昨日の文化の日に秋の叙勲が発表され、細江英公先生が旭日重光章を受章されました。
おめでとうございます!

細江英公 Eikoh HOSOE「薔薇刑 作品32 Ordeal by Roses #32」1961年撮影
<撮影で重要なのは精神性。興味があるものを撮影対象とするが、なぜ興味があるのかを考えて、初めて自分の写真が撮れるようになった。
その人が書いたもの、その人について書かれたものを徹底的に読む。写真家の義務です。
(朝日新聞 2017年11月3日朝刊より)>
<趣味の延長ではいくらやっても本物にはなれない。(中略)
いやなものは撮らない。撮りたいから撮る。
(産経ニュースより)>
私たちは青山時代、さらに遡ると現代版画センターの渋谷時代から細江先生にはお世話になっていますが、駒込での「細江英公写真展」は始まったばかり、まずはその展示をご紹介します。











1933年(昭和8年)3月18日 のお生まれですから、いま84歳。
私たちが細江先生の知遇を得たのは1970年代、私たちが20代、先生が40代の頃でした。
以来、折に触れご指導を受け、先生の展覧会も幾度となく開催してきました。
●1981年9月26日シンポジウム瑛九第6回<細江英公フォトデッサン実技講座>
会場:渋谷区松涛・ギャラリー方寸
左から、瑛九のフォトデッサンを手にする尾崎正教さん(現代版画センター事務局長)、機関誌編集スタッフの星野治樹さん、懐中電灯を手に瑛九のフォトデッサン制作方法を語る細江先生(48歳)、右端の横縞シャツの少年は長男の細江賢治さん

瑛九直伝のフォトデッサン(フォトグラム)の制作の仕方を公開講義してくださいました。
●2001年7月31日「内間安瑆・俊子夫妻を偲ぶ会」
会場:青山・金華飯店

内間夫妻の思い出をご遺族の安樹夫妻に語る細江先生

左から瀬木慎一さん、細江先生、三木多聞さん、社長
●2006年12月2日「草間彌生展」ギャラリートーク
会場:青山・ときの忘れもの
講師は林洋子さん(左端)、細江先生は聴衆の一人として飛び入り参加。ドアを開けて入ってきた細江先生を見て、思わず林さんがたじろいだのが楽しい思い出です。
その夜の二次会、近くの居酒屋さん「机」にて。
左から尾立麗子、三上豊さん、細江先生、社長
●2007年3月17日「細江英公『春本・浮世絵うつし』オリジナル・プリント展」
会場:青山・ときの忘れもの

細江英公 Eikoh HOSOE「春本・浮世絵うつし #7-3」2003年撮影

美術評論家・ヨシダ・ヨシエ先生を迎えてギャラリートークを開催しました。

ヨシダ・ヨシエさんのスピーチに拍手をおくる細江先生
●2009年12月19日「細江英公写真展 新版・鎌鼬」ギャラリートーク
会場:青山・ときの忘れもの

細江英公 Eikoh HOSOE「鎌鼬#37, 1968」1968年撮影

参加者にカメラを向ける細江先生。
思わず皆さん笑顔に。
●2010年10月13日「マン・レイと宮脇愛子展」
会場:青山・ときの忘れもの

左から、亭主、カイ・ファルクマン(スウェーデン俳句協会会長)、細江先生、朝山耿吉さん、磯崎新さん、宮脇愛子さん

こちらは細江先生が撮影して下さった記念写真です。
クリックして拡大してください。細江先生のシャッターがいかに人々の視線を捕えるか、一瞬の技の素晴らしさに讃嘆です。
●2013年6月7日「6月の画廊コレクション展~9人の作家たち」
会場:青山・ときの忘れもの

若い作家たちの作品も見に来てくださいます。
お好きな赤ワインでゴキゲンです。
●2014年10月8日「細江英公写真展-ガウディの宇宙-」オープニング
会場:青山・ときの忘れもの

細江英公 Eikoh HOSOE「Sagrada Familia 224」1980年撮影(ヴィンテージ・ゼラチンシルバープリント)

オープニングで。
細江賢治さん(右端)、大野慶人さん(左から二人目)
●2017年10月31日「細江英公写真展」オープニング
会場:駒込・ときの忘れもの

細江先生を囲んで、ときの忘れもののスタッフ

オープニングにいらした皆さんと記念撮影
20世紀文化の最大の特徴が映像文化であることは論をまちません。
写真、映画、テレビの発明と発達が人々の生活までを一変させました。もちろん美術の世界も。
カメラ大国、映像文化の先進国である日本は写真の分野でも世界に誇る作家たちを数多く輩出しています。
現存作家では細江先生が誰よりも早く国際的な舞台で活躍されてきました。
すでに文化功労者として顕彰されていますが、さらに国家がその業績を称えたことを喜びたいと思います。
長年、細江先生を支えてこられた奥様、ご家族の皆様にも心よりお祝い申し上げます。
●本日4日(土)は開廊していますが、明日5日(日曜)と明後日6日(月曜)は休廊です。
◆ときの忘れものは「細江英公写真展」を開催しています。
会期=2017年10月31日[火]―11月25日[土]

●会期中、細江英公サイン入り写真集を特別頒布しています。
おめでとうございます!

細江英公 Eikoh HOSOE「薔薇刑 作品32 Ordeal by Roses #32」1961年撮影
<撮影で重要なのは精神性。興味があるものを撮影対象とするが、なぜ興味があるのかを考えて、初めて自分の写真が撮れるようになった。
その人が書いたもの、その人について書かれたものを徹底的に読む。写真家の義務です。
(朝日新聞 2017年11月3日朝刊より)>
<趣味の延長ではいくらやっても本物にはなれない。(中略)
いやなものは撮らない。撮りたいから撮る。
(産経ニュースより)>
私たちは青山時代、さらに遡ると現代版画センターの渋谷時代から細江先生にはお世話になっていますが、駒込での「細江英公写真展」は始まったばかり、まずはその展示をご紹介します。











1933年(昭和8年)3月18日 のお生まれですから、いま84歳。
私たちが細江先生の知遇を得たのは1970年代、私たちが20代、先生が40代の頃でした。
以来、折に触れご指導を受け、先生の展覧会も幾度となく開催してきました。
●1981年9月26日シンポジウム瑛九第6回<細江英公フォトデッサン実技講座>
会場:渋谷区松涛・ギャラリー方寸

左から、瑛九のフォトデッサンを手にする尾崎正教さん(現代版画センター事務局長)、機関誌編集スタッフの星野治樹さん、懐中電灯を手に瑛九のフォトデッサン制作方法を語る細江先生(48歳)、右端の横縞シャツの少年は長男の細江賢治さん

瑛九直伝のフォトデッサン(フォトグラム)の制作の仕方を公開講義してくださいました。
●2001年7月31日「内間安瑆・俊子夫妻を偲ぶ会」
会場:青山・金華飯店

内間夫妻の思い出をご遺族の安樹夫妻に語る細江先生

左から瀬木慎一さん、細江先生、三木多聞さん、社長
●2006年12月2日「草間彌生展」ギャラリートーク
会場:青山・ときの忘れもの


左から尾立麗子、三上豊さん、細江先生、社長
●2007年3月17日「細江英公『春本・浮世絵うつし』オリジナル・プリント展」
会場:青山・ときの忘れもの

細江英公 Eikoh HOSOE「春本・浮世絵うつし #7-3」2003年撮影

美術評論家・ヨシダ・ヨシエ先生を迎えてギャラリートークを開催しました。

ヨシダ・ヨシエさんのスピーチに拍手をおくる細江先生
●2009年12月19日「細江英公写真展 新版・鎌鼬」ギャラリートーク
会場:青山・ときの忘れもの

細江英公 Eikoh HOSOE「鎌鼬#37, 1968」1968年撮影

参加者にカメラを向ける細江先生。
思わず皆さん笑顔に。
●2010年10月13日「マン・レイと宮脇愛子展」
会場:青山・ときの忘れもの

左から、亭主、カイ・ファルクマン(スウェーデン俳句協会会長)、細江先生、朝山耿吉さん、磯崎新さん、宮脇愛子さん

こちらは細江先生が撮影して下さった記念写真です。
クリックして拡大してください。細江先生のシャッターがいかに人々の視線を捕えるか、一瞬の技の素晴らしさに讃嘆です。
●2013年6月7日「6月の画廊コレクション展~9人の作家たち」
会場:青山・ときの忘れもの

若い作家たちの作品も見に来てくださいます。
お好きな赤ワインでゴキゲンです。
●2014年10月8日「細江英公写真展-ガウディの宇宙-」オープニング
会場:青山・ときの忘れもの

細江英公 Eikoh HOSOE「Sagrada Familia 224」1980年撮影(ヴィンテージ・ゼラチンシルバープリント)

オープニングで。
細江賢治さん(右端)、大野慶人さん(左から二人目)
●2017年10月31日「細江英公写真展」オープニング
会場:駒込・ときの忘れもの

細江先生を囲んで、ときの忘れもののスタッフ

オープニングにいらした皆さんと記念撮影
20世紀文化の最大の特徴が映像文化であることは論をまちません。
写真、映画、テレビの発明と発達が人々の生活までを一変させました。もちろん美術の世界も。
カメラ大国、映像文化の先進国である日本は写真の分野でも世界に誇る作家たちを数多く輩出しています。
現存作家では細江先生が誰よりも早く国際的な舞台で活躍されてきました。
すでに文化功労者として顕彰されていますが、さらに国家がその業績を称えたことを喜びたいと思います。
長年、細江先生を支えてこられた奥様、ご家族の皆様にも心よりお祝い申し上げます。
●本日4日(土)は開廊していますが、明日5日(日曜)と明後日6日(月曜)は休廊です。
◆ときの忘れものは「細江英公写真展」を開催しています。
会期=2017年10月31日[火]―11月25日[土]

●会期中、細江英公サイン入り写真集を特別頒布しています。
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