植田正治写真美術館にて「終わりなき挑戦 植田正治の1980年代」が開催されています。
植田正治_終わりなき挑_表植田正治_終わりなき挑_裏


会   期:平成28年3月1日(火)-6月5日(日)
開館時間:午前9時から午後5時(入館は閉館30分前まで)
休 館 日:火曜日(祝祭日の場合は翌日)3月1日、5月3日、4日は開館
会   場:植田正治美術館
入 館 料:一般900円(800円) 高校・大学生500円(400円) 小・中学生300円(200円)
      *( )内は20名以上の団体料金です
主   催:伯耆町/植田正治写真美術館

【展覧会内容】
今回の展覧会では、1913(大正2)年生まれの植田正治の1980年代、つまり植田が60歳代後半から70歳代後半にかけての10年間の作品に注目します。それに先立つ1970年代は、写真集『童暦』が高く評価され、写真集の出版、雑誌の連載、海外での撮影など意欲的な活動が目立った10年間でした。一方この80年代は、愛妻の死、体調の不良など、辛い日々もありましたが、それらを乗り越え、年齢を感じさせない挑戦的で実験的な活動、表現が目立ちます。
1982年、70歳を目前にした植田が、自身に言い聞かせるかのように、「画家とちがって、写真家は、どんな世代であっても、“過去”に足踏みすることは、消滅につながる。“今”を踏んまえて、明日を指向することができてこそ、これぞ“若さ”というものではないのか、とおもう。感覚的新鮮さが、“今”が撮れる“生臭さ”が、いくつになっても必要なのだ。」と記しています。この言葉を実践するかのように、鋭い時代感覚が必要とされるファッション写真、ソフトフォーカスのような効果のあるレトロなレンズを用いたカラー写真、あるいはインスタント写真など、様々な挑戦を展開しているのです。
今回の展覧会では、植田の1980年代を概観しながら、アマチュア精神を抱き続けた“ベテラン”写真家の“若さあふれる”挑戦の数々を紹介します。(展覧会HPより転載)

主な出品作品
・シリーズ〈白い風〉より 1980-81年
・シリーズ〈砂丘モード〉より 1983-88年
・シリーズ〈軌道回帰〉より 1984-85年
・《草原の発見》1986年


●今日のお勧め作品は、植田正治です。
ueda_20_sakuhin植田正治
シリーズ〈幻視遊間〉より《作品》
1992年 C-print
35.7×43.0cm
Ed.3
サインあり


DSCF9730植田正治
〈砂丘モード〉より《砂丘D》
1983年
ゼラチンシルバープリント
イメージサイズ:25.0x23.3cm
額装サイズ:55.7×43.5cm
サインあり



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