青山を30年ぶりに引き払い、ときの忘れものが移転した先は、阿部勤先生の設計で1994年竣工の鉄筋コンクリート造三階建ての一軒家です。
下にご紹介する写真は、契約直後に(まだ私たちが荷物を運び込む前に)撮影したものですが、このブログが公開される時点では荷物の山が埋め尽くしておりまして、とても皆様にご覧いただける状態ではありません、
ですが
そんなこととは露知らず、いきなりいらしてしまう方もおります。
一昨日はメキシコからもう37年ほどの付き合いとなる彫刻家のセバスチャンさん一家が来日、あの猛烈な雨と風の中、宿泊先の銀座からタクシーで駒込までいらしてくださいました。そういえば前回いらしたときも猛烈な暴風雨のときでした。
ちょうど亭主と社長は倉庫に行っており、大慌てで駒込に向かいました。
留守番のスタッフたちが、こっちの荷物をあっちに寄せ、あっちのダンボールをさらに積み上げ、ようやく作った小さなスペースにお迎えしたのでした。
セバスチャンさんの日本でのパートナー、奈良の西田画廊さんも上京し、旧交を温めました。




移ってまだ間もないのですが、使い勝手、住み心地は満点です。
なぜそんなに住みいいのか。
知り人ぞ知る、阿部先生はお料理の達人らしい。
本日は阿部先生のご著書を紹介しましょう。
阿部勤
『中心のある家』
2016年
復刊ドットコム 発行
55ページ
21.7x22.3cm
私の家は年を経るごとにすてきになってきました。
私になじみ、
環境にもなじんできました。
とてもよい関係です。
建物を設計していると、
はじめは私が設計しているという実感があるのですが、
ある時点から人格のようなものを持った存在になります。
いろいろな人との関わり、
思い入れによって人の心と深い関わりを持つようになるのだと思います。
(本書帯より転載)
阿部勤+安立悦子
『暮らしを楽しむキッチンのつくり方』
2014年
彰国社 発行
167ページ
21.0x15.0cm
目次(抄):
・はじめに 阿部勤
・「関係」を楽しむ―中心のある家―
・「集う」を楽しむ―渡辺さんの家―
・「素材」を楽しむ―持永さんの家―
・「仕舞う」を楽しむ―齋藤さんの家―
・「空間」を楽しむ―壁の重なりの家―
・「外との関わり」を楽しむ―東が丘の家―
・「機器」を楽しむ―斎藤さんの家―
・「火との関わり」を楽しむ―神楽坂の家―
・「風」を楽しむ―小田木さんの家―
・「収納」を楽しむ―井関さんの家―
・「光」を楽しむ―銀閣寺前の家―
・アルテックの設計プロセス―えりさんのキッチンができるまで
・暮らしを楽しむ設計の素
・おわりに 安立悦子
・図版・写真クレジット
・略歴
■阿部勤 Tsutomu ABE(1936-)
1936年東京に生まれる。1960年早稲田大学理工学部建築学科卒業後、坂倉準三建築研究所勤務。1975年室伏次郎とともにアルテック建築研究所設立。1984年アルテック設立。2004年~「中心のある家」「五本木ハウス」「美しが丘の家」「賀川豊彦記念松澤資料館」「スタンレー電気技術研究所」「桜台の家」にて日本建築家協会25年賞受賞。
●本日のお勧め作品は畦地梅太郎です。
畦地梅太郎
「山男」
1953年
木版
Image size: 39.3x28.6cm
Sheet size: 43.3x33.2cm
A.P. サインあり
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
ときの忘れものの通常業務は平日の火曜~土曜日です。日曜、月曜、祝日はお問い合わせには返信できませんので、予めご了承ください。
◆〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました(詳しくは6月5日及び6月16日のブログ参照)。
電話番号と営業時間が変わりました。
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
営業時間=火曜~土曜の平日11時~18時。日・月・祝日は休廊。
ささやかですが、新しい空間のお披露目をいたします。
2017年7月7日(金)12時~19時(ご都合の良い時間にお出かけください)

(撮影:阿部勤)
JR及び南北線の駒込駅南口から約10分、名勝六義園の正門からほど近く、東洋文庫から直ぐの場所です。

下にご紹介する写真は、契約直後に(まだ私たちが荷物を運び込む前に)撮影したものですが、このブログが公開される時点では荷物の山が埋め尽くしておりまして、とても皆様にご覧いただける状態ではありません、
ですが
そんなこととは露知らず、いきなりいらしてしまう方もおります。
一昨日はメキシコからもう37年ほどの付き合いとなる彫刻家のセバスチャンさん一家が来日、あの猛烈な雨と風の中、宿泊先の銀座からタクシーで駒込までいらしてくださいました。そういえば前回いらしたときも猛烈な暴風雨のときでした。
ちょうど亭主と社長は倉庫に行っており、大慌てで駒込に向かいました。
留守番のスタッフたちが、こっちの荷物をあっちに寄せ、あっちのダンボールをさらに積み上げ、ようやく作った小さなスペースにお迎えしたのでした。





移ってまだ間もないのですが、使い勝手、住み心地は満点です。
なぜそんなに住みいいのか。
知り人ぞ知る、阿部先生はお料理の達人らしい。
本日は阿部先生のご著書を紹介しましょう。

『中心のある家』
2016年
復刊ドットコム 発行
55ページ
21.7x22.3cm
私の家は年を経るごとにすてきになってきました。
私になじみ、
環境にもなじんできました。
とてもよい関係です。
建物を設計していると、
はじめは私が設計しているという実感があるのですが、
ある時点から人格のようなものを持った存在になります。
いろいろな人との関わり、
思い入れによって人の心と深い関わりを持つようになるのだと思います。
(本書帯より転載)

『暮らしを楽しむキッチンのつくり方』
2014年
彰国社 発行
167ページ
21.0x15.0cm
目次(抄):
・はじめに 阿部勤
・「関係」を楽しむ―中心のある家―
・「集う」を楽しむ―渡辺さんの家―
・「素材」を楽しむ―持永さんの家―
・「仕舞う」を楽しむ―齋藤さんの家―
・「空間」を楽しむ―壁の重なりの家―
・「外との関わり」を楽しむ―東が丘の家―
・「機器」を楽しむ―斎藤さんの家―
・「火との関わり」を楽しむ―神楽坂の家―
・「風」を楽しむ―小田木さんの家―
・「収納」を楽しむ―井関さんの家―
・「光」を楽しむ―銀閣寺前の家―
・アルテックの設計プロセス―えりさんのキッチンができるまで
・暮らしを楽しむ設計の素
・おわりに 安立悦子
・図版・写真クレジット
・略歴
■阿部勤 Tsutomu ABE(1936-)
1936年東京に生まれる。1960年早稲田大学理工学部建築学科卒業後、坂倉準三建築研究所勤務。1975年室伏次郎とともにアルテック建築研究所設立。1984年アルテック設立。2004年~「中心のある家」「五本木ハウス」「美しが丘の家」「賀川豊彦記念松澤資料館」「スタンレー電気技術研究所」「桜台の家」にて日本建築家協会25年賞受賞。
●本日のお勧め作品は畦地梅太郎です。

「山男」
1953年
木版
Image size: 39.3x28.6cm
Sheet size: 43.3x33.2cm
A.P. サインあり
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
ときの忘れものの通常業務は平日の火曜~土曜日です。日曜、月曜、祝日はお問い合わせには返信できませんので、予めご了承ください。
◆〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました(詳しくは6月5日及び6月16日のブログ参照)。
電話番号と営業時間が変わりました。
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
営業時間=火曜~土曜の平日11時~18時。日・月・祝日は休廊。
ささやかですが、新しい空間のお披露目をいたします。
2017年7月7日(金)12時~19時(ご都合の良い時間にお出かけください)

(撮影:阿部勤)
JR及び南北線の駒込駅南口から約10分、名勝六義園の正門からほど近く、東洋文庫から直ぐの場所です。

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