ときの忘れものでは「細江英公写真展ー抱擁」を開催中ですが(21日まで)、皆さんその大きさに驚かれます。
2008年にエプソンの機器を使って制作(デジタル・ピグメント・プリント)したものですが、既にそのとき使用した紙(当然ながら大きい)はもう作っていないとか。
印画紙も出力用の用紙もどんどんなくなっていく。
一番大きな作品「抱擁 #48」は限定3部、しかも1部は売れてしまっています。

先日舞踏家の大野慶人先生が来廊されました。
横浜で開催される「大野一雄フェスティバル2013」のご案内をいただいたのでご紹介します。
大野慶人
左から、大野慶人先生、社長、お客様のUさん、亭主

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大野一雄フェスティバル2013
再び、時代の魂としての身体表現

会期:2013年9月27日(金)〜11月3日(日) 
会場:BankART Studio NYK、野外及び周辺地域
各公演:前売2,500円/当日3,000円
主催:大野一雄舞踏研究所、BankART1929

大野一雄フェスティバル2013を開催します。
2004年第1回のフェスティバルで「時代の魂としての身体表現」というテーマで大野一雄自身に焦点を当てたプログラムを展開しました。フェスティバルは年年規模を拡大し、視野を広げ、10年目を迎えました。本年は今一度、大野一雄が舞踊を通じて時代の魂に近づいていった人であるという自明の事実を思い起こし、継承し、創造する作業を続けます。 1階のホールでは 会期中3団体がレジデンスし、作品制作と発表を行います。3階では、ますます拡張を続ける現代のダンスに焦点をあて映像展示、アーカイヴ資料展示、ネット空間に溢れるダンスにもアプローチします。また、国際プログラムとして、リヨン都市共同体の国立振付センターディレクター、ユヴァル・ピック氏が率いる舞踊団を招聘します。さらに、大野一雄と深い親交があり、現代演劇に巨大な足跡を残した観世榮夫氏を追悼するKANZE HIDEO DAYを開催します。過去の優れた遺産は執着を持って現在に回収し、未来を思考するフェスティバルにしたいと思います。皆さまのご参加を心よりお待ちしています。
20130923-1
死海にて、左が大野一雄、右が大野慶人

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展示及び公演の詳細はコチラを参照。

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画廊コレクションから細江英公、横尾忠則、大野一雄、大野慶人によって生まれた作品をご紹介します。
OnoKazuo細江英公/横尾忠則
《胡蝶の夢(大野一雄)》
2007年
Screenprint  
103.0×72.8cm
Ed.120
細江英公・横尾忠則二人のサイン入り

36732d14[1]細江英公
《釧路湿原に舞う大野一雄》
1994年
写真(ゼラチン・シルバー・プリント)
23.5×23.0cm
サインあり

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◆ときの忘れものは、2013年9月11日[水]―9月21日[土]「細江英公写真展ー抱擁」を開催しています(※会期中無休)。
細江展DM
細江英公の〈抱擁〉特大サイズによるシリーズをご覧いただきます。
〈おとこと女〉の続編とも言うべきこの〈抱擁〉は、肉体の美を簡潔に捉え、プリントも男の肉体の黒さと女の白さの対比を際立たせています。