「殿敷侃 遺作展」の二日目の昨日も殿敷さんを知る人たちが続々といらっしゃる。
中には生前の殿敷さんからの手紙や写真まで持参してくださる方もいる。
皆さん、せきをきったようにそれぞれの思い出をお話になる。亭主の知らないことばかり。
まるで20年のときを一気に超えて、いまそこに殿敷さんがいるかのごとく・・・
例年、「ニッパチ」といわれ、8月は仕事にならない。
暑いし、人は来ないし。
多くの画廊さんが長期の夏休みをとるのはそのせいです。
ときの忘れものは数年前から、あえてお盆休みにジョック・スタージスの写真展を開催し、地方のお客さまに喜んでいただいていましたが、今年は通常通り夏休みをとりました。
休み明けの企画は、亭主の長年の宿題であった殿敷さんの遺作展としたのですが、正直これほどの反応とは思いませんでした。
嬉しいし、亡き殿敷侃さんはもちろん、恩師の久保貞次郎先生にも顔向けができる。
加えて、夏なのに海外からのお客様が連日来廊され、バイリンガルの新澤はてんてこ舞い。(日本語オンリーの亭主はのんびり見てるだけですが)
画廊では、殿敷さんの下記のカタログ、作品集を頒布しています。
『殿敷侃 遺作展』カタログ
2013年
ときの忘れもの 発行
15ページ
25.6x18.1cm
執筆:濱本聰
図版:21点
編集:尾立麗子(ときの忘れもの)
デザイン:北澤敏彦(株式会社DIX-HOUSE)
価格:823円(税込)
※送料別途250円
『殿敷侃 遺されたメッセージ・アートから社会へ』展カタログ
1993年
下関市立美術館 発行
47ページ
29.7x20.8cm
執筆:山本和弘、渡部誠一、濱本聰
図版:89点
価格:1,500円(税別)
※送料別途250円
殿敷が亡くなった翌年に下関市立美術館で開催された展覧会のカタログです。
『殿敷侃 Reversing Reality 逆流する現実』
1990年
SOS PLAN 発行
168ページ
29.5x26.0cm
執筆:リン・ガンパート
限定:3,000部
価格:10,000円(税別)
※送料別途250円
『殿敷侃 タイヤの生る木』
1991年
SOS PLAN 発行
28ページ
29.5x21.1cm
執筆:山本和弘
編集:佐藤毅、殿敷侃
限定:2,000部
価格:2,000円(税別)
※送料別途250円
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
◆ときの忘れものは、2013年8月21日[水]―8月31日[土]「殿敷侃 遺作展」を開催しています(※会期中無休)。

広島で生まれた殿敷侃は、被爆体験をもとにヒロシマにまつわる遺品や記憶を細密極まる点描で描き、後に古タイヤなどの廃品で会場を埋めつくすというインスタレーションで現代社会の不条理に対して批判的・挑発的なメッセージを発信します。
1992年50歳で亡くなりますが、本展は初期の原爆ドームのレンガや、鋸、蟹など、点描で精緻に描かれた油彩と版画を約20点ご覧いただきます。
殿敷さんの版画制作の経緯は「久保エディション第4回~殿敷侃」でご紹介しました。
本展カタログのテキストは下関市立美術館の濱本聰先生に執筆をお願いしたほか、このブログでも、山田博規さん(広島県はつかいち美術ギャラリー)、友利香さん、土屋公雄さん、西田考作さんらに寄稿(再録も含む)していただきます。
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中には生前の殿敷さんからの手紙や写真まで持参してくださる方もいる。
皆さん、せきをきったようにそれぞれの思い出をお話になる。亭主の知らないことばかり。
まるで20年のときを一気に超えて、いまそこに殿敷さんがいるかのごとく・・・
例年、「ニッパチ」といわれ、8月は仕事にならない。
暑いし、人は来ないし。
多くの画廊さんが長期の夏休みをとるのはそのせいです。
ときの忘れものは数年前から、あえてお盆休みにジョック・スタージスの写真展を開催し、地方のお客さまに喜んでいただいていましたが、今年は通常通り夏休みをとりました。
休み明けの企画は、亭主の長年の宿題であった殿敷さんの遺作展としたのですが、正直これほどの反応とは思いませんでした。
嬉しいし、亡き殿敷侃さんはもちろん、恩師の久保貞次郎先生にも顔向けができる。
加えて、夏なのに海外からのお客様が連日来廊され、バイリンガルの新澤はてんてこ舞い。(日本語オンリーの亭主はのんびり見てるだけですが)
画廊では、殿敷さんの下記のカタログ、作品集を頒布しています。

2013年
ときの忘れもの 発行
15ページ
25.6x18.1cm
執筆:濱本聰
図版:21点
編集:尾立麗子(ときの忘れもの)
デザイン:北澤敏彦(株式会社DIX-HOUSE)
価格:823円(税込)
※送料別途250円

1993年
下関市立美術館 発行
47ページ
29.7x20.8cm
執筆:山本和弘、渡部誠一、濱本聰
図版:89点
価格:1,500円(税別)
※送料別途250円
殿敷が亡くなった翌年に下関市立美術館で開催された展覧会のカタログです。

1990年
SOS PLAN 発行
168ページ
29.5x26.0cm
執筆:リン・ガンパート
限定:3,000部
価格:10,000円(税別)
※送料別途250円

1991年
SOS PLAN 発行
28ページ
29.5x21.1cm
執筆:山本和弘
編集:佐藤毅、殿敷侃
限定:2,000部
価格:2,000円(税別)
※送料別途250円
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◆ときの忘れものは、2013年8月21日[水]―8月31日[土]「殿敷侃 遺作展」を開催しています(※会期中無休)。

広島で生まれた殿敷侃は、被爆体験をもとにヒロシマにまつわる遺品や記憶を細密極まる点描で描き、後に古タイヤなどの廃品で会場を埋めつくすというインスタレーションで現代社会の不条理に対して批判的・挑発的なメッセージを発信します。
1992年50歳で亡くなりますが、本展は初期の原爆ドームのレンガや、鋸、蟹など、点描で精緻に描かれた油彩と版画を約20点ご覧いただきます。
殿敷さんの版画制作の経緯は「久保エディション第4回~殿敷侃」でご紹介しました。
本展カタログのテキストは下関市立美術館の濱本聰先生に執筆をお願いしたほか、このブログでも、山田博規さん(広島県はつかいち美術ギャラリー)、友利香さん、土屋公雄さん、西田考作さんらに寄稿(再録も含む)していただきます。
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