「瀧口修造展 Ⅰ」カタログ刊行
<ギャラリーときの忘れもの、で瀧口修造展を見る。瀧口のドローイングやロトデッサン、バーンドドローイングなど。本当に素晴らしい。会場をうめている作品すべてを販売している。感想は「やっぱり瀧口さんは詩人だなあ・・・」ということ。造形作品だけどポエジーを感じる、言葉が潜んでいる。素晴らしい展示。>(中村惠一さんのtwitterより)
昨日、冷たい雨の降るなか「瀧口修造展 Ⅰ」の初日を迎えました。
平日だし、いつもなら一人か二人、多くても数人の来廊者と思い、出来上がったばかりのカタログの検品と発送作業を画廊でのんびり行なっておりました。
あにはからんや、次々とドアを開けてくる人、人・・・
私たちの力ではなく、「瀧口修造」という存在の大きさをあらためて感じた一日でした。
こちらの不行き届きで案内状もお送りしていなかった小樽や足利の美術館の学芸員の方が遠路はるばるお運びいただいたのには恐縮しました。
夕方には、ほぼ同時期に瀧口修造展を開催するTS4312の澤登さん、NHKの日曜美術館のディレクターだった西松さん、ご遺族の皆さん、本展の企画監修者である土渕信彦さんなどが来廊され、近くのお蕎麦屋さんで、泉下の瀧口先生を偲び、ささやかなオープニングの祝宴をいたしました。
瀧口先生への評論家、詩人というレッテルをはずし、造形作家としての仕事を多くの人たちに知ってほしい、作品をコレクションして、詩を味わうように作品を愛でてほしい。
そういう思いをこめて、カタログを刊行しました。
ときの忘れものが久しぶりに全力投球で編集したカタログです。

『瀧口修造展 I』図録
2013年
ときの忘れもの 発行
図版:44点
英文併記
21.5x15.2cm
ハードカバー
76ページ
執筆:土渕信彦「瀧口修造―人と作品」
再録:瀧口修造「私も描く」(『藝術新潮』 新潮社 1961年 5月)
瀧口修造「手が先き、先きが手」(『季刊トランソニック』第2号 全音楽譜出版社 1974年4月)
編集:尾立麗子(ときの忘れもの)
デザイン:北澤敏彦(株式会社DIX-HOUSE)
価格:2,100円(税込)
※送料別途250円



こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
ご注文いただければ嬉しいです。







◆ときの忘れものは2014年1月8日[水]―1月25日[土]「瀧口修造展 Ⅰ」を開催しています。
2014年、ときの忘れものでは3回に分けてドローイング、バーントドローイング、ロトデッサン、デカルコマニーなど瀧口修造作品をご覧いただきます(1月、3月、12月)。
このブログでは関係する記事やテキストを「瀧口修造の世界」として紹介します。土渕信彦のエッセイ「瀧口修造の箱舟」と合わせてお読みください。
●瀧口修造 Shuzo TAKIGUCHIの出品作品を順次ご紹介します。

瀧口修造 Shuzo TAKIGUCHI
「出品番号 I-23」
水彩、インク、紙
イメージサイズ:32.0×23.5cm
シートサイズ :37.5×30.0cm

瀧口修造 Shuzo TAKIGUCHI
「出品番号 I-24」
1960年
水彩、インク、紙
イメージサイズ:26.5×16.5cm
シートサイズ:29.0×23.4cm
裏に年記、サインあり
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<ギャラリーときの忘れもの、で瀧口修造展を見る。瀧口のドローイングやロトデッサン、バーンドドローイングなど。本当に素晴らしい。会場をうめている作品すべてを販売している。感想は「やっぱり瀧口さんは詩人だなあ・・・」ということ。造形作品だけどポエジーを感じる、言葉が潜んでいる。素晴らしい展示。>(中村惠一さんのtwitterより)
昨日、冷たい雨の降るなか「瀧口修造展 Ⅰ」の初日を迎えました。
平日だし、いつもなら一人か二人、多くても数人の来廊者と思い、出来上がったばかりのカタログの検品と発送作業を画廊でのんびり行なっておりました。
あにはからんや、次々とドアを開けてくる人、人・・・
私たちの力ではなく、「瀧口修造」という存在の大きさをあらためて感じた一日でした。
こちらの不行き届きで案内状もお送りしていなかった小樽や足利の美術館の学芸員の方が遠路はるばるお運びいただいたのには恐縮しました。
夕方には、ほぼ同時期に瀧口修造展を開催するTS4312の澤登さん、NHKの日曜美術館のディレクターだった西松さん、ご遺族の皆さん、本展の企画監修者である土渕信彦さんなどが来廊され、近くのお蕎麦屋さんで、泉下の瀧口先生を偲び、ささやかなオープニングの祝宴をいたしました。
瀧口先生への評論家、詩人というレッテルをはずし、造形作家としての仕事を多くの人たちに知ってほしい、作品をコレクションして、詩を味わうように作品を愛でてほしい。
そういう思いをこめて、カタログを刊行しました。
ときの忘れものが久しぶりに全力投球で編集したカタログです。

『瀧口修造展 I』図録
2013年
ときの忘れもの 発行
図版:44点
英文併記
21.5x15.2cm
ハードカバー
76ページ
執筆:土渕信彦「瀧口修造―人と作品」
再録:瀧口修造「私も描く」(『藝術新潮』 新潮社 1961年 5月)
瀧口修造「手が先き、先きが手」(『季刊トランソニック』第2号 全音楽譜出版社 1974年4月)
編集:尾立麗子(ときの忘れもの)
デザイン:北澤敏彦(株式会社DIX-HOUSE)
価格:2,100円(税込)
※送料別途250円



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◆ときの忘れものは2014年1月8日[水]―1月25日[土]「瀧口修造展 Ⅰ」を開催しています。

このブログでは関係する記事やテキストを「瀧口修造の世界」として紹介します。土渕信彦のエッセイ「瀧口修造の箱舟」と合わせてお読みください。
●瀧口修造 Shuzo TAKIGUCHIの出品作品を順次ご紹介します。

瀧口修造 Shuzo TAKIGUCHI
「出品番号 I-23」
水彩、インク、紙
イメージサイズ:32.0×23.5cm
シートサイズ :37.5×30.0cm

瀧口修造 Shuzo TAKIGUCHI
「出品番号 I-24」
1960年
水彩、インク、紙
イメージサイズ:26.5×16.5cm
シートサイズ:29.0×23.4cm
裏に年記、サインあり
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