3月27日から始まったART BASEL HONG KONG 2019は、本日31日が最終日。
既にチケットは数日前に完売し、入場するのは一苦労のようです。
往復4万円、ベッド代2千円(!)で日本から若い人たちが押し寄せているというから驚きです。
アートバーゼル香港2019には、35の国と地域から242軒のギャラリーが出展していますが、会場が広大なので、スタッフたちでさえ見切れないようです。
ときの忘れものが出展しているのは三階の「インサイト」部門で、アジアとアジア太平洋地域の重要なアーティストの作品を通して、アジア美術の歴史を示すセクション。私たちを含め21のギャラリーが個展または2人展を開催しています。
僅か5日間ですが、史上初めて海外で瑛九の個展を、それも大観衆が来場したフェア会場で開催できたことに感激しています。
右は100号の油彩大作「海の原型」(1958年)、左は油彩10号「黄色い朝」(1958年)

右端がフォトデッサン「小鳥」、フォトデッサンは展示したものはほとんど売れました。
<本日もたくさんの方に価格を聞かれました。
《海の原型》《黄色い朝》は本当に大人気で、フォトデッサンだと《小鳥》が人気です。
売れていることを残念がり同じようなものはないかと聞かれます。
今日も一階を観てきましたが、アジアの作家のものは結構面白いものがたくさんありました。
画像はたくさんすぎて送れないのですが、帰国したらご覧いただきます。
草間さんは大きい油彩Nets(おそらくほとんど90年代)を出しているところが5~6ギャラリーありました。
白髪さんや元永さんの大きいタブローが多数出ています。
ペースギャラリーは奈良美智の大きい立体など出していました。
ポーラ・クーパーは田中敦子、シャピロの彫刻を出しており、シャピロの彫刻を出しているギャラリーは他に3~4ギャラリーありました。
広すぎてまだ見ていないブースもあるようなので、明日最終日ですがちょろっと回ってきたいと思います。
数名の方が勝見さんに「あなたが作家ですか?」と聞かれたようです(笑)。
(20190330. 21:40/大番頭オダチのメールより>
観客の多くが瑛九が60年前に亡くなった作家だと知らない。
作家は死んだけれど、作品は今を生きている。
アートフェア初参加の勝見がラインとかで写真をたくさん送ってきてくれたのですが、とりあえずアトランダムにピックアップしてご覧に入れます。
撮影したのは二日目の早い時間なので、人も少なく、作品中心に撮影できたようです。昨日あたりでは人並で撮影どころじゃあなかったらしい。







































◆ときの忘れものは<アートバーゼル香港2019>に出展し「瑛九展」を開催しています。
ART BASEL HONG KONG 2019
会期:2019年3月27日(水)-31日(日)
会場:Convention & Exhibition Centre, HK
ときの忘れものブースナンバー:3D27
公式サイト:https://www.artbasel.com/hong-kong/
海外で瑛九の個展が開催されるのは今回が初めてです。
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『第28回 瑛九展』(アートバーゼル香港)図録
2019年 ときの忘れもの
B5版 36頁 作品17点、参考図版27点掲載
執筆:大谷省吾(東京国立近代美術館)
編集:尾立麗子(ときの忘れもの)
デザイン:岡本一宣デザイン事務所
翻訳:Polly Barton、勝見美生(ときの忘れもの)
価格:800円 *送料250円
●瑛九の資料・カタログ等については1月11日ブログ「瑛九を知るために」をご参照ください。
埼玉県立近代美術館では「特別展示:瑛九の部屋」で120号の大作「田園」を公開、「瑛九と光春―イメージの版/層」では山田光春の新収蔵作品とともに、40点以上の油彩、フォトデッサン、版画他を展示しています(4月14日まで)。
宮崎県立美術館でも<瑛九 -宮崎にて>で120号の大作「田園 B」などを展示しています(4月7日まで)。
●ときの忘れものは〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました。阿部勤設計の新しい空間についてはWEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>に特集されています。JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
E-mail:info@tokinowasuremono.com
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。
*日・月・祝日は休廊。
既にチケットは数日前に完売し、入場するのは一苦労のようです。
往復4万円、ベッド代2千円(!)で日本から若い人たちが押し寄せているというから驚きです。
アートバーゼル香港2019には、35の国と地域から242軒のギャラリーが出展していますが、会場が広大なので、スタッフたちでさえ見切れないようです。
ときの忘れものが出展しているのは三階の「インサイト」部門で、アジアとアジア太平洋地域の重要なアーティストの作品を通して、アジア美術の歴史を示すセクション。私たちを含め21のギャラリーが個展または2人展を開催しています。
僅か5日間ですが、史上初めて海外で瑛九の個展を、それも大観衆が来場したフェア会場で開催できたことに感激しています。


右端がフォトデッサン「小鳥」、フォトデッサンは展示したものはほとんど売れました。
<本日もたくさんの方に価格を聞かれました。
《海の原型》《黄色い朝》は本当に大人気で、フォトデッサンだと《小鳥》が人気です。
売れていることを残念がり同じようなものはないかと聞かれます。
今日も一階を観てきましたが、アジアの作家のものは結構面白いものがたくさんありました。
画像はたくさんすぎて送れないのですが、帰国したらご覧いただきます。
草間さんは大きい油彩Nets(おそらくほとんど90年代)を出しているところが5~6ギャラリーありました。
白髪さんや元永さんの大きいタブローが多数出ています。
ペースギャラリーは奈良美智の大きい立体など出していました。
ポーラ・クーパーは田中敦子、シャピロの彫刻を出しており、シャピロの彫刻を出しているギャラリーは他に3~4ギャラリーありました。
広すぎてまだ見ていないブースもあるようなので、明日最終日ですがちょろっと回ってきたいと思います。
数名の方が勝見さんに「あなたが作家ですか?」と聞かれたようです(笑)。
(20190330. 21:40/大番頭オダチのメールより>
観客の多くが瑛九が60年前に亡くなった作家だと知らない。
作家は死んだけれど、作品は今を生きている。
アートフェア初参加の勝見がラインとかで写真をたくさん送ってきてくれたのですが、とりあえずアトランダムにピックアップしてご覧に入れます。
撮影したのは二日目の早い時間なので、人も少なく、作品中心に撮影できたようです。昨日あたりでは人並で撮影どころじゃあなかったらしい。







































◆ときの忘れものは<アートバーゼル香港2019>に出展し「瑛九展」を開催しています。

会期:2019年3月27日(水)-31日(日)
会場:Convention & Exhibition Centre, HK
ときの忘れものブースナンバー:3D27
公式サイト:https://www.artbasel.com/hong-kong/
海外で瑛九の個展が開催されるのは今回が初めてです。
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2019年 ときの忘れもの
B5版 36頁 作品17点、参考図版27点掲載
執筆:大谷省吾(東京国立近代美術館)
編集:尾立麗子(ときの忘れもの)
デザイン:岡本一宣デザイン事務所
翻訳:Polly Barton、勝見美生(ときの忘れもの)
価格:800円 *送料250円
●瑛九の資料・カタログ等については1月11日ブログ「瑛九を知るために」をご参照ください。
埼玉県立近代美術館では「特別展示:瑛九の部屋」で120号の大作「田園」を公開、「瑛九と光春―イメージの版/層」では山田光春の新収蔵作品とともに、40点以上の油彩、フォトデッサン、版画他を展示しています(4月14日まで)。
宮崎県立美術館でも<瑛九 -宮崎にて>で120号の大作「田園 B」などを展示しています(4月7日まで)。
●ときの忘れものは〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました。阿部勤設計の新しい空間についてはWEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>に特集されています。JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。

E-mail:info@tokinowasuremono.com
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。
*日・月・祝日は休廊。
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