ニューヨークの内間安瑆先生のご遺族からメールをいただきました。
沖縄で内間先生の展覧会が開かれており、それも26日まで、定例の記事(建築家のドローイング第8回ハンス・ペルツィヒ)に割り込むことになりましたがご案内します。
沖縄の皆さん、ご旅行中の皆さん、ぜひぜひご覧になってください。

大変ご無沙汰しております。奥様、皆様お元気でお過ごしでございますか。いつもご案内メールをお送りいただきありがとうございます。
こちらは、寒い春のあと急に気温が上がり、今日は湿気も高く夏の始まりを感じております。
 ご連絡が遅れ誠に申し訳ございませんが、展覧会のお知らせをさせていただきます。
6/16 - 26 まで、添付の通り沖縄の浦添市立美術館にて、安瑆さんの展覧会が開催されております。展示作品30点は沖縄県立美術館より借用したそうです。浦添市は安瑆さんの父親の出身地なので、今回の移民100周年の展示と合わせ多くの方々に身近に感じてもらえるのではないかと思っています。案内状に掲載されている家族写真が撮られたとき、安瑆さんはすでに日本に留学していたので映っていませんが、エッチング自画像で参加しているアイデアがなかなか素敵です。
会期中は琉球大学の永津禎三教授がギャラリートークをしてくださり、若い方々が熱心に耳を傾けてくださったそうです。
日本は雨が多く大変な様子をニュースで見ております。
皆様どうぞお気をつけてお過ごしください。


20160616内間安王星展20160616内間安王星展 裏
第6回世界のウチナーンチュ大会記念
「虹色のかけはし 内間安瑆のARTと浦添の移民100年展」

会期:2016年6月16日[木]~6月26日[日]
会場:浦添市美術館
   〒901-2103 沖縄県浦添市仲間1-9-2
時間:9:30~17:30(金曜日は19:00まで) ※入館は閉館の30分前まで。月曜休館
 「第6回世界のウチナーンチュ大会」(平成28年10月27日~30日)の開催を記念して、美術館と図書館の共同企画で北米と南米を中心とした浦添の移民と文化について市民はじめ、県内外の人びとに紹介する企画展を開催します。企画展示室2で明治時代末期(1906年頃)から現代にいたる浦添の移民の歴史と文化を写真やパネル、ゆかりの品々で紹介。企画展示室3では、浦添出身の北米移民2世で日本と米国で評価の高い美術家、内間安瑆の木版画と油彩画作品約30点(沖縄県立美術館所蔵)を紹介します。(同展HPより転載)

*画廊亭主敬白
公立美術館で僅か10日間の会期というのはあまりに短いですね。内間先生の展覧会とあらば(それも一昨年の沖縄県立美術館での大回顧展に継いで史上二度目の美術館レベルでの展示)、本来なら何が何でも駆けつけねばならないのですが、残念無念、今回はあきらめます。
それにしても前記の大回顧展のカタログ(素晴らしい内容です)も販売されたのは僅か100冊(千冊ではありません)、今回の展覧会の会期も僅か10日、沖縄の数字の観念が少し違うのかしら・・・・・
内間先生とその作品については、このブログで「内間安瑆の世界」として括っていますので、ご参照ください。

●今日のお勧めは内間安瑆の70年代の木版です。
TWO_SPHERES_IN_SPACE_二つの球_600内間安瑆
「TWO SPHERES IN SPACE 二つの球」
1971-1973  木版
Image size: 76.0x52.0cm
Sheet size: 86.6x59.9cm
Ed.30 Signed

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「第2回アートブック・ラウンジ~画廊のしごと(南画廊のカタログ)」は明日までです。
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