スタッフSの海外ネットサーフィン No.71
「Tadao Ando. The Challenge」
読者の皆様こんにちは。暑いのか寒いのかよく分からない天気が続く内に桜も散り、気付けば四月も末日、前代未聞の公式十連休を明日に控えた本日、皆様いかがお過ごしでしょうか? 連休明けには仕事のやり方とか忘れてそうだなぁと、いらぬかつ洒落にならない心配をしております、スタッフSこと新澤です。
ここしばらく展覧会の紹介はもっぱらイギリスとフランスばかりでしたが、ついにそのワンパターンを覆す時が来ました。そう、今回ご紹介する展覧会はイタリア・ミラノで4月9日(火)より開催している「Tadao Ando. The Challenge」です。

ま た 安 藤 忠 雄 で す
2017年7月の連載で草間彌生の記事を書いた時にも同じネタを使いましたが、御年77にしてこうもネタを提供し続けていただける安藤先生や磯崎先生、草間先生を始めとするご年配のクリエイターの皆様のバイタリティにはまったくもって頭の下がる思いです。
今展覧会の会場となっているのはアルマーニ/シーロス(Armani / Silos)。世界に名だたるファッション界の重鎮であるジョルジオ・アルマーニ氏が、自身の40年の輝かしいキャリアを記念して、2015年にミラノに造りあげた文化複合施設です。ギフトショップやカフェテリアの他にもデジタルアーカイブ等を有し、様々な展示を開催できる広大なイベントスペースを有するこの建物では、既に数々の展覧会を開催してきましたが「建築展」が開催されるのは今回が初めてとなります。


展覧会は2019年7月28日(日)までと約4か月の長期開催です。ゴールデンウィーク以降も機会がある方は是非お出かけください。
(しんざわ ゆう)
展覧会公式ページ(日本語)
展覧会公式動画
●本日のお勧め作品は安藤忠雄です。

安藤忠雄
《光の教会》
2017年 ドローイング(紙に鉛筆、墨)
21.0×109.6cm Signed
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
◆ときの忘れものでは「第310回企画◆Tricolore2019―中村潤・尾崎森平・谷川桐子展 」を開催しています。
会期:2019年4月12日[金]―4月27日[土]11:00-19:00 ※日・月・祝日休廊
●4月27日(土)に予定していた谷川桐子×小松崎拓男さんのトークは、作家の体調が思わしくなく中止します。またの機会に開催しますので、悪しからずご了承ください。

ときの忘れものが期待する1980年代生まれの若手作家の三人展を開催します。それぞれが選んだメディアは異なりますが、表現したいものをどのように創るかに、強いこだわりを持った三人です。
中村潤はトイレットペーパーを編んで造形したものや方眼紙を刺したオブジェ作品を京都で制作しています。
尾崎森平は環境心理学に触発され、生まれ育った東北の現代の風景を描いています。
谷川桐子は油彩という古典的材料を使いながら、緻密に描いた砂利や地面の上にハイヒールやブラジャーなどを配した作品を創り続けています。
今回の三人展では大作を含め、それぞれ数点を出品します。
●ときの忘れものは〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました。阿部勤設計の新しい空間についてはWEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>に特集されています。JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
E-mail:info@tokinowasuremono.com
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。
*日・月・祝日は休廊。
「Tadao Ando. The Challenge」
読者の皆様こんにちは。暑いのか寒いのかよく分からない天気が続く内に桜も散り、気付けば四月も末日、前代未聞の公式十連休を明日に控えた本日、皆様いかがお過ごしでしょうか? 連休明けには仕事のやり方とか忘れてそうだなぁと、いらぬかつ洒落にならない心配をしております、スタッフSこと新澤です。
ここしばらく展覧会の紹介はもっぱらイギリスとフランスばかりでしたが、ついにそのワンパターンを覆す時が来ました。そう、今回ご紹介する展覧会はイタリア・ミラノで4月9日(火)より開催している「Tadao Ando. The Challenge」です。

ジョルジオ・アルマーニと安藤忠雄/Photo:Roger Hutchings
ま た 安 藤 忠 雄 かま た 安 藤 忠 雄 で す
2017年7月の連載で草間彌生の記事を書いた時にも同じネタを使いましたが、御年77にしてこうもネタを提供し続けていただける安藤先生や磯崎先生、草間先生を始めとするご年配のクリエイターの皆様のバイタリティにはまったくもって頭の下がる思いです。
今展覧会の会場となっているのはアルマーニ/シーロス(Armani / Silos)。世界に名だたるファッション界の重鎮であるジョルジオ・アルマーニ氏が、自身の40年の輝かしいキャリアを記念して、2015年にミラノに造りあげた文化複合施設です。ギフトショップやカフェテリアの他にもデジタルアーカイブ等を有し、様々な展示を開催できる広大なイベントスペースを有するこの建物では、既に数々の展覧会を開催してきましたが「建築展」が開催されるのは今回が初めてとなります。

「住吉の長屋モデル」/Photo:Tadao Ando Architect & Associates
今展覧会の主催者であるジョルジオ・アルマーニ氏と安藤先生は2001年に多目的施設アルマーニ/テアトロ(Armani / Teatro)のデザインを安藤先生が担当して以来の友人で、「Tadao Ando. The Challenge」というタイトルからも察せられる通り、2018年にパリのポンピドゥーセンターで開催された「Tadao Ando, Le defi」に感銘を受けたアルマーニ氏が、ミラノでの開催を懇願した結果実現したイベントだそうです。
Armani Teatro 2001/Photo: Courtesy of Giorgio Armani (1)
内容としてはパリの展示を再編成した今展ですが、そこはデザイン大国イタリア。「空間の原型」、「都市への挑戦」、「風景の創造」、「歴史との対話」と4つのセクションを通して安藤先生の代表作である「住吉の長屋」や直島プロジェクトに加え、現在進行中のパリの新美術館「ブルス・ドゥ・コメルス」、今展が初のお目見えとなるアルマーニ/テアトロ等、50以上のプロジェクトのスケッチや模型が展示される他、安藤先生撮影による写真も同時に展示される、決して二番煎じとは言わせない内容となっています。展覧会は2019年7月28日(日)までと約4か月の長期開催です。ゴールデンウィーク以降も機会がある方は是非お出かけください。
(しんざわ ゆう)
展覧会公式ページ(日本語)
展覧会公式動画
●本日のお勧め作品は安藤忠雄です。

安藤忠雄
《光の教会》
2017年 ドローイング(紙に鉛筆、墨)
21.0×109.6cm Signed
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
◆ときの忘れものでは「第310回企画◆Tricolore2019―中村潤・尾崎森平・谷川桐子展 」を開催しています。
会期:2019年4月12日[金]―4月27日[土]11:00-19:00 ※日・月・祝日休廊
●4月27日(土)に予定していた谷川桐子×小松崎拓男さんのトークは、作家の体調が思わしくなく中止します。またの機会に開催しますので、悪しからずご了承ください。

ときの忘れものが期待する1980年代生まれの若手作家の三人展を開催します。それぞれが選んだメディアは異なりますが、表現したいものをどのように創るかに、強いこだわりを持った三人です。
中村潤はトイレットペーパーを編んで造形したものや方眼紙を刺したオブジェ作品を京都で制作しています。
尾崎森平は環境心理学に触発され、生まれ育った東北の現代の風景を描いています。
谷川桐子は油彩という古典的材料を使いながら、緻密に描いた砂利や地面の上にハイヒールやブラジャーなどを配した作品を創り続けています。
今回の三人展では大作を含め、それぞれ数点を出品します。
●ときの忘れものは〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました。阿部勤設計の新しい空間についてはWEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>に特集されています。JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。

E-mail:info@tokinowasuremono.com
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。
*日・月・祝日は休廊。
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