初挑戦「ART MIAMI 2017」が始まりました。
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会期:2017年12月5日[火]~10日[日]
ブースナンバー:A428

今から76年前の今日12月8日、日本軍がアメリカ、ハワイ真珠湾を奇襲攻撃し、4年近くに及ぶ太平洋戦争が勃発。無謀な戦いは多くの人を苦しめ、広島・長崎への史上初の原爆投下によってようやく終戦(敗戦)の日を迎えたのでした。
「リメンバー・パールハーバー」は長くアメリカ軍の、ひいてはアメリカ国民の日本への憎しみを象徴する言葉でした。

私たちの仕事は平和で安全な社会でこそ成り立ちます。
マイアミでは、若いスタッフと作家たちが多くの客に囲まれ、自ら信じるアートの力をアピールしています。なんと喜ばしく、ありがたいことでしょうか。

今回のマイアミ行、スタッフたちは2015年夏のサンタフェの悲劇(売上げゼロ)の悪夢にうなされていたようですが、参加作家(光嶋裕介さん、葉栗剛さん、野口琢郎さん、秋葉シスイさん)たちのアピールが効を奏し、幸先の良いスタートだったようです。
葉栗さん、野口さんがfacebookで現地の様子を報告してくれているので、ご紹介します。

マイアミ3日目 展示設営
マイアミ4日目 展示設営 firstView/VIPPreview
余りにも広いので全体を映すのは無理なので、入り口からブースまでの道順を動画にしました。(揺れて気持ち悪いけどお許しを) First View前に撮影



(葉栗剛さんのフェースブックより)

マイアミでのアートフェアART MIAMIは昨日5日が招待客のみのプレビュー、今日6日が一般公開初日でした。ちなみに日本とマイアミの時差は日本よりマイナス14時間です。
プレビューは来場者数もとても多く、ときの忘れものブースは早々に葉栗剛さんの対の木彫作品2体と秋葉シスイさんの100号の大作が売れ、幸先の良いスタートでした。
ただ、夜10時までの公開という事で、さすがに京都個展終わりの1時間睡眠からの24時間移動の即アートフェアだったので、最後の方は睡魔がなかなか凄かったです(^^;)
あと、今回一応レンタカー借りて運転するつもりだったのですが、マイアミの交通状況がもの凄い飛ばすは無理に割り込むはで、これはパッと来て運転するのは危ないという事になり、タクシー移動になりました。
ただ、噂通りタクシーがなかなか捕まらなく、会場近くの店で晩御飯食べて、5人乗れる中型のタクシー呼んでもらったら夜遅かったとはいえ来るのに1時間近くかかり皆さんクタクタ、地下鉄も無いので、移動に関してはなかなか苦労する街だなと思います。

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<すごい身長高い人がテレビカメラに追いかけられてました、NBA選手とかかな。。>
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<会場から月が綺麗に見えました。>
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ホテル付近にスーパーが無いので、今日はちゃんと部屋でハイボール作れるようにウイスキー炭酸水、レモンに包丁まで買いだめしました 笑 
では明日以降は会場の他のブースの作品など載せます、おやすみなさい☆

(野口琢郎さんのフェースブックより)>

◆埼玉県立近代美術館の広報紙 ZOCALO の12月-1月号が発行され、次回の企画展「版画の景色 現代版画センターの軌跡」が特集されています。館内で無料配布しているほか、HPからもご覧いただけます。

◆ときの忘れものは「WARHOL―underground america」を開催します。
会期=2017年12月12日[火]―12月28日[木] ※日・月・祝日休廊
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1960年代を風靡したアングラという言葉は、「アンダーグラウンドシネマ」という映画の動向を指す言葉として使われ始めました。ハリウッドの商業映画とはまったく異なる映像美を目指したジョナス・メカスアンディ・ウォーホルの映画をいちはやく日本に紹介したのが映画評論家の金坂健二でした。金坂は自身映像作家でもあり、また多くの写真作品も残しました。没後、忘れられつつある金坂ですが、彼の撮影したウォーホルのポートレートを展示するともに、著書や写真集で金坂の疾走した60~70年代を回顧します。
会期中毎日15時よりメカス映画「this side of paradise」を上映します
1960年代末から70年代始め、暗殺された大統領の未亡人ジャッキー・ケネディがモントークのウォーホルの別荘を借り、メカスに子供たちの家庭教師に頼む。週末にはウォーホルやピーター・ビアードが加わり、皆で過ごした夏の日々、ある時間、ある断片が作品には切り取られています。60~70年代のアメリカを象徴する映像作品です。(予約不要、料金500円はメカスさんのNYフィルム・アーカイブスに送金します)。

●書籍のご案内
版画掌誌5号表紙600
版画掌誌第5号
オリジナル版画入り美術誌
ときの忘れもの 発行
特集1/ジョナス・メカス
特集2/日和崎尊夫
B4判変形(32.0×26.0cm) シルクスクリーン刷り
A版ーA : 限定15部 価格:120,000円(税別) 
A版ーB : 限定20部 価格:120,000円(税別)
B版 : 限定35部 価格:70,000円(税別)


TAKIGUCHI_3-4『瀧口修造展 III・IV 瀧口修造とマルセル・デュシャン』図録
2017年10月
ときの忘れもの 発行
92ページ
21.5x15.2cm
テキスト:瀧口修造(再録)、土渕信彦、工藤香澄
デザイン:北澤敏彦
掲載図版:65点
価格:2,500円(税別) *送料250円
*『瀧口修造展 I』及び『瀧口修造展 II』図録も好評発売中です。


安藤忠雄の奇跡安藤忠雄の奇跡 50の建築×50の証言
2017年11月
日経アーキテクチュア(編)
B5判、352ページ
価格:2,700円(税別) *送料:250円
亭主もインタビューを受け、1984年の版画制作始末を語りました。
ときの忘れもので扱っています。

国立新美術館で開催中の「安藤忠雄展―挑戦―」は20万人を突破、会期も残り僅かです(12月18日[月]まで)。
展覧会については「植田実のエッセイ」と「光嶋裕介のエッセイ」を、「番頭おだちのオープニング・レポート」と合わせ読みください。
ときの忘れものでは1984年以来の安藤忠雄の版画、ドローイング作品をいつでもご覧になれます。


●ときの忘れものは、〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました(詳しくは6月5日及び6月16日のブログ参照)。
電話番号と営業時間が変わりました。
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531 
営業時間=火曜~土曜の平日11時~18時。日・月・祝日は休廊。

JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。
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