野口琢郎のエッセイ「京都西陣から」 第51回

個展が無事に終了

9月29日、ときの忘れものさんでの個展は無事に終了致しました。
期間中雨の日が多かったのが残念ではありましたが、お越し頂いた皆様、本当にありがとうございました。
今回はときの忘れものさんが駒込に移転されてから初めての個展だったので、初のコンクリート壁面というのもあり、どんな雰囲気で、見え方になるのか、展示してみないとわからなかったのですが、想像以上にコンクリート壁面にも合い、自分で言うのも何ですが、見応えあるとても良い個展だったと心から思います。
何故そう思えるのかというと、やはり自然光メインで作品を観て頂けたという所が大きいです。
窓の無い完全室内で照明だけで観るギャラリーやアートフェア会場では箔画の美しさや魅力を100%発揮できなくて、せっかくがんばって作った作品なのに、最善の環境で観てもらえない事がいつも残念で、でもしょうがないと諦めていたのですが、今回の展示では、雨の日や夜に暗い時間もあったものの、自然光メインで作品を観て頂けて、箔画の魅力を100%発揮できた事が本当に嬉しかったです。
ときの忘れものの皆様にも本当にお世話になり、感謝しております、ありがとうございました。
今年はまだ今月ART TAIPEI、12月にART MIAMIとときの忘れものさんから出展させて頂くのでがんばります。
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のぐち たくろう

野口琢郎展カタログのご案内
野口琢郎展_表紙600野口琢郎展カタログ
2018年
ときの忘れもの発行
24ページ
テキスト:島敦彦(金沢21世紀美術館館長)
デザイン:岡本一宣デザイン事務所
本体価格800円(税込) 
※送料別途250円
(メールにてお申し込みください)


野口琢郎 Takuro NOGUCHI(1975-)
1975年京都府生まれ。1997年京都造形芸術大学洋画科卒業。2000年長崎市にて写真家・東松照明の助手に就く。2001年京都西陣の生家に戻り、家業である箔屋野口の五代目を継ぐため修行に入る。その後も精力的に創作活動を続け、2004年の初個展以来毎年個展を開催している。

◆野口琢郎のエッセイ「京都西陣から」は毎月15日の更新です。

●今日のお勧め作品は、野口琢郎です。
noguchi-47_quiet野口琢郎 Takuro NOGUCHI
"Quiet"
2018年
箔画/木パネル、木材、漆、プラチナ箔、石炭、樹脂
52.6×24.0x4.5cm
Signed
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※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください


●ときの忘れものは昨年〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました。TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
阿部勤設計の新しい空間についてはWEBマガジン<コラージ12月号18~24頁>に特集されています。
2018年から営業時間を19時まで延長します。
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。日・月・祝日は休廊。
JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。
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