<美術家というのは、基本的にひきこもりの傾向の強い人種で、他者とのコミュニケーションが成立しない。世間と断絶した状態、孤独で絶望しているという条件のなかで会話しようというのが美術家の美術作品の魅力である。>
(オクヤナオミ著「余白は芸術に関係がないーーが、ひとつのフォルムである。」(水声社、2008年)より)
明日から、ときの忘れものとしては初めてオクヤナオミの個展を開催します。
「オクヤナオミ展」
会期:2016年5月10日(火)~5月28日(土)
*日・月・祝日休廊
画面をクリックすると拡大します。
1930年石川県に生まれたオクヤナオミは金沢美術工芸専門学校(現、金沢美術工芸大学)卒業し、1965年から1982年までパリに住み、制作活動を展開します。1965年以降は、パリ青年ビエンナーレ展をはじめヨーロッパ各国の国際美術展、版画展に出品、国内外で個展を多数開催してきました。
本展では、パリ時代の大作6点と近作の小品3点をご覧頂きます。
先週末、オクヤ先生の立会いのもとに展示作業をしたのですが、その後にたまたま来廊されたお客様が作品をご覧になって「DMの名前を見て若い女性かと勘違いしたけれど、とても40年前の作品とは思えない、みずみずしいですね。」とおっしゃっていました。
今年86歳になるオクヤ先生は論客でもあり、デュシャン以降の現代美術についてその著書で縦横に論じています。
同時期に「アートフェア東京」と「ART BUSAN」にも出展しますが、画廊は通常通り営業していますので、どうぞお出かけください。
■オクヤナオミ Naomi OKUYA(1930-)
1930年石川県に生まれる。金沢美術工芸専門学校(現、金沢美術工芸大学)卒業。1965~1982年パリに住み、制作活動を展開。1965年以降、パリ青年ビエンナーレ展をはじめ、ヨーロッパ各国の国際美術展、版画展等に出品。1988年沖縄・オーシヤン・ビユーホテルの壁面制作をする。国内外で個展多数開催。
主な個展:1967年、68年、69年、70年ズウジャック画廊(ベルギー)、1969年東京大学教養学部美術博物館「二十四の蝶番」、1971年シメーズ・バンタドル画廊(フランス)、1975年アド画廊(ベルギー)、1982年銀座自由が丘画廊(東京)、1991年美術館松欅堂(豊田)、イルテンポ(東京)、1999年小松市立本陣記念美術館「対角線上の異邦人」、2003年、08年ぎゃらりー由芽(東京)、2015年半原版画館「オクヤナオミ展」(岐阜)、他。
主なグループ展:2012年「宮本三郎とオクヤナオミ」(小松市立本陣記念美術館)、2015年「デッサン展」ツァイト・フォト・サロン(東京)、他。
主な著書:『対角線上の異邦人』(水星社、2003年)、『余白は芸術に関係がないーが、ひとつのフォルムである。』(水声社、2008年)
●出品作品のご紹介です
出品No.1)
オクヤナオミ
「Yu 132 K」
1969年
油彩、キャンバス
116.0x81.0cm
サインあり
出品No.2)
オクヤナオミ
「Yu 3355 N」
1970年
油彩、キャンバス
116.0x89.0cm
サインあり
出品No.3)
オクヤナオミ
「ISOMERPHE 2A2」
1970年
油彩、キャンバス
116.0x89.0cm
サインあり
出品No.4)
オクヤナオミ
「ISOMERPHE 2B2」
1975年
(Retouched 1995)
油彩、キャンバス
130.5x130.5cm
サインあり
出品No.5)
オクヤナオミ
「ISOMERPHE 2D2」
1975年
(Retouched 1995)
油彩、キャンバス
130.5x130.5cm
サインあり
出品No.6)
オクヤナオミ
「Clarte fossilifere 8-0」
1979年
油彩、キャンバス
150.5x150.5cm
サインあり
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
ときの忘れものの通常業務は平日の火曜~土曜日です。日曜、月曜、祝日はお問い合わせには返信できませんので、予めご了承ください。
●オクヤナオミの著書のご紹介
オクヤナオミ
『対角線上の異邦人 ヒトデ方陣とアダム方陣』
2003年
水声社 発行
176ページ
21.7x15.6cm
価格:2,500円(税別)
※送料別途250円
目次(抄):
・シュプレマティズムの装置
・銀河鉄道の法則
・ヒトデ方陣
・1列 時空系
・2列 意識系
・3列 知覚系
・4列 法則系
・5列 透明系
・エピローグ
・数学と知覚芸術の関係ノート
オクヤナオミ
『余白は芸術に関係ない―が、ひとつのフォルムである』
2008年
水声社 発行
208ページ
21.7x15.6cm
価格:3,000円(税別)
※送料別途250円
目次(抄):
・鼻母音から母音へ
・I 余白のなかに余白を問う
・II パリには十年ごとの歴史がある
・III 芸術のヒエラルキー/建築、彫刻、絵画、詩、音楽
・IV 〈方陣の函〉または無限への明晰なアプローチ
・あとがき
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※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
ときの忘れものの通常業務は平日の火曜~土曜日です。日曜、月曜、祝日はお問い合わせには返信できませんので、予めご了承ください。
◆ときの忘れものは「アートフェア東京2016」に出展します。
「アートフェア東京2016」
一般公開:5月12日(木)14:00~21:00
5月13日(金)12:00~21:00
5月14日(土)10:30~17:00
会場:東京国際フォーラム
〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-5-1
ときの忘れものブース:N16
出品作品:瑛九、松本竣介、瀧口修造、野田英夫、関根伸夫、
ゴッタルド・セガンティーニ、ハインリッヒ・フォーゲラー、恩地孝四郎、ピエト・モンドリアン、セルジュ・ポリアコフ、オノサト・トシノブ
皆様のご来場をお待ちしております。
◆ときの忘れものは「ART BUSAN」に出展します。

「ART BUSAN」
一般公開:
5月20日(金)~5月22日(日)12:00~20:00
5月23日(月)11:00~17:00
会場:BEXCO(韓国・釜山)
55 APEC-ro, Haeundae-gu, Busan, Korea
ときの忘れものブースナンバー:C5
公式サイト:http://artbusankorea.com
出品作家:秋葉シスイ、野口琢郎、瀧口修造、小野隆生、葉栗剛、長崎美希、フランク・ロイド・ライト、安藤忠雄、磯崎新、ル・コルビュジエ、光嶋裕介、瑛九、マン・レイ、吉原治良、浮田要三、松谷武判、草間彌生、ナム・ジュン・パイク、文承根
◆ときの忘れもの・拾遺 ギャラリーコンサートのご案内
第2回「J.S.バッハへ~チェロとギターによるソロとデュオ」
日時:2016年5月27日(金)18時~19時
出演:富田牧子(チェロ)、塩谷牧子(ギター)
プロデュース:大野幸
曲目予定:J.S.バッハ、Z.コダーイ、F.プーランク、A.ピアソラ他
*要予約=料金:1,000円
必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記して、メールにてお申し込みください。
info@tokinowasuremono.com
●ときの忘れものは2016年3月より日曜、月曜、祝日は休廊します
従来企画展開催中は無休で営業していましたが、今後は企画展を開催中でも、日曜、月曜、祝日は休廊します。
(オクヤナオミ著「余白は芸術に関係がないーーが、ひとつのフォルムである。」(水声社、2008年)より)
明日から、ときの忘れものとしては初めてオクヤナオミの個展を開催します。

会期:2016年5月10日(火)~5月28日(土)
*日・月・祝日休廊
画面をクリックすると拡大します。
1930年石川県に生まれたオクヤナオミは金沢美術工芸専門学校(現、金沢美術工芸大学)卒業し、1965年から1982年までパリに住み、制作活動を展開します。1965年以降は、パリ青年ビエンナーレ展をはじめヨーロッパ各国の国際美術展、版画展に出品、国内外で個展を多数開催してきました。
本展では、パリ時代の大作6点と近作の小品3点をご覧頂きます。
先週末、オクヤ先生の立会いのもとに展示作業をしたのですが、その後にたまたま来廊されたお客様が作品をご覧になって「DMの名前を見て若い女性かと勘違いしたけれど、とても40年前の作品とは思えない、みずみずしいですね。」とおっしゃっていました。
今年86歳になるオクヤ先生は論客でもあり、デュシャン以降の現代美術についてその著書で縦横に論じています。
同時期に「アートフェア東京」と「ART BUSAN」にも出展しますが、画廊は通常通り営業していますので、どうぞお出かけください。
■オクヤナオミ Naomi OKUYA(1930-)
1930年石川県に生まれる。金沢美術工芸専門学校(現、金沢美術工芸大学)卒業。1965~1982年パリに住み、制作活動を展開。1965年以降、パリ青年ビエンナーレ展をはじめ、ヨーロッパ各国の国際美術展、版画展等に出品。1988年沖縄・オーシヤン・ビユーホテルの壁面制作をする。国内外で個展多数開催。
主な個展:1967年、68年、69年、70年ズウジャック画廊(ベルギー)、1969年東京大学教養学部美術博物館「二十四の蝶番」、1971年シメーズ・バンタドル画廊(フランス)、1975年アド画廊(ベルギー)、1982年銀座自由が丘画廊(東京)、1991年美術館松欅堂(豊田)、イルテンポ(東京)、1999年小松市立本陣記念美術館「対角線上の異邦人」、2003年、08年ぎゃらりー由芽(東京)、2015年半原版画館「オクヤナオミ展」(岐阜)、他。
主なグループ展:2012年「宮本三郎とオクヤナオミ」(小松市立本陣記念美術館)、2015年「デッサン展」ツァイト・フォト・サロン(東京)、他。
主な著書:『対角線上の異邦人』(水星社、2003年)、『余白は芸術に関係がないーが、ひとつのフォルムである。』(水声社、2008年)
●出品作品のご紹介です

オクヤナオミ
「Yu 132 K」
1969年
油彩、キャンバス
116.0x81.0cm
サインあり

オクヤナオミ
「Yu 3355 N」
1970年
油彩、キャンバス
116.0x89.0cm
サインあり

オクヤナオミ
「ISOMERPHE 2A2」
1970年
油彩、キャンバス
116.0x89.0cm
サインあり

オクヤナオミ
「ISOMERPHE 2B2」
1975年
(Retouched 1995)
油彩、キャンバス
130.5x130.5cm
サインあり

オクヤナオミ
「ISOMERPHE 2D2」
1975年
(Retouched 1995)
油彩、キャンバス
130.5x130.5cm
サインあり

オクヤナオミ
「Clarte fossilifere 8-0」
1979年
油彩、キャンバス
150.5x150.5cm
サインあり
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ときの忘れものの通常業務は平日の火曜~土曜日です。日曜、月曜、祝日はお問い合わせには返信できませんので、予めご了承ください。
●オクヤナオミの著書のご紹介

『対角線上の異邦人 ヒトデ方陣とアダム方陣』
2003年
水声社 発行
176ページ
21.7x15.6cm
価格:2,500円(税別)
※送料別途250円
目次(抄):
・シュプレマティズムの装置
・銀河鉄道の法則
・ヒトデ方陣
・1列 時空系
・2列 意識系
・3列 知覚系
・4列 法則系
・5列 透明系
・エピローグ
・数学と知覚芸術の関係ノート

『余白は芸術に関係ない―が、ひとつのフォルムである』
2008年
水声社 発行
208ページ
21.7x15.6cm
価格:3,000円(税別)
※送料別途250円
目次(抄):
・鼻母音から母音へ
・I 余白のなかに余白を問う
・II パリには十年ごとの歴史がある
・III 芸術のヒエラルキー/建築、彫刻、絵画、詩、音楽
・IV 〈方陣の函〉または無限への明晰なアプローチ
・あとがき
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ときの忘れものの通常業務は平日の火曜~土曜日です。日曜、月曜、祝日はお問い合わせには返信できませんので、予めご了承ください。
◆ときの忘れものは「アートフェア東京2016」に出展します。

一般公開:5月12日(木)14:00~21:00
5月13日(金)12:00~21:00
5月14日(土)10:30~17:00
会場:東京国際フォーラム
〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-5-1
ときの忘れものブース:N16
出品作品:瑛九、松本竣介、瀧口修造、野田英夫、関根伸夫、
ゴッタルド・セガンティーニ、ハインリッヒ・フォーゲラー、恩地孝四郎、ピエト・モンドリアン、セルジュ・ポリアコフ、オノサト・トシノブ
皆様のご来場をお待ちしております。
◆ときの忘れものは「ART BUSAN」に出展します。

「ART BUSAN」
一般公開:
5月20日(金)~5月22日(日)12:00~20:00
5月23日(月)11:00~17:00
会場:BEXCO(韓国・釜山)
55 APEC-ro, Haeundae-gu, Busan, Korea
ときの忘れものブースナンバー:C5
公式サイト:http://artbusankorea.com
出品作家:秋葉シスイ、野口琢郎、瀧口修造、小野隆生、葉栗剛、長崎美希、フランク・ロイド・ライト、安藤忠雄、磯崎新、ル・コルビュジエ、光嶋裕介、瑛九、マン・レイ、吉原治良、浮田要三、松谷武判、草間彌生、ナム・ジュン・パイク、文承根
◆ときの忘れもの・拾遺 ギャラリーコンサートのご案内
第2回「J.S.バッハへ~チェロとギターによるソロとデュオ」
日時:2016年5月27日(金)18時~19時
出演:富田牧子(チェロ)、塩谷牧子(ギター)
プロデュース:大野幸
曲目予定:J.S.バッハ、Z.コダーイ、F.プーランク、A.ピアソラ他
*要予約=料金:1,000円
必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記して、メールにてお申し込みください。
info@tokinowasuremono.com
●ときの忘れものは2016年3月より日曜、月曜、祝日は休廊します
従来企画展開催中は無休で営業していましたが、今後は企画展を開催中でも、日曜、月曜、祝日は休廊します。
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