福井で野田哲也先生の個展が開催されます。

主催するのは、福井の現代美術ギャラリー「E&Cギャラリー」。
NPO法人で、地元の福井大学の先生と学生さんたちが運営しています。
20160618野田哲也展20160618野田哲也展 裏
「野田哲也展~日記シリーズ:切り取られた日常が綴る美しき絵物語」
会期:2016年6月18日[土]~7月18日[月・祝日]
会場:E&Cギャラリー
   〒918-8231 福井県福井市問屋町3-111 永和システムマネジメント1F
   TEL. 0776-27-0207
時間:12:00~19:00(金曜は21:00まで)
火・水休廊

●イベントのご案内
野田哲也先生を迎えてアーティストトークが開催されます。
お近くの方、ぜひご参加ください。
6月18日(土)15:00~16:30 ※14:45開場
無料
定員60名
聞き手:荒井由泰、湊七雄

福井は大正時代に土岡秀太郎(1895~1979)たちが北荘画会を結成して以来、前衛美術運動のパイオニアとして多くの作家やグループを輩出してきました。
1930(昭和5年)には土岡は福井市に画廊アルト会館を建て、戦前から多くの前衛作家が福井を訪れています。戦後もその伝統は受け継がれ、北美文化協会(ホクビ)、木水育男さんたちの瑛九の会など、このブログでも幾度かご紹介してきました。

今回の野田哲也展もそのような地盤の上に開催されるにいたりました。
本展の協力者であり、野田作品のコレクターでもある荒井由泰さんは、福井県勝山市という人口3万人足らずの小さな町で1970年代から「アートフル勝山の会」を主宰し、現代美術をサポートするコレクター運動を繰り広げてきました。
荒井由泰さんと勝山の人たちのことはこのブログで幾度となくご紹介してきました(北陸の里に現代美術の輪 その後)。
ご自身優れたコレクターでもある荒井さんが11回にわたってこのブログで連載した「マイコレクション物語」もたいへん好評でした(全11回の目次はコチラ)。

●今日のお勧めは、野田哲也の50年間にわたる全作品を収録したカタログレゾネ(特装版)です。
野田哲也_レゾネ_表紙
野田哲也全作品 Tetsuya Noda The Works 1964-2015
2016年4月4日発行
著者 野田哲也
発行 阿部出版株式会社
29.7×22.2cm(A4判)
263ページ
特装版:75,000円(+税)
※特装版には下記のオリジナル版画が一点挿入されています。

日記 2014年1月22日野田哲也 Tetsuya NODA
"Diary; Jan. 22nd '14"

2014年
木版・シルクスクリーン
イメージサイズ:20.9×17.0cm
シートサイズ:26.5×20.5cm
Ed.100  Signed

ときの忘れもので扱っています。
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