2013年の最後を飾る第244回企画展「ジョナス・メカスとその時代」を明日から開催します。

会期=2013年12月18日[水]―12月28日[土]
12:00-19:00 会期中無休
ナチスドイツ続いてソ連の圧迫から逃れ、アメリカに亡命したジョナス・メカスは映像による表現に革命的変化をもたらし、フルクサスなど20世紀後半の美術運動に参加し、激動の時代を生き抜いてきました。12月24日には91歳の誕生日を迎えます。
本展ではジョナス・メカスの新作プリント10点を中心に展示致します。また、彼が交友した仲間たちや時代をともにした作家たちの作品も合わせて展示します。
会期中、メカスの映像作品を毎日18時より(26日のみ17時から)上映します。
映像はDVDからプロジェクターを使っての上映です。
入場無料、予約は必要ありませんが、メカスさんのフィルムアーカイブへの支援カンパ箱を用意しますので、ご協力ください。
最も有名な「リトアニアへの旅の追憶(82分)」は12月20日(金)18:00~19:22の上映です。
●上映スケジュール
12月18日(水)18:00~19:01(61分)
「Short Film Works」(1949-2002, 98min)の「CASSIS」~「TRAVEL SONGS」
12月19日(木)18:00~18:37(37分)
「Short Film Works」(1949-2002, 98min)の「QUARTET NUMBER ONE」~「WILLIAMSBURG」
12月20日(金)18:00~19:22(82分)
「Reminiscences of a Journey to Lithuania」(1972、82min)
リトアニアへの旅の追憶
12月21日(土)18:00~19:08(68分)
「The Brig」(1964、68min)
12月22日(日)18:00~19:20(80分)
「As I Was Moving Ahead Occasionally I saw Brief Glimpses of Beauty」(2000、288min)4日に分けて上映
12月23日(月)18:00~19:20(80分)
「As I Was Moving Ahead Occasionally I saw Brief Glimpses of Beauty」(2000、288min)4日に分けて上映
12月24日(火)18:00~19:20(80分)
「As I Was Moving Ahead Occasionally I saw Brief Glimpses of Beauty」(2000、288min)4日に分けて上映
12月25日(水)18:00~18:48(48分)
「As I Was Moving Ahead Occasionally I saw Brief Glimpses of Beauty」(2000、288min)4日に分けて上映
12月26日(木)17:00~18:00(60分)
「Walden」(1969、180min)3日に分けて上映
12月27日(金)18:00~19:00(60分)
「Walden」(1969、180min)3日に分けて上映
12月28日(土)18:00~19:00(60分)
「Walden」(1969、180min)3日に分けて上映
クリスマスに91歳を迎えるジョナス・メカスさんから本展のために制作した新作プリント10点(ポートレート・シリーズ)を送ってもらいましたので、順次ご紹介します。
●Sam Fuller,1977

“Sam Fuller,1977"
1977(Printed in 2013)
Archival inkjet prints
Ed.7 Signed
*サミュエル・フラー
Samuel(Sam) Fuller(1912~1997)
アメリカ人映画監督。1949年にわずか10日間で撮影が終了したという『地獄の挑戦』で監督デビュー。自らの裏社会での経験、戦争中の困難な体験、そして米国南部での人種差別への取材などから、独特のエキセントリックな作風を生み出している。ほとんどの作品が独立プロダクションの中で低予算で早撮りで作られた。アメリカではB級映画監督と見なされていたが、フランスなどでは高く評価され、後に米国本土でも再評価された。 晩年は、製作の本拠地をヨーロッパに移し、時にはヴィム・ヴェンダースやアキ・カウリスマキの作品などにゲスト出演した。
●Nick Ray, Spring Street, New York. 1978

“Nick Ray, Spring Street, New York. 1978”
1978(Printed in 2013)
Archival inkjet prints
Ed.7 Signed
*ニコラス・レイ
Nicholas(Nick) Ray(1911~1979)
アメリカ人映画監督。1950年代アメリカ映画の隠れた巨匠であり、ヌーヴェルヴァーグの作家たちから尊敬を受けた監督として知られる。代表作はジェームス・ディーン主演の「理由なき反抗」。
■ジョナス・メカス Jonas MEKAS(1922-)
1922年リトアニア生まれ。ソ連次いでナチス・ドイツがリトアニアを占領。強制収容所に送られるが、45年収容所を脱走、難民キャンプを転々とし、49年アメリカに亡命。16ミリカメラで自分の周りの日常を日記のように撮り始める。65年『営倉』がヴェネツィア映画祭で最優秀賞受賞。83年初来日。89年NYにアンソロジー・フィルム・アーカイヴズを設立。2005年ときの忘れものの個展のために4度目の来日。『リトアニアへの旅の追憶』『ウォルデン』の作者は映像を志す人にとって神様のような人ですが、前衛映画の蒐集保存のための美術館建設計画を進めていた頃のメカスさんは「フィルムは山ほどあるがお金がない」状態で、少しでも応援しようと83年に日本にお招きし7点の版画をつくって貰いました。それがメカスさん独自の写真作品制作のきっかけです。メカスさんの写真と版画はときの忘れものでいつでもご覧になれます。
◆ときの忘れものは2013年12月18日[水]―12月28日[土]クリスマスに91歳を迎えるジョナス・メカスさんの新作を中心に「ジョナス・メカスとその時代」展を開催します。
会期中、毎日メカスさんの映像作品を上映します。
●ジョナス・メカスの書籍・DVDのご案内はコチラ。
●冬季休廊のお知らせ
ときの忘れものは12月29日(日)~2014年1月6日(月)まで冬季休廊となります。

会期=2013年12月18日[水]―12月28日[土]
12:00-19:00 会期中無休
ナチスドイツ続いてソ連の圧迫から逃れ、アメリカに亡命したジョナス・メカスは映像による表現に革命的変化をもたらし、フルクサスなど20世紀後半の美術運動に参加し、激動の時代を生き抜いてきました。12月24日には91歳の誕生日を迎えます。
本展ではジョナス・メカスの新作プリント10点を中心に展示致します。また、彼が交友した仲間たちや時代をともにした作家たちの作品も合わせて展示します。
会期中、メカスの映像作品を毎日18時より(26日のみ17時から)上映します。
映像はDVDからプロジェクターを使っての上映です。
入場無料、予約は必要ありませんが、メカスさんのフィルムアーカイブへの支援カンパ箱を用意しますので、ご協力ください。
最も有名な「リトアニアへの旅の追憶(82分)」は12月20日(金)18:00~19:22の上映です。
●上映スケジュール
12月18日(水)18:00~19:01(61分)
「Short Film Works」(1949-2002, 98min)の「CASSIS」~「TRAVEL SONGS」
12月19日(木)18:00~18:37(37分)
「Short Film Works」(1949-2002, 98min)の「QUARTET NUMBER ONE」~「WILLIAMSBURG」
12月20日(金)18:00~19:22(82分)
「Reminiscences of a Journey to Lithuania」(1972、82min)
リトアニアへの旅の追憶
12月21日(土)18:00~19:08(68分)
「The Brig」(1964、68min)
12月22日(日)18:00~19:20(80分)
「As I Was Moving Ahead Occasionally I saw Brief Glimpses of Beauty」(2000、288min)4日に分けて上映
12月23日(月)18:00~19:20(80分)
「As I Was Moving Ahead Occasionally I saw Brief Glimpses of Beauty」(2000、288min)4日に分けて上映
12月24日(火)18:00~19:20(80分)
「As I Was Moving Ahead Occasionally I saw Brief Glimpses of Beauty」(2000、288min)4日に分けて上映
12月25日(水)18:00~18:48(48分)
「As I Was Moving Ahead Occasionally I saw Brief Glimpses of Beauty」(2000、288min)4日に分けて上映
12月26日(木)17:00~18:00(60分)
「Walden」(1969、180min)3日に分けて上映
12月27日(金)18:00~19:00(60分)
「Walden」(1969、180min)3日に分けて上映
12月28日(土)18:00~19:00(60分)
「Walden」(1969、180min)3日に分けて上映
クリスマスに91歳を迎えるジョナス・メカスさんから本展のために制作した新作プリント10点(ポートレート・シリーズ)を送ってもらいましたので、順次ご紹介します。
●Sam Fuller,1977

“Sam Fuller,1977"
1977(Printed in 2013)
Archival inkjet prints
Ed.7 Signed
*サミュエル・フラー
Samuel(Sam) Fuller(1912~1997)
アメリカ人映画監督。1949年にわずか10日間で撮影が終了したという『地獄の挑戦』で監督デビュー。自らの裏社会での経験、戦争中の困難な体験、そして米国南部での人種差別への取材などから、独特のエキセントリックな作風を生み出している。ほとんどの作品が独立プロダクションの中で低予算で早撮りで作られた。アメリカではB級映画監督と見なされていたが、フランスなどでは高く評価され、後に米国本土でも再評価された。 晩年は、製作の本拠地をヨーロッパに移し、時にはヴィム・ヴェンダースやアキ・カウリスマキの作品などにゲスト出演した。
●Nick Ray, Spring Street, New York. 1978

“Nick Ray, Spring Street, New York. 1978”
1978(Printed in 2013)
Archival inkjet prints
Ed.7 Signed
*ニコラス・レイ
Nicholas(Nick) Ray(1911~1979)
アメリカ人映画監督。1950年代アメリカ映画の隠れた巨匠であり、ヌーヴェルヴァーグの作家たちから尊敬を受けた監督として知られる。代表作はジェームス・ディーン主演の「理由なき反抗」。
■ジョナス・メカス Jonas MEKAS(1922-)
1922年リトアニア生まれ。ソ連次いでナチス・ドイツがリトアニアを占領。強制収容所に送られるが、45年収容所を脱走、難民キャンプを転々とし、49年アメリカに亡命。16ミリカメラで自分の周りの日常を日記のように撮り始める。65年『営倉』がヴェネツィア映画祭で最優秀賞受賞。83年初来日。89年NYにアンソロジー・フィルム・アーカイヴズを設立。2005年ときの忘れものの個展のために4度目の来日。『リトアニアへの旅の追憶』『ウォルデン』の作者は映像を志す人にとって神様のような人ですが、前衛映画の蒐集保存のための美術館建設計画を進めていた頃のメカスさんは「フィルムは山ほどあるがお金がない」状態で、少しでも応援しようと83年に日本にお招きし7点の版画をつくって貰いました。それがメカスさん独自の写真作品制作のきっかけです。メカスさんの写真と版画はときの忘れものでいつでもご覧になれます。
◆ときの忘れものは2013年12月18日[水]―12月28日[土]クリスマスに91歳を迎えるジョナス・メカスさんの新作を中心に「ジョナス・メカスとその時代」展を開催します。

●ジョナス・メカスの書籍・DVDのご案内はコチラ。
●冬季休廊のお知らせ
ときの忘れものは12月29日(日)~2014年1月6日(月)まで冬季休廊となります。
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