スザンヌ・ロディヨン

スザンヌ・ロディヨン Susanne Rodillon
1962年 紙にグワッシュ
イメージサイズ:16.7×25.5cm
サインあり
戦後の美術界にあって堪能な語学を生かし、欧米の新潮流の作家や動向をいち早く紹介し、作家本人や作品までを将来したのが美術評論家の瀬木慎一先生でした。行動派ならではの瀬木旧蔵の珍しい作品です。
参考に「コブラ」を検索したらいきなり寺沢武一の漫画(一匹狼の宇宙海賊・コブラ)とやらが出てきて時代の流れを感じました(涙)。昭和は遠くなりにけり(嗚呼)。
フランスの画家スザンヌ・ロディヨン(1916~1988)は1950年代からパリで活躍し、特にCoBrAグループの創設者、デンマークのアスガー・ヨルンと親しく、1948年に起こった抽象画と具象画の対立を経験したことから、古い時代のトーテム、東洋の書、先史時代の芸術などからインスピレーションを得て、西洋の規範や慣習から解放された作風を展開します。1956年の初個展では、アラン・ジュフロワに「この作品は私が現在パリで見ている中で最も興味深い」と称賛されています。
日本でも瀬木慎一らの尽力でロベルト・マッタ、マックス・エルンストらと共にフランス、イタリア、イギリスで高い評価を得た展覧会が開催されています。後に抽象表現主義と呼ばれる少し奇妙で神秘的な作風は、彼女が親しんだアフリカとオセアニアの文化の影響がみてとれます。
●CoBrA(コブラ)については、中嶋泉さんの解説をお読みください。
●瀬木慎一先生のオーラル・ヒストリーも併せてお読みください。
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。


1962年 紙にグワッシュ
イメージサイズ:16.7×25.5cm
サインあり
戦後の美術界にあって堪能な語学を生かし、欧米の新潮流の作家や動向をいち早く紹介し、作家本人や作品までを将来したのが美術評論家の瀬木慎一先生でした。行動派ならではの瀬木旧蔵の珍しい作品です。
参考に「コブラ」を検索したらいきなり寺沢武一の漫画(一匹狼の宇宙海賊・コブラ)とやらが出てきて時代の流れを感じました(涙)。昭和は遠くなりにけり(嗚呼)。
フランスの画家スザンヌ・ロディヨン(1916~1988)は1950年代からパリで活躍し、特にCoBrAグループの創設者、デンマークのアスガー・ヨルンと親しく、1948年に起こった抽象画と具象画の対立を経験したことから、古い時代のトーテム、東洋の書、先史時代の芸術などからインスピレーションを得て、西洋の規範や慣習から解放された作風を展開します。1956年の初個展では、アラン・ジュフロワに「この作品は私が現在パリで見ている中で最も興味深い」と称賛されています。
日本でも瀬木慎一らの尽力でロベルト・マッタ、マックス・エルンストらと共にフランス、イタリア、イギリスで高い評価を得た展覧会が開催されています。後に抽象表現主義と呼ばれる少し奇妙で神秘的な作風は、彼女が親しんだアフリカとオセアニアの文化の影響がみてとれます。
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