連日たくさんのお客様においでいただいている「細江英公写真展」ですが、会期はいよいよ明日25日までです。
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初めてのお客様が多いのですが、秋の叙勲で旭日重光章をいただき新聞やテレビ、雑誌など多くのメディアに細江先生のニュースが載ったおかげでしょう。

電話主「細江先生のお写真を展示しているって聞いたのですが、場所を教えてください」
亭主「駒込をご存知でしょうか」
電話主「生まれてずっと、駒込に住んでいます」

てなやりとりがいくつもあり、いまさらながら駒込(正確にいうと豊島区駒込と文京区本駒込)が都内有数の住宅地であるということを痛感しています。
青山とは全く違った景観ですが、あるときは東洋文庫のカフェでドナルド・キーンさんがランチを召上がっていたり、ガラス張りのレストランで緒方貞子さんがお仲間と食事をされているところに遭遇したり、建築家の栗生明先生のように事務所が湯島で、お住まいもお近くで「今度の方が来易くなりました」という方もいます。
毎日、ご近所の方が家族連れで来てくださるのも嬉しいですね。
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青山時代の風情を懐かしんで下さる方も、駒込のお庭には感心してくれます。
お披露目(7月7日)のときには小林泰彦さんのステンレス彫刻「No.148」を展示しました。
大家さんが年に一度、植木屋さんを入れて剪定してくださるのですが、それも一段落したので、このたび、島根紹さんの彫刻作品を展示しました。
島根

島根紹_彫刻蕾・諍い女島根紹
シリーズ〈息をせずに生きる方法について〉より《蕾・諍い女》
ブロンズ、ステンレス
175.0x35.0x52.0cm
2016
Signed

島根紹_彫刻蕾・諍い女_部分島根紹
シリーズ〈息をせずに生きる方法について〉より《蕾・諍い女》
部分


島根紹_彫刻_ケシ島根紹
シリーズ〈息をせずに生きる方法について〉より《ケシ》
ブロンズ、ステンレス、真鍮
178.0x35.0x35.0cm
2017
Signed

島根紹_彫刻ケシ_部分島根紹
シリーズ〈息をせずに生きる方法について〉より《ケシ》
部分
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島根 紹 Sho SHIMANE
1949年東京都江戸川区に生まれる。1973年東京藝術大学彫刻科卒業。1975年同大学院修了。1991年武藏野美術大字彫刻字科非常勤講師(~2003年)。
ブロンズ、鉄、真鍮などを使った彫刻を制作。1975年銀座・みゆき画廊にて初個展開催。銀座・ギャラリーせいほう(1998年、2003年、2016年)、銀座・資生堂ギャラリー(1994年)、日本橋高島屋(2000年)で個展開催。一貫して「息をせずに生きる方法について」シリーズを発表している。
1980年第1回高村光太郎大賞展(箱根彫刻の森美術館)にて佳作賞、1983年天展・奈良(~86年)大賞受賞、1985年第11回現代日本彫刻展(山口県宇部市常盤公園)兵庫県立近代美術館賞を受賞。1986年第10回神戸須磨離宮現代彫刻展(兵庫県)などグループ展に多数出品。
美ヶ原高原美術館、兵庫県立近代美術館、ダイキンオードシェル蓼科、第一生命湯河原研修所、市原市水と緑の丘、筑波サーキット、(財)東京オペラシティー文化財団、ディレメンデレ美術館(トルコ)他にコレクションされている。
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ときの忘れもののある駒込(JR、地下鉄南北線「駒込駅」下車)の名所は広大な日本庭園「六義園」です。
一年で一番美しい紅葉の季節、いまライトアップがされています。
ハゼは見頃で赤く色づき、モミジは池周辺が色づき始めています!
モミジの見頃は今月下旬から12月上旬を予想しています。
ドウダンツツジやトウカエデも色づいています。
園内約560本の木々が紅葉します。
紅葉している場所も少しずつ移動していきますので
来園の度に違った光景をお楽しみいただけます。
「紅葉と大名庭園のライトアップ」は来月6日まで毎日行います
開園時間は午前9時~午後9時まで、最終入園は午後8時30分までです。

※画像(撮影:スタッフS)をクリックすると大きいサイズでご覧いただけます。
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園内では紅葉の他、茶屋での抹茶を楽しんだり、
軽飲食やお土産の販売を楽しんだりもできます。
正門と、駒込駅から徒歩2分の染井門もご利用いただけます
みなさまのお越しをお待ちしております!
(六義園のHPより)

◆ときの忘れものは「細江英公写真展」を開催しています。
会期=2017年10月31日[火]―11月25日[土]
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細江先生は秋の叙勲で旭日重光章を受章されました。
●会期中、細江英公サイン入り写真集を特別頒布しています。

◆銀座のギャラリーせいほうで宮脇愛子展が開催されています。
201711MIYAWAKI「宮脇愛子展 last works(2013~14)」
会期=2017年11月20日[月]~12月2日[土] ※日・祝日休廊
会場=ギャラリーせいほう 
〒104-0061 東京都中央区銀座8丁目10-7 東成ビル1F
電話:03-3573-2468
最後の新作である油彩を中心に立体(ガラス、真鍮)、ドローイング、版画など。


◆ときの忘れものは「メキシコ地震被災地支援・チャリティー頒布会」を開催します。
201711mexico
会期:2017年11月28日(火)~12月2日(土)
出品100点のリストは11月11日ブログに掲載し、予約受付を開始しました。
全作品、一律8,000円で頒布し、売上金全額を被災地メキシコに送金します。
※お申込みの返信は、翌営業日となります。(日・月・祝日は休廊です。)


●書籍のご案内
TAKIGUCHI_3-4『瀧口修造展 III・IV 瀧口修造とマルセル・デュシャン』図録
2017年10月
ときの忘れもの 発行
92ページ
21.5x15.2cm
テキスト:瀧口修造(再録)、土渕信彦、工藤香澄
デザイン:北澤敏彦
掲載図版:65点
価格:2,500円(税別)*送料別途250円
*『瀧口修造展 I』及び『瀧口修造展 II』図録も好評発売中です。


安藤忠雄の奇跡安藤忠雄の奇跡 50の建築×50の証言
2017年11月
日経アーキテクチュア(編)
B5判、352ページ
(NA建築家シリーズ 特別編 日経アーキテクチュア)
価格:2,700円+税 *送料:250円
亭主もインタビューを受け、1984年の版画制作始末を語りました。
安藤先生のサイン本をときの忘れもので扱っています。

六本木の国立新美術館では「安藤忠雄展―挑戦―」が開催されています。
会期:2017年9月27日[水]~12月18日[月]
番頭おだちのオープニング・レポートはコチラを、光嶋裕介さんのエッセイ「安藤忠雄展を見て」と合わせてお読みください。
ときの忘れものでは1984年以来の安藤忠雄の版画、ドローイング作品をいつでもご覧になれます。

●ときの忘れものは、〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました(詳しくは6月5日及び6月16日のブログ参照)。
電話番号と営業時間が変わりました。
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531 
営業時間=火曜~土曜の平日11時~18時。日・月・祝日は休廊。

JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。
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