ときの忘れものでは「野口琢郎展」を開催しています。
一昨日のオープニングには冷たい雨の中、たくさんのお客様にご来廊いただきありがとうございました。
明日19日(金)18時よりは、野口琢郎さんと三上豊さん(和光大学教授)を迎えてギャラリートークを開催します。まだ残席がございますので、どうぞご参加ください。
参加費1,000円
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●野口琢郎さんのエッセイ「京都西陣より」連載中です。毎月15日に掲載します。こちらもどうぞご愛読ください。

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●野口琢郎さんのfacebookより
10月15日(水)
12月個展に向けての新作構想中、次は「Landscape#31」15号F。
Landscapeのシリーズを作るのも一年近くぶりで、何か進化させたいけど、なかなか構想まとまらんです。
それにしても、台風が去って京都は急に寒くなりました、今夜は気温13度位、急に季節が進んだみたい。

10月27日(月)
新作「Landscape#31」箔押し60%弱終了、だいぶ街が広がりました。
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11月6日(木)
12月東京個展に向けての新作「Landscape#31」15号F (65.2x53.0cm)、細部を仕上げて完成したので、DM用に撮影。
あえて固い感じにしたくて、初期の「Landscape#1」を参考に制作、進化した所もあったのでこれはこれで良いのですが、出来てみるとやっぱりちょっと固いなと。そう作ったので当たり前なんですが…
で、大作もこの感じで作ろうと構想していたものの、固いの作ると柔らかくしたくなったので(笑)急遽構想をやり直して何とかまとまりました。
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11月7日(金)
大作Landscape#32のパネル下描き、やっぱり150号M (227.3x145.5cm)はデカい、でもきっと迫力ある作品になります。
画像に写る為にパネルの向こうにいますが(笑)
構図は手前が下で、向こうが上の縦構図です。
さぁ最後の砦、がんばります。
それにしても仕事部屋汚い…
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11月12日(水)
おはようございます。大作「Landscape#32」の箔押しは少しずつ進んではいますが、昨晩から風邪気味でどうも進みが遅く、さすがに先は長そうです。

11月21日(金)
12月東京個展に向けての大作「Landscape#32」150号M (227.3x145.5cm)の箔押しは90%進み、あと一日で埋め尽くし、12月頭シンガポールから帰ってから細部を仕上げて完成です。
やっと、やっとここまで来たかという感じで、今までの限界とか、クオリティとか色々と超えられた気がします。
ずっと前から、これ位のサイズでLandscapeを作れば絶対迫力あるだろうと思っていながら、それにかかるであろう時間や労力に怖気づいてた所もあったので、作って良かったと思います。

12月7日(日)
京都は気温2℃…ちょっとシンガポールに戻りたい、、
帰ってきてからずっと東京個展に出展する作品の仕上げ中です。
逆算して意外に余裕でできるかと思っていたら、作品発送の為にいつもの運送屋さんに電話したら、集荷日が想像よりも2日程早くて9日(火)!
それで時間が無い!となって必死で仕上げてます。
勝手に想定したらダメですね。
この日月の2日間で全作品を仕上げて撮影まで、、、
大作のLandscape#32は何とか仕上がりました。
後は他の数点、何としても仕上げます。
画像は今春ドイツでのグループ展に出展していた「I thought」さらに盛ってイイ感じに進化できたので個展に出します。
この2日間が正念場、がんばります。
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12月8日(月)
というわけで作品「Quiet hope」完成、やっぱり野口琢郎の個展には、青い空と海の作品は1点はないと落ち着きませんよね。
バタバタしましたが、何とかかんとか明日全作品発送できるとこまできたかなと思います。
TakuroNOGUCHI_Quiet hope


12月9日(火)
何とかかんとか、個展に出す作品すべて完成、撮影、梱包完了、今日東京へ発送する準備ができました!
あー…やっとここまで…我ながらよくがんばった…
画像は昨年末に制作し、今回の東京個展にも出す「Landscape#30」(182×91cm)ですが、少しだけ手直しして、右上にあった満月を金箔にしたらとてもイイ感じになりました
夏頃には今回の個展の作品を無事に揃えられるのかと心配しましたが、作品12点、見応え十分な個展になりますので、どうぞお楽しみに!
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野口琢郎 Takuro NOGUCHI(1975-)
1975年京都府生まれ。1997年京都造形芸術大学洋画科卒業。2000年長崎市にて写真家・東松照明の助手に就く。2001年京都西陣の生家に戻り、家業である箔屋野口の五代目を継ぐため修行に入り、箔画作家としても精力的に創作活動を続ける。2004年の初個展以来毎年個展を開催し、国内外のアートフェアにも多数出品している。

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●ときの忘れものより、ご報告
中村哲医師とペシャワール会を支援するチャリティ・オークション」の2014年10~11月分の落札金額(8名9点)32,970円を12月12日に全額をペシャワール会に送金しました。
ペシャワール会への寄付金累計は、501,056円となりました
今後とも皆様のご後援をよろしくお願いいたします。

◆ときの忘れものは2014年12月16日[火]―12月27日[土]「野口琢郎展」を開催しています(*会期中無休)。
案内状600ときの忘れものでは、2012年の個展に続き、2回目となる作品展を開催します。新作を中心に、大作の〈Landscape〉など約12点をご覧いただきます。
家業である京都西陣の箔屋に代々伝わる伝統的な引箔制作の技法を用いながら、漆と箔を駆使した新たな美術表現に取り組む野口琢郎ですが、最近はソウル、シンガポールのアートフェアに参加し、またNHK海外向け放送で紹介されるなど、国際的な舞台での活躍が増えています。
様々な風景の断片をコラージュするように制作する〈Landscape〉シリーズや、花火をモチーフにしたシリーズ、海と空、夜明けや星空などの風景を題材に、希望の光を感じられる「美しさ」を作品に表現しています。

●12月19日(金)18時より野口琢郎さんと三上豊さん(和光大学教授)を迎えてギャラリートークを開催します。
※要予約/参加費1,000円
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E-mail. info@tokinowasuremono.com