移転のお話は突然でびっくりしました。
今日のブログで新しい場所の詳細を拝見し、窓が多く自然光がたくさん入りそうな素晴らしい場所だなと思いました。
それで、両親にも見せると少しびっくりした様子で、
実はそのLAS CASASを設計をされた阿部勤さんは、父の兄が坂倉建築研究所に勤めていた時の先輩で、日大の写真学科の学生だった父は、アルバイトでよく坂倉さんの所で建築模型の撮影をしていたので、阿部さんの事もよく知っているとの事でした。
残念ながら父の兄、野口潔(のぐちきよし)は3年前に癌で亡くなってしまったのですが、世の中狭いものですね。
もしもまた阿部さんに会われる機会があれば、どうぞよろしくお伝えくださいと、父、野口康が申しておりました。
またオープンされてから、東京に行ける時に寄らさせて頂きます。
引っ越し作業などで慌ただしいかと思いますが、体調など崩されませんようにご自愛くださいませ。

野口琢郎さんからのメール)

素晴らしいギャラリーにお引越しとのこと、お知らせを拝読して、
心が温かになりました。
先日の金子先生のギャラリートークの際、アフターパーティで皆さんが口々に「きっと新しい門出となる移転」とおっしゃっていたのがその通りになり、本当におめでとうございます。
私事ですが六義園東洋文庫は出身大学からも近く、根津に6年ほど住んでいたので馴染があるのですが、芸術を愛される方が多く(そういえば金子先生も谷中出身とおっしゃっていたように思いますが)きっと一段進んだ、新しいご縁と出会われるのではないかと思います。
思わず感動してメールを差し上げてしまいましたが、今後のご発展、ご活躍を心よりお祈り申し上げております。

(Eさんからのメール)

このブログをお読みの皆さんは、駒込の新空間がいまやダンボール箱の山で埋め尽くされていることをご想像できると思います。
スタッフ総出でその山と格闘中で、お問合せのメールにお応えするのにも、肝心の資料ファイルがどこにあるのか見つからない、ばたばたしております。
そんなわけで皆さん遠慮されて来客もない(!)。
ところが・・・・
先日、北海道旭川の梅鳳堂画廊(創業百数十年、北海道きっての老舗)のご主人高橋さんがひょっこり、青山にあらわれた。
ドアを開けてびっくり、うず高く積まれたダンボール箱や荷物、乱雑な画廊の様子に「さては夜逃げか」と思ったらしい(ウソです)。
ちょうどそのとき亭主は駒込の移転先にいたのですが、携帯電話で

亭主「引越しなんだ、知っていたでしょう」
高橋さん「いや何も、お知らせあったかい?」

てなやりとりがあり、青山から駒込に移動してもらい新空間最初のお客さまとなりました。
考えてみたら、メールやネットに無縁なお客様には、引越し情報は届いていない。
4月以降、ときの忘れものからのDM、お手紙類など「紙情報」には引越しの「ひ」の字もない。
ときの忘れものには、高橋さんなど現代版画センター以来のお客様も多数いらっしゃいます。100歳をこえてお元気な方も。それらの方々には、紙のお手紙を逐次出していたのですが、ここ数ヶ月の引越し騒ぎで、それらを怠ってしまいました。
ここでお詫びしても仕方ないのですが、青山の旧画廊のドアに張り紙をするとともに、近日中に「紙」のお知らせも発送したいと思います(反省)。

●今日のお勧め作品は、舟越保武です。
114_舟越保武
舟越保武
「女の顔」
リトグラフ
Image size: 18.0x14.0cm
Sheet size: 38.2x28.5cm
Ed.30  サインあり

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※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください
ときの忘れものの通常業務は平日の火曜~土曜日です。日曜、月曜、祝日はお問い合わせには返信できませんので、予めご了承ください。

ただいま引越し作業中
6月5日及び6月16日のブログでお知らせしたとおり、〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました。
電話番号も変わりました。
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
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営業時間も7月1日から11時~18時に変更します。
JR及び南北線の駒込駅南口から約10分、名勝六義園の正門からほど近く、東洋文庫から直ぐの場所です。
お披露目は7月初旬を予定しています。
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