松本竣介が編集・刊行した雑誌『雜記帳』(1936~1937年)には8人の女性作家たちが挿画を寄せています。
藤川栄子:1号、7号
三岸節子:2号、8号、9号、11号、14号
佐伯米子:3号、
長谷川春子:4号
深澤紅子:5号
桂ゆき(ゆき子):7号、8号、
仲田菊代:9号
笠置いづ子:12号
雜記帳07号p00所収 桂ゆき
雜記帳08号p20所収 桂ゆき
*『雜記帳』に掲載された挿画は神奈川県立近代美術館に一括して収蔵されています。
本展では、桂ゆきの戦後の作品を展示しています。
出品No.14 桂ゆき《子供たち》
紙にクレヨン
Image size: 28.8×38.2cm
Sheet size: 28.8×38.2cm
Signed
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
●桂ゆき(1913-1991) Katsura Yuki
東京生まれ。本名は桂雪子。東京府立第五高女に入学、両親の勧めで池上秀畝に日本画を学ぶが、卒業後は中村研一や岡田三郎助に師事、油彩を学ぶ。アカデミックな絵画に不満を持ちアヴァンギャルド洋画研究所に学ぶ。1935年海老原喜之助の勧めで銀座・近代画廊で当時まだ日本で紹介されていなかったコラージュによる個展を開く。二科展に入選。1938年吉原治良、山口長男、斎藤義重、峰岸義一ら二科会の前衛画家による研究団体・九室会の創立に参加した。戦後は1946年三岸節子らと女流画家協会を創立。1956年渡仏し、パリを拠点に欧州、中央アフリカを旅する。ニューヨークに3年ほど滞在し、1961年帰国。1962年『女ひとり原始部落に入る アフリカ・アメリカ体験記』を出版、翌年毎日出版文化賞を受賞した。1966年第7回現代日本美術展で最優秀賞を受賞。
戦前からコルク、新聞紙、レース等のコラージュによる前衛的な作品を発表し、戦後には痛烈な社会風刺とユーモアを含む制作を展開。三岸節子らとともに戦前と戦後を繋ぐ女性芸術家のパイオニア的存在であり、既成概念にとらわれず、自由な制作を求め前衛美術運動の中心的画家の一人として活躍した。
今回は展示していませんが、桂ゆきの版画作品もございますので、お問い合わせください。
桂ゆき
「虎の威を借る狐」
1956年
リトグラフ
38.8x55.8cm
Ed.100 Signed
桂ゆき「男と女」
銅版 32.3×23.7cm
Signed
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※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
◆ときの忘れものは「松本竣介と『雜記帳』」展を開催しています。
会期:2019年10月8日(火)~10月26日(土) *日・月・祝日休廊

●「松本竣介と『雜記帳』」展図録のご案内
2019年
ときの忘れもの刊
B5判 44ページ
テキスト:小松崎拓男
収録作家:松本竣介、恩地孝四郎、福沢一郎、海老原喜之助、難波田龍起、鶴岡政男、桂ゆき
価格:1,100円(税込)
梱包送料:250円
*メールにてお申し込みください。
・松本竣介の画集、カタログを特別頒布しています。
・小松崎拓男さんの連載エッセイ「松本竣介研究ノート」は毎月3日の更新です。
・大川美術館の小此木美代子さんのエッセイ/「松本竣介 アトリエの時間」について
・東京国立近代美術館の大谷省吾さんのエッセイ「松本竣介の素描について」
・練馬区立美術館の喜夛孝臣さんのエッセイ/花束の如く美しく―「松本竣介と野田英夫―大川美術館収蔵品を中心に―」展を見て―
・植田実さんの連載エッセイ「生きているTATEMONO 松本竣介を読む」(全14回)
・深野一朗さんのエッセイ「ヤノベさんと松本竣介」
●ときの忘れものは青山から〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました。
阿部勤設計の新しい空間はWEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>に特集されています。JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
E-mail:info@tokinowasuremono.com
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。*日・月・祝日は休廊。
藤川栄子:1号、7号
三岸節子:2号、8号、9号、11号、14号
佐伯米子:3号、
長谷川春子:4号
深澤紅子:5号
桂ゆき(ゆき子):7号、8号、
仲田菊代:9号
笠置いづ子:12号


*『雜記帳』に掲載された挿画は神奈川県立近代美術館に一括して収蔵されています。
本展では、桂ゆきの戦後の作品を展示しています。
出品No.14 桂ゆき《子供たち》

Image size: 28.8×38.2cm
Sheet size: 28.8×38.2cm
Signed
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●桂ゆき(1913-1991) Katsura Yuki
東京生まれ。本名は桂雪子。東京府立第五高女に入学、両親の勧めで池上秀畝に日本画を学ぶが、卒業後は中村研一や岡田三郎助に師事、油彩を学ぶ。アカデミックな絵画に不満を持ちアヴァンギャルド洋画研究所に学ぶ。1935年海老原喜之助の勧めで銀座・近代画廊で当時まだ日本で紹介されていなかったコラージュによる個展を開く。二科展に入選。1938年吉原治良、山口長男、斎藤義重、峰岸義一ら二科会の前衛画家による研究団体・九室会の創立に参加した。戦後は1946年三岸節子らと女流画家協会を創立。1956年渡仏し、パリを拠点に欧州、中央アフリカを旅する。ニューヨークに3年ほど滞在し、1961年帰国。1962年『女ひとり原始部落に入る アフリカ・アメリカ体験記』を出版、翌年毎日出版文化賞を受賞した。1966年第7回現代日本美術展で最優秀賞を受賞。
戦前からコルク、新聞紙、レース等のコラージュによる前衛的な作品を発表し、戦後には痛烈な社会風刺とユーモアを含む制作を展開。三岸節子らとともに戦前と戦後を繋ぐ女性芸術家のパイオニア的存在であり、既成概念にとらわれず、自由な制作を求め前衛美術運動の中心的画家の一人として活躍した。
今回は展示していませんが、桂ゆきの版画作品もございますので、お問い合わせください。

「虎の威を借る狐」
1956年
リトグラフ
38.8x55.8cm
Ed.100 Signed

銅版 32.3×23.7cm
Signed
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◆ときの忘れものは「松本竣介と『雜記帳』」展を開催しています。
会期:2019年10月8日(火)~10月26日(土) *日・月・祝日休廊

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ときの忘れもの刊
B5判 44ページ
テキスト:小松崎拓男
収録作家:松本竣介、恩地孝四郎、福沢一郎、海老原喜之助、難波田龍起、鶴岡政男、桂ゆき
価格:1,100円(税込)
梱包送料:250円
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・松本竣介の画集、カタログを特別頒布しています。
・小松崎拓男さんの連載エッセイ「松本竣介研究ノート」は毎月3日の更新です。
・大川美術館の小此木美代子さんのエッセイ/「松本竣介 アトリエの時間」について
・東京国立近代美術館の大谷省吾さんのエッセイ「松本竣介の素描について」
・練馬区立美術館の喜夛孝臣さんのエッセイ/花束の如く美しく―「松本竣介と野田英夫―大川美術館収蔵品を中心に―」展を見て―
・植田実さんの連載エッセイ「生きているTATEMONO 松本竣介を読む」(全14回)
・深野一朗さんのエッセイ「ヤノベさんと松本竣介」
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阿部勤設計の新しい空間はWEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>に特集されています。JR及び南北線の駒込駅南口から約8分です。
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
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営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。*日・月・祝日は休廊。
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