないときを見はからってするのですが、今回もその一環。
別に秘密でも何でもないので、いらした方は「何だ」と思われるでしょうが、ちょっとしたイベントではあります。
思わせぶりなことは止めろとお叱りを受けそうですが、亭主としては皆さんに見てもらいたいけれど一度にたくさん来られたら困る(狭いので)という次第です。
まあお時間があるときにちょっとのぞいてください。
画廊コレクションから、キネティック・アートのパイオニアの一人、ヤコブ・アガムの作品をご紹介します。

ヤコブ・アガム
「Message of Peace (Olympic Suite)」
1978年 シルクスクリーン
イメージサイズ 89.5x75.0cm
額サイズ 120.1x101.5cm
Signed
アガムの特徴的なカラフルな格子の間にオリンピックマークが見えるようで見えない、不思議な雰囲気をもつ作品です。
キネティック・アートというのは、動く美術作品、または動くように見える美術作品のことで、アレクサンダー・カルダーやジャン・ティンゲリーなどが知られています。
日本では飯田善國などの作品も加えていいでしょう。
カルダーのモビールは、空気の動きが作品を変化させますが、アガムの作品は、主に観客が作品に触れたり、見る位置を変えたりすることで作品が変化して行くものです。
■ヤコブ・アガム(Yaacov Agam)
1928年イスラエル生まれ。本名Yaacov Gipstein。
エルサレムのベツァレル美術デザイン学院で絵画を学び、その後、チューリッヒ大学などでも学んだ後、1951年パリに移住。1953年にGalerie Gravenで開催した最初の個展は、キネティック・アートに専念した作家としての美術史初めての個展として大成功を収めました。アガムの作品は、作品自体の運きや、観客による運動、光や音響を使った抽象的なキネティック・アートで、それらは、宗教家であった父親が探求していたものの視覚化を目指したものであると言われています。ニューヨーク近代美術館の『Double Metamorphosis 11』やハーシュホーン美術館の『Transparent Rhythms 11 』、パリのラ・デファンス地区の噴水などが良く知られています。
見る角度によって違ったイメージを見せるレンチキュラーレンズを使った「アガモグラフ(Agamograph)」という技法を考案しました。
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季節柄、皆さんもご自愛ください。
約一ヶ月続いた「松本竣介展」が19日に終わり、しばらくは企画はないので、画廊は静けさに包まれて、とはいきません。
今年は年頭の誓いの通り、企画展は極力抑えて、インターバルを長くし、その間にさまざまな課題を片付けようと考えています。
次回「銀塩写真の魅力 IV展」は2月8日からなので、それまでの通常なら常設展示の期間を利用してある試みというか、作業が今日の夕方から進行します。
もともと狭い空間なので、作品の整理、お買い上げいただいた作品の発送、新しく入ってきた作品の調査と撮影などの作業はなるべくお客様のいないときを見はからってするのですが、今回もその一環。
別に秘密でも何でもないので、いらした方は「何だ」と思われるでしょうが、ちょっとしたイベントではあります。
思わせぶりなことは止めろとお叱りを受けそうですが、亭主としては皆さんに見てもらいたいけれど一度にたくさん来られたら困る(狭いので)という次第です。
まあお時間があるときにちょっとのぞいてください。
画廊コレクションから、キネティック・アートのパイオニアの一人、ヤコブ・アガムの作品をご紹介します。

ヤコブ・アガム
「Message of Peace (Olympic Suite)」
1978年 シルクスクリーン
イメージサイズ 89.5x75.0cm
額サイズ 120.1x101.5cm
Signed
アガムの特徴的なカラフルな格子の間にオリンピックマークが見えるようで見えない、不思議な雰囲気をもつ作品です。
キネティック・アートというのは、動く美術作品、または動くように見える美術作品のことで、アレクサンダー・カルダーやジャン・ティンゲリーなどが知られています。
日本では飯田善國などの作品も加えていいでしょう。
カルダーのモビールは、空気の動きが作品を変化させますが、アガムの作品は、主に観客が作品に触れたり、見る位置を変えたりすることで作品が変化して行くものです。
■ヤコブ・アガム(Yaacov Agam)
1928年イスラエル生まれ。本名Yaacov Gipstein。
エルサレムのベツァレル美術デザイン学院で絵画を学び、その後、チューリッヒ大学などでも学んだ後、1951年パリに移住。1953年にGalerie Gravenで開催した最初の個展は、キネティック・アートに専念した作家としての美術史初めての個展として大成功を収めました。アガムの作品は、作品自体の運きや、観客による運動、光や音響を使った抽象的なキネティック・アートで、それらは、宗教家であった父親が探求していたものの視覚化を目指したものであると言われています。ニューヨーク近代美術館の『Double Metamorphosis 11』やハーシュホーン美術館の『Transparent Rhythms 11 』、パリのラ・デファンス地区の噴水などが良く知られています。
見る角度によって違ったイメージを見せるレンチキュラーレンズを使った「アガモグラフ(Agamograph)」という技法を考案しました。
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