中村茉貴「美術館に瑛九を観に行く」 第8回
郡山市立美術館 常設展示第3期 展示室4-1.版芸術と技法
あれが阿多多羅山、あの光るのが阿武隈川
今回は、高村光太郎の妻智恵子がつぶやいた場所に程近い福島県の郡山市立美術館へ伺った。
青空に浮かぶ雲のような建物。緩やかな弧を描く屋根が美しい。野外には、バリー・フラナガン《野兎と鐘》が設置されている。今にも動きだしそうな躍動感のある彫刻である。
常設展の展示室は、1~4部屋あり「1.イギリス美術―風景画と肖像画」「2.日本油彩画の表現」「3.郡山の彫刻」「4-1.版芸術と技法」「4-2.ガラスに刻む」の5つのテーマに合わせて館蔵品を紹介していた。元々「イギリス近代美術」「日本の近代美術」「戦後の美術と郷土ゆかりの美術」「本(版)の美術」を軸にコレクションが形成されているため、展示室に一歩足を踏み入れると、洗練された作品の数々に圧倒される。美術の教科書のような作品のラインアップに瑛九が登場する。
瑛九の作品は、「4-1. 版芸術と技法」の石版画の一角に展示されていた。目録には次のように書き添えられ、本展を通じて版画技法の変遷を観ることが出来る。
版画は、版に絵柄を施し、紙などに写し取る方法で作られます。複数性があるため、版画は本の挿絵をはじめ、古くからいろいろな用途に使われてきました。
版種には木版、銅版、石版、シルクスクリーンなど様々あり、技法も多岐にわたっています。版画は古くから作られてきましたが、とりわけ近代以降、それぞれの版の性質を生かした個性豊かな芸術表現が数多く生まれました。
印刷技術が発展しても、なお愛着を持つ層が安定的にいるのは、手元で見るという「版芸術」の性質が関係しているのだろうか。これらの技法は一過性なものにならず、別の世代や別の地域の作家によって表現される。
常設展示室4の展示風景。中心の覗きケースには、石版画の『国画余芳 正倉院御物』(印刷物蔵版、1880年)が展示されている。奥は、銅版画を紹介しているコーナー。会場では、目録に加え「版画の技法」という二つ折りのリーフレットが配布されている。
板目木版と木口木版が並ぶコーナー。
左から瑛九、オノサト・トシノブ、泉茂のリトグラフ。
瑛九は、自らを「リト病」というほどリトグラフに熱中した。
瑛九《拡声器》1957年、リトグラフ・紙
(エディションナンバーは19/20、鉛筆で「QEi」のサインあり)
今回、瑛九の作品が展示されていたのは1点のみだが、『郡山市立美術館収蔵品目録』(2013年)を参照すると全32点も瑛九の作品を収蔵している。技法材料別に点数を列挙すると以下のようになる。
<郡山市立美術館が所蔵する瑛九の作品数>
エアブラシ:7/木炭:3/クレヨン:1/インク:9/水彩・鉛筆:6/エッチング:1/リトグラフ:2/セロファン:2/フォトデッサン:1
同展の担当学芸員である菅野洋人氏は、瑛九の作品を所蔵する理由について、次のように語る。「美術館で「版の美術」「本の美術」は、収集対象となっている柱のうちのひとつであるということ」また、「瑛九は地域ゆかりの作家ではないが、福島ゆかりの作家である鎌田正蔵(1913‐1999)がグループ「貌」でシュルレアリスムに傾倒していたことから、シュルレアリスムの表現をする作家を位置づけるために同時代の瑛九の作品が必要であった」という。
郡山市立美術館では、日本におけるシュルレアリスムと戦後の版画を考察する上で、瑛九は抑えておくべき作家として扱われていた。当時の瑛九を知る関係者にとっては、信じられないことではないだろうか。地域ゆかりの作家を収蔵するのは、地方美術館の役目である。しかし、一方で何もゆかりのない土地の美術館に作品が収蔵される意味の大きさを改めて思い返した。ある意味では、この段階になってはじめて「芸術家」として認識されたといえるのではないだろうか。
***
ちょっと寄り道....
郡山市立美術館を後にして、福島県ゆかりの版画家斎藤清の作品を見に会津柳津まで行くことになった。「やないづ町立斎藤清美術館」の存在を知ったのは、つい最近のこと。渋谷駅にあるヒカリエで12月2~13日の12日間「オリジナル・モダーン―誰の目にも見えなかった、斎藤清だけに見えていたモダニズムの構図」という版画展が開催されていた。若い人が集まるおしゃれなビルに、物故者の木版画が並んでいた。少し違和感をおぼえつつも、版画が現代の流行に劣ることのなく展示されている様子は格別輝いて見えた。(※雲母刷りではありません)
後で知ったことだが、瑛九と斎藤清は全く接点が無かったというわけでもない。1957年に開催された第1回東京国際版画ビエンナーレのカタログの中で日本を代表する版画家として二人の名前を確認することが出来る。瑛九は、《日曜日》と《旅人》のリトグラフを出品。斎藤清は《埴輪》と《エジプト》の木版を出品していた。
磐越西線の車窓からみる磐梯山。丁度、山が見えるころに車掌さんが1888年7月15日の磐梯山噴火についてアナウンスする。
郡山市立美術館の「4-1.版芸術と技法」には、日本における木口木版の傑作「磐梯山噴火真図」(1888年8月1日東京朝日新聞第1915号付録・実物)が展示されていた。図版は同じ新聞の複写物である。作者山本芳翠(画)と合田清(刻)は、二人で画塾兼印刷所の「生巧館」を設立した。
7月24日と翌25日の紙面には、「生巧館員磐梯山紀行」という枠を設け、山本芳翠に同行する記者が被害のあった集落の様子を事細かに伝える。結局は、芳翠を現地に残して記者は退散してしまうが、24日のトップに以下のような告知が掲載された。
磐梯山噴火に付いては(略)尚一層適切に同地の実況を知り其惨状を想見せしめんとせんには精細なる真図を得るに在に付今回欧風画を以て有名なる彼(かの)生巧館主山本芳翠氏に委託し親しく実地に就て其実況を撮影又は写生し極めて精細極めて確実なる一大真図となし且同館の欧風彫刻家合田清氏に之が彫刻を請ひ附録として刊行する筈にて既に山本氏には該地へ出張し目下その實景写生中なれば近日を期して精密完全の一大真図を高覧に供する事を得べし
当時、写真技術はあったものの木口木版の再現性にはまだ遠く及ばなかったのだろう。しかし、驚くのは、速さを求められる新聞に木口木版が附録として付いてくることである。磐梯山の記事を参照すると、1週間もかからないうちに版が作られていることになる。神経を集中しなければ彫ることのできない作業が、数日のうちに仕上がっている。まさに神業であり、「生巧館」刷りの木口木版は、好奇な目で見られたに違いない。
会津柳津駅に到着。無人駅だけれども、地元の人が当番で駅舎の清掃と観光客の相手をしている。私は帰りの電車を待っているとき、当番のご婦人からカラフルな折り紙の箱と1杯の温かいコーヒーをいただいた。
切りたった岩山に創建された福満虚空蔵尊圓藏寺。弘法大師ゆかりの地であり、赤べこ発祥の地でもある。
只見川の上にかかる鮮やかな鉄橋。
Y字路の中心に斎藤清のアトリエがある。
窓から見える風景。鉄橋が見える。
やないづ町立斎藤清美術館の入口。毎週月曜日休館。9~11月は無休。※臨時休館日あり。開館時間は9:00~17:00まで。アトリエは9:00~12:00、12:45~16:30のためご注意を。それぞれ入館は30分前
展示室前の風景。交通の便は良くないけれど、館内には10名近くの来館者がいた。斎藤清が使用していた彫刻刀や鑿なども展示されていた。
帰り道に名物の「あわ饅頭」を購入した。「災難にあわないように」という所以がある。
※学芸員の菅野洋人氏は、当日、イベントがあるという忙しい合間を縫って取材に応じて下さいました。有り難うございました。
(なかむら まき)
●展覧会のご案内
「郡山市立美術館 常設展示」
会期:10月15日[木]~12月27日[日]
会場:郡山市立美術館 常設展示室4
時間:9:30~17:00(入館は30分前まで)
休館:毎週月曜日
主催:郡山市立美術館
出品作家:アレクサンダー・カズンズ/トマス・ローランドソン/ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー/ジョン・コンスタブル/サー・ジョン・エヴァレット・ミレイ/ウィリアム・ホガース/サー・ジョシュア・レイノルズ/トマス・ゲインズボロ/サー・トマス・ローレンス/サー・エドワード・コーリー・バーン=ジョーンズ/リチャード・ウィルソン/ジョン・クローム/サー・アルフレッド・イースト/司馬江漢/高橋由一/百武兼行/山本芳翠/浅井忠/原撫松/黒田清輝/中沢弘光/山下新太郎/木村荘八/小出楢重/満谷国四郎/岸田劉生/中川一政/吉井忠/石川寅治/藤島武二/齋藤与里/梅原龍三郎/安井曾太郎/中村彝/中山巌/本田晶彦/佐藤静司/三坂耿一郎/山本昇雲/吉田博/フランク・ブランギン(画)漆原木虫(刻)/川上澄生/斎藤清/トマス ・ ビューイック/山本芳翠(画)合田清(刻)/日和崎尊夫/柄澤齊/ジョン・マーティン/エドアルド・キヨソネ/石田有年/長谷川潔/駒井哲郎/山下清澄 /池田満寿夫/亀井竹二郎/瑛九/オノサト・トシノブ/泉茂/靉嘔/ウィリアム・スコット/佐藤潤四郎/各務鑛三
郡山市立美術館 常設展示第3期 目録




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●今日のお勧めは瑛九です。

瑛九「着陸」
1957年 リトグラフ
イメージ・サイズ:46.3x30.2cm
Ed.20 自筆サイン・年記あり
*レゾネNo.97(瑛九の会)
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
● 西荻窪であったジョナス・メカスの写真展。雰囲気がほんと素敵だった。とても良い夜だった。
そしてMerry Christmas。 (YUTOさんのtwitterより)
東京・西荻でジョナス・メカスの写真展と映画の上映会が始まりました(夜間のみの開催)。
◆冬季休廊のお知らせ
2015年12月27日(日)―2016年1月4日(月)はギャラリーをお休みします。
郡山市立美術館 常設展示第3期 展示室4-1.版芸術と技法
あれが阿多多羅山、あの光るのが阿武隈川
今回は、高村光太郎の妻智恵子がつぶやいた場所に程近い福島県の郡山市立美術館へ伺った。

常設展の展示室は、1~4部屋あり「1.イギリス美術―風景画と肖像画」「2.日本油彩画の表現」「3.郡山の彫刻」「4-1.版芸術と技法」「4-2.ガラスに刻む」の5つのテーマに合わせて館蔵品を紹介していた。元々「イギリス近代美術」「日本の近代美術」「戦後の美術と郷土ゆかりの美術」「本(版)の美術」を軸にコレクションが形成されているため、展示室に一歩足を踏み入れると、洗練された作品の数々に圧倒される。美術の教科書のような作品のラインアップに瑛九が登場する。
瑛九の作品は、「4-1. 版芸術と技法」の石版画の一角に展示されていた。目録には次のように書き添えられ、本展を通じて版画技法の変遷を観ることが出来る。
版画は、版に絵柄を施し、紙などに写し取る方法で作られます。複数性があるため、版画は本の挿絵をはじめ、古くからいろいろな用途に使われてきました。
版種には木版、銅版、石版、シルクスクリーンなど様々あり、技法も多岐にわたっています。版画は古くから作られてきましたが、とりわけ近代以降、それぞれの版の性質を生かした個性豊かな芸術表現が数多く生まれました。
(「郡山市立美術館 常設展示目録 平成27年第3期」)
印刷技術が発展しても、なお愛着を持つ層が安定的にいるのは、手元で見るという「版芸術」の性質が関係しているのだろうか。これらの技法は一過性なものにならず、別の世代や別の地域の作家によって表現される。



瑛九は、自らを「リト病」というほどリトグラフに熱中した。

(エディションナンバーは19/20、鉛筆で「QEi」のサインあり)
今回、瑛九の作品が展示されていたのは1点のみだが、『郡山市立美術館収蔵品目録』(2013年)を参照すると全32点も瑛九の作品を収蔵している。技法材料別に点数を列挙すると以下のようになる。
<郡山市立美術館が所蔵する瑛九の作品数>
エアブラシ:7/木炭:3/クレヨン:1/インク:9/水彩・鉛筆:6/エッチング:1/リトグラフ:2/セロファン:2/フォトデッサン:1
同展の担当学芸員である菅野洋人氏は、瑛九の作品を所蔵する理由について、次のように語る。「美術館で「版の美術」「本の美術」は、収集対象となっている柱のうちのひとつであるということ」また、「瑛九は地域ゆかりの作家ではないが、福島ゆかりの作家である鎌田正蔵(1913‐1999)がグループ「貌」でシュルレアリスムに傾倒していたことから、シュルレアリスムの表現をする作家を位置づけるために同時代の瑛九の作品が必要であった」という。
郡山市立美術館では、日本におけるシュルレアリスムと戦後の版画を考察する上で、瑛九は抑えておくべき作家として扱われていた。当時の瑛九を知る関係者にとっては、信じられないことではないだろうか。地域ゆかりの作家を収蔵するのは、地方美術館の役目である。しかし、一方で何もゆかりのない土地の美術館に作品が収蔵される意味の大きさを改めて思い返した。ある意味では、この段階になってはじめて「芸術家」として認識されたといえるのではないだろうか。
***
ちょっと寄り道....
郡山市立美術館を後にして、福島県ゆかりの版画家斎藤清の作品を見に会津柳津まで行くことになった。「やないづ町立斎藤清美術館」の存在を知ったのは、つい最近のこと。渋谷駅にあるヒカリエで12月2~13日の12日間「オリジナル・モダーン―誰の目にも見えなかった、斎藤清だけに見えていたモダニズムの構図」という版画展が開催されていた。若い人が集まるおしゃれなビルに、物故者の木版画が並んでいた。少し違和感をおぼえつつも、版画が現代の流行に劣ることのなく展示されている様子は格別輝いて見えた。(※雲母刷りではありません)
後で知ったことだが、瑛九と斎藤清は全く接点が無かったというわけでもない。1957年に開催された第1回東京国際版画ビエンナーレのカタログの中で日本を代表する版画家として二人の名前を確認することが出来る。瑛九は、《日曜日》と《旅人》のリトグラフを出品。斎藤清は《埴輪》と《エジプト》の木版を出品していた。


7月24日と翌25日の紙面には、「生巧館員磐梯山紀行」という枠を設け、山本芳翠に同行する記者が被害のあった集落の様子を事細かに伝える。結局は、芳翠を現地に残して記者は退散してしまうが、24日のトップに以下のような告知が掲載された。
磐梯山噴火に付いては(略)尚一層適切に同地の実況を知り其惨状を想見せしめんとせんには精細なる真図を得るに在に付今回欧風画を以て有名なる彼(かの)生巧館主山本芳翠氏に委託し親しく実地に就て其実況を撮影又は写生し極めて精細極めて確実なる一大真図となし且同館の欧風彫刻家合田清氏に之が彫刻を請ひ附録として刊行する筈にて既に山本氏には該地へ出張し目下その實景写生中なれば近日を期して精密完全の一大真図を高覧に供する事を得べし
(「東京朝日新聞」1888年7月24日1面)
※当時の新聞と同様に強調の部分はそのまま表記した
※当時の新聞と同様に強調の部分はそのまま表記した
当時、写真技術はあったものの木口木版の再現性にはまだ遠く及ばなかったのだろう。しかし、驚くのは、速さを求められる新聞に木口木版が附録として付いてくることである。磐梯山の記事を参照すると、1週間もかからないうちに版が作られていることになる。神経を集中しなければ彫ることのできない作業が、数日のうちに仕上がっている。まさに神業であり、「生巧館」刷りの木口木版は、好奇な目で見られたに違いない。








※学芸員の菅野洋人氏は、当日、イベントがあるという忙しい合間を縫って取材に応じて下さいました。有り難うございました。
(なかむら まき)
●展覧会のご案内
「郡山市立美術館 常設展示」
会期:10月15日[木]~12月27日[日]
会場:郡山市立美術館 常設展示室4
時間:9:30~17:00(入館は30分前まで)
休館:毎週月曜日
主催:郡山市立美術館
出品作家:アレクサンダー・カズンズ/トマス・ローランドソン/ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー/ジョン・コンスタブル/サー・ジョン・エヴァレット・ミレイ/ウィリアム・ホガース/サー・ジョシュア・レイノルズ/トマス・ゲインズボロ/サー・トマス・ローレンス/サー・エドワード・コーリー・バーン=ジョーンズ/リチャード・ウィルソン/ジョン・クローム/サー・アルフレッド・イースト/司馬江漢/高橋由一/百武兼行/山本芳翠/浅井忠/原撫松/黒田清輝/中沢弘光/山下新太郎/木村荘八/小出楢重/満谷国四郎/岸田劉生/中川一政/吉井忠/石川寅治/藤島武二/齋藤与里/梅原龍三郎/安井曾太郎/中村彝/中山巌/本田晶彦/佐藤静司/三坂耿一郎/山本昇雲/吉田博/フランク・ブランギン(画)漆原木虫(刻)/川上澄生/斎藤清/トマス ・ ビューイック/山本芳翠(画)合田清(刻)/日和崎尊夫/柄澤齊/ジョン・マーティン/エドアルド・キヨソネ/石田有年/長谷川潔/駒井哲郎/山下清澄 /池田満寿夫/亀井竹二郎/瑛九/オノサト・トシノブ/泉茂/靉嘔/ウィリアム・スコット/佐藤潤四郎/各務鑛三
郡山市立美術館 常設展示第3期 目録




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●今日のお勧めは瑛九です。

瑛九「着陸」
1957年 リトグラフ
イメージ・サイズ:46.3x30.2cm
Ed.20 自筆サイン・年記あり
*レゾネNo.97(瑛九の会)
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
● 西荻窪であったジョナス・メカスの写真展。雰囲気がほんと素敵だった。とても良い夜だった。
そしてMerry Christmas。 (YUTOさんのtwitterより)
東京・西荻でジョナス・メカスの写真展と映画の上映会が始まりました(夜間のみの開催)。
◆冬季休廊のお知らせ
2015年12月27日(日)―2016年1月4日(月)はギャラリーをお休みします。
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