ときの忘れものでは5年ぶりに「ハ・ミョンウン展」を開催します。
「ハ・ミョンウン展」
会期=2018年2月9日[金]―2月24日[土] 11:00~19:00 ※日・月・祝日休廊

ロイ・リキテンスタイン、アンディ・ウォーホルなど誰もが知っている20世紀を代表するポップアートを、再解釈・再構築して自らの作品に昇華させるハ・ミョンウン。近年ではアジア最大のアートフェア「KIAF」に出品するなど活動の場を広げ、今後の活躍が期待される韓国の若手作家です。
ときの忘れものでは2回目となる個展ですが、新作を中心に約15点を展示します。
青山の木造の壁面から、駒込のコンクリートのハードな壁面に、作家がどのように取り組むか、おそらく(ときの忘れものでは珍しいことですが)インスタレーション的な展示になるのではと期待しています。ハ・ミョンウンは会期中数日間、日本に滞在する予定ですので、ぜひ皆様のご来廊をお待ちしています。
●オープニングのご案内
2月9日(金)17時から、来日するハ・ミョンウンさんを囲んでオープニングを開催します(予約不要)。皆さまお誘いあわせの上、是非ご参加ください。
ハ・ミョンウンさん。
2012年11月、南青山時代のときの忘れものでの個展にて。

ソウル在住のハさんの作業スペース。
自身の作品が掛けてあったり、カラフルで整頓されています。
ハさんの作品は、リキテンスタインやウォーホルの作品をモチーフに、いくつものレイヤーが重なることで一つの作品となっています。
カラフルなペイント



ウォーホルのキャンベルスープ缶をモチーフに。
インスタレーションも展開しています。
こちらはテグアートフェアでの展示風景。
ハ・ミョンウン
「Brush Tree」
こちらはThe-K Hotel Seoulに設置されたハさんの作品。

こちらは鏡の作品。
ハさんの発想は自由で、私たちが観たことのある作品のかけらを集め、新しい形を展開していきます。
マグカップやポーチなどの可愛いグッズにもなっています。

*ときの忘れものでの展示風景以外の画像は、ハ・ミョンウンさんのfacebookより転載しました。
◆埼玉県立近代美術館で「版画の景色 現代版画センターの軌跡」展が開催されています。現代版画センターと「ときの忘れもの」についてはコチラをお読みください。
詳細な記録を収録した4分冊からなるカタログはお勧めです。ときの忘れもので扱っています。
会期:2018年1月16日(火)~3月25日(日)
現代版画センターは会員制による共同版元として1974年~1985年までの11年間に約80作家、700点のエディションを発表し、全国各地で展覧会、頒布会、オークション、講演会等を開催しました。本展では45作家、約300点の作品と、機関誌等の資料、会場内に設置した三つのスライド画像によりその全軌跡を辿ります。
○<埼玉県立美術館で「版画の景色 現代版画センターの軌跡」を見た。 現代版画センターの試みの多様さを満喫。小さな発見がいつくもあった。建築や写真・デザインと版画との親和性。宮脇愛子作品と石川九楊の書の類似とか他にも諸々。版画の可能性は版画の外への視点なのかな。
気になった作品。
靉嘔「1本のエッチングの線」シリーズ
島州一「ボートの女」「ジーンズ」
戸張弧雁の作品
堀内正和「三つの矩形」「咬みあう二つの形」
難波田龍起「石の時間」「昼と夜」「幻の館」「
磯崎新「内部風景Ⅰ ストン・ポロウ邸ールートウィッヒ・ヴィトゲンシュタイン」「内部風景Ⅱ カトルマル精神病院ーアントナン・アルトー」
小野具定「加工場」
大沢昌助「青の立像」「さまよいの影」
宮脇愛子作品
船越保武「若い女A」「若い女B」「聖クララ」
アンディ・ウォーホル「KIKU」シリーズ
安藤忠雄「SCENE1 / WALL」「SCENE2 / CROSS」
北川民次「瀬戸の街」
駒井哲郎「芽生え」
(田中未知さんが親しくしていたということで一度電話で挨拶したことがある)宮井陸郎さんがウォーホルにKIKUなどを作ってもらう時の仲介役になっていたという話も興味深かった。
(20180129/岡本 和樹さんのfacebookより)>
○<埼玉近美の版画センターの展示、よかった。こうして70-80年代のアートシーンが検証されて、充実した記録が残されていくのは熱いです。コレクション展はあまり引っかからなかったけど、印象に残ったのは元永定正と田中保かな。
(20180128/留樹 さんのtwitterより)>
○<埼玉近代美術館で「版画の景色」を観てきました。2回目ですが、まだまだリピートしたくなる展示ですね。
一番のお気に入りは磯崎新のMOCA 3部作。数学的なシュルレアリスムの世界を彷彿させるような3つの版画がとにかくカッコ良いです。木村利三郎のNY等の町の版画も素敵ですね。
(2018年1月28日Takao Rivalさんのtwitterより)>
○西岡文彦さんの連載エッセイ「現代版画センターという景色」が始まりました(1月24日、2月14日、3月14日の全3回の予定です)。草創期の現代版画センターに参加された西岡さんが3月18日14時半~トークイベント「ウォーホルの版画ができるまでーー現代版画センターの軌跡」に講師として登壇されます。
○光嶋裕介さんのエッセイ「身近な芸術としての版画について」(1月28日ブログ)
○荒井由泰さんのエッセイ「版画の景色―現代版画センターの軌跡展を見て」(1月31日ブログ)
○埼玉県立近代美術館の広報誌 ソカロ87号では1983年のウォーホル全国展が紹介されています。
○同じく、同館の広報誌ソカロ88号には栗原敦さん(実践女子大学名誉教授)の特別寄稿「現代版画センター運動の傍らでー運動のはるかな精神について」が掲載されています。
○現代版画センターエディションNo.160 堀内正和「咬みあう二つの形」
現代版画センターのエディション作品を展覧会が終了する3月25日まで毎日ご紹介します。
堀内正和
《咬みあう二つの形》1977年
シルクスクリーン(刷り:石田了一)
Image size: 20.0×28.5cm
Sheet size: 38.1×48.2cm
Ed.75 サインあり
*現代版画センターエディション

●日経アーキテクチュアから『安藤忠雄の奇跡 50の建築×50の証言』が刊行されました。
亭主もインタビューを受け、1984年の版画制作始末を語りました。日経アーキテクチュア編集長のコラム<建築家・安藤忠雄氏の言葉の力:第3回>で、出江寛先生、石山修武先生の次に紹介されていますので、お読みください。
◆国立近現代建築資料館で2月4日[日]まで「紙の上の建築 日本の建築ドローイング1970s-1990s」展が開催中。磯崎新、安藤忠雄らの版画作品も出品されています。
展覧会については戸田穣さんのエッセイをお読みください。
磯崎新
「CLUB HOUSE」
1983年
シルクスクリーン(刷り:石田了一)
イメージサイズ:55.0x55.0cm
シートサイズ:90.0x63.0cm
Ed.75 サインあり
*現代版画センターエディション
●ときの忘れものは昨年〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました。TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
新天地の駒込界隈についてはWEBマガジン<コラージ12月号>をお読みください。18~24頁にときの忘れものが特集されています。
2018年から営業時間を19時まで延長します。
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。日・月・祝日は休廊。
JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。
「ハ・ミョンウン展」
会期=2018年2月9日[金]―2月24日[土] 11:00~19:00 ※日・月・祝日休廊

ロイ・リキテンスタイン、アンディ・ウォーホルなど誰もが知っている20世紀を代表するポップアートを、再解釈・再構築して自らの作品に昇華させるハ・ミョンウン。近年ではアジア最大のアートフェア「KIAF」に出品するなど活動の場を広げ、今後の活躍が期待される韓国の若手作家です。
ときの忘れものでは2回目となる個展ですが、新作を中心に約15点を展示します。
青山の木造の壁面から、駒込のコンクリートのハードな壁面に、作家がどのように取り組むか、おそらく(ときの忘れものでは珍しいことですが)インスタレーション的な展示になるのではと期待しています。ハ・ミョンウンは会期中数日間、日本に滞在する予定ですので、ぜひ皆様のご来廊をお待ちしています。
●オープニングのご案内
2月9日(金)17時から、来日するハ・ミョンウンさんを囲んでオープニングを開催します(予約不要)。皆さまお誘いあわせの上、是非ご参加ください。

2012年11月、南青山時代のときの忘れものでの個展にて。


自身の作品が掛けてあったり、カラフルで整頓されています。







こちらはテグアートフェアでの展示風景。

「Brush Tree」



ハさんの発想は自由で、私たちが観たことのある作品のかけらを集め、新しい形を展開していきます。


*ときの忘れものでの展示風景以外の画像は、ハ・ミョンウンさんのfacebookより転載しました。
◆埼玉県立近代美術館で「版画の景色 現代版画センターの軌跡」展が開催されています。現代版画センターと「ときの忘れもの」についてはコチラをお読みください。
詳細な記録を収録した4分冊からなるカタログはお勧めです。ときの忘れもので扱っています。
会期:2018年1月16日(火)~3月25日(日)

○<埼玉県立美術館で「版画の景色 現代版画センターの軌跡」を見た。 現代版画センターの試みの多様さを満喫。小さな発見がいつくもあった。建築や写真・デザインと版画との親和性。宮脇愛子作品と石川九楊の書の類似とか他にも諸々。版画の可能性は版画の外への視点なのかな。
気になった作品。
靉嘔「1本のエッチングの線」シリーズ
島州一「ボートの女」「ジーンズ」
戸張弧雁の作品
堀内正和「三つの矩形」「咬みあう二つの形」
難波田龍起「石の時間」「昼と夜」「幻の館」「
磯崎新「内部風景Ⅰ ストン・ポロウ邸ールートウィッヒ・ヴィトゲンシュタイン」「内部風景Ⅱ カトルマル精神病院ーアントナン・アルトー」
小野具定「加工場」
大沢昌助「青の立像」「さまよいの影」
宮脇愛子作品
船越保武「若い女A」「若い女B」「聖クララ」
アンディ・ウォーホル「KIKU」シリーズ
安藤忠雄「SCENE1 / WALL」「SCENE2 / CROSS」
北川民次「瀬戸の街」
駒井哲郎「芽生え」
(田中未知さんが親しくしていたということで一度電話で挨拶したことがある)宮井陸郎さんがウォーホルにKIKUなどを作ってもらう時の仲介役になっていたという話も興味深かった。
(20180129/岡本 和樹さんのfacebookより)>
○<埼玉近美の版画センターの展示、よかった。こうして70-80年代のアートシーンが検証されて、充実した記録が残されていくのは熱いです。コレクション展はあまり引っかからなかったけど、印象に残ったのは元永定正と田中保かな。
(20180128/留樹 さんのtwitterより)>
○<埼玉近代美術館で「版画の景色」を観てきました。2回目ですが、まだまだリピートしたくなる展示ですね。
一番のお気に入りは磯崎新のMOCA 3部作。数学的なシュルレアリスムの世界を彷彿させるような3つの版画がとにかくカッコ良いです。木村利三郎のNY等の町の版画も素敵ですね。
(2018年1月28日Takao Rivalさんのtwitterより)>
○西岡文彦さんの連載エッセイ「現代版画センターという景色」が始まりました(1月24日、2月14日、3月14日の全3回の予定です)。草創期の現代版画センターに参加された西岡さんが3月18日14時半~トークイベント「ウォーホルの版画ができるまでーー現代版画センターの軌跡」に講師として登壇されます。
○光嶋裕介さんのエッセイ「身近な芸術としての版画について」(1月28日ブログ)
○荒井由泰さんのエッセイ「版画の景色―現代版画センターの軌跡展を見て」(1月31日ブログ)
○埼玉県立近代美術館の広報誌 ソカロ87号では1983年のウォーホル全国展が紹介されています。
○同じく、同館の広報誌ソカロ88号には栗原敦さん(実践女子大学名誉教授)の特別寄稿「現代版画センター運動の傍らでー運動のはるかな精神について」が掲載されています。
○現代版画センターエディションNo.160 堀内正和「咬みあう二つの形」
現代版画センターのエディション作品を展覧会が終了する3月25日まで毎日ご紹介します。

《咬みあう二つの形》1977年
シルクスクリーン(刷り:石田了一)
Image size: 20.0×28.5cm
Sheet size: 38.1×48.2cm
Ed.75 サインあり
*現代版画センターエディション

●日経アーキテクチュアから『安藤忠雄の奇跡 50の建築×50の証言』が刊行されました。
亭主もインタビューを受け、1984年の版画制作始末を語りました。日経アーキテクチュア編集長のコラム<建築家・安藤忠雄氏の言葉の力:第3回>で、出江寛先生、石山修武先生の次に紹介されていますので、お読みください。
◆国立近現代建築資料館で2月4日[日]まで「紙の上の建築 日本の建築ドローイング1970s-1990s」展が開催中。磯崎新、安藤忠雄らの版画作品も出品されています。
展覧会については戸田穣さんのエッセイをお読みください。

「CLUB HOUSE」
1983年
シルクスクリーン(刷り:石田了一)
イメージサイズ:55.0x55.0cm
シートサイズ:90.0x63.0cm
Ed.75 サインあり
*現代版画センターエディション
●ときの忘れものは昨年〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました。TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531

2018年から営業時間を19時まで延長します。
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。日・月・祝日は休廊。
JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。
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