内間安瑆先生の展覧会を久しぶりに開催しています。
2000年 5月 9日に79歳で亡くなられた翌年、ときの忘れもので追悼展と偲ぶ会を開いたのですが、その折にいらした内間先生の知人、友人の皆さんに案内状をお送りしました。
ところが15年の歳月はやはり長い。
歳月人をまたず。お亡くなりになった方、宛先不明で戻ってきたはがき、etc.,
でも早稲田大学でアメフトを一緒にやっていたFさん(93歳、大正11年生まれ)がわざわざいらしてくださったのには感激しました。
内間君は控えめでいつも謙虚だった
戦争中、早稲田にアメフトのチームがあったなんて知りませんでした。メンバーの多くは内間先生と同じくアメリカの移民二世だったようです。
01
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02右から、
出品No.5「Early Summer Rain 五月雨」
出品No.7「Summer Stream 夏の渓流」
出品No.6「Spring Snow 新雪」


03右から、
出品No.23「Forest Byobu 森の屏風・秋」
出品No.24「FOREST BYOBU (FRAGRANCE)」
出品No.25「FOREST BYOBU (TWILIGHT WEAVE) A」
出品No.2「Forest Weave (Bathers-two-cobalt)」木版


04右から、
出品No.2「Forest Weave (Bathers-two-cobalt)」木版
出品No.1「Forest Weave (Bathers-two-cobalt)」油彩
出品No.22「IN BLUE (DAI)」
出品No.26「FOREST WEAVE(Bathers-Fall)」


08右から、
出品No.2「Forest Weave (Bathers-two-cobalt)」木版
出品No.1「Forest Weave (Bathers-two-cobalt)」油彩
出品No.22「IN BLUE (DAI)」

05上の壁面右から、
出品No.15「Time, Space-Horizontal B」
出品No.20「Space Gesture」
出品No.21「Aretic Landscape」


06右から、
出品No.27「Forest Byobu with Bouquet」※『版画掌誌第4号』A版に挿入
出品No.28「Rose One (B)」※『版画掌誌第4号』A版・B版に挿入
出品No.4「Shifting Horizon 動く水平線」


07作品は木版、銅版合わせて35点用意しましたが、全部は展示していません。どうぞお声をかけてくだされば全点をご覧にいれます。

作家と作品については「内間安瑆の世界」をお読みください。

水沢勉さん(神奈川県立近代美術館館長)による内間論はコチラ

生前(1982年)にNYで行なった内間先生のインタビュー(第一回第二回第三回)も合わせてお読みください。

2014年9月12日付ブログ用画像_03制作する内間安瑆先生
NYの自宅アトリエにて、
'82.6.18.

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◆ときの忘れものは2015年8月25日[火]―9月5日[土]「内間安瑆展」を開催しています(*会期中無休)。
uchima_DM内間の代表作となったのは、伝統的な手摺りで45度摺を重ねた〈森の屏風 Forest Byobu〉連作です。鮮やかな色彩のハーモニー、微妙なぼかしが入った色面が幾重にも重なる複雑な構成、多色にもかかわらず画面全体には静かな気品が漂います。1950年代の初期から80年代の Forest Byobu 連作まで、多色木版約20点ご覧いただきます。

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