皆様こんにちわ、スタッフMです。
今回は、コロナウイルス禍で休館していた埼玉県立近代美術館が再開したので、その展覧会についてレポートいたします。
「2020 MOMASコレクション 第4期」と「コレクション 4つの水紋」を観てまいりました。
「2020 MOMASコレクション 第4期」の中では、「リサーチ・プログラム:関根伸夫と環境美術」も展示されています。詳しくは、鏑木あづささんと梅津元さんのお二人に執筆いただいている連載「関根伸夫資料をめぐって」をお読みください。
●「2020 MOMASコレクション 第4期」には、
ときの忘れものから寄贈した瑛九「声」が展示されています。瑛九 油彩「手」も見ることができます。
「リサーチ・プログラム:関根伸夫と環境美術」のコーナーには、環境美術研究所の資料として、関根伸夫先生のスケッチブックや写真などが展示されています。スケッチブックに描かれたドローイングは美しいです。

展示されていた1995年4月7日付の建設通信新聞の記事にはこんなことが書かれていました。
関根先生はヴェネツィアビエンナーレに「空相」を出品した後、ヨーロッパに滞在し、そこでミケランジェロなどの芸術家が「街」に深く関わっていることに感動した、というのです。関根先生が環境美術で目指そうとしていたのは、そういうことだったのかとすこし分かった気がしました。
●企画展「コレクション 4つの水紋」には、
クロード・モネやポール・シニャックから始まり、現代版画センターがエディションした靉嘔先生の「I love you(ove Letter)」や、日和崎尊夫先生の木口木版と版木も展示されていました。展示の終盤には、倉俣史朗先生の名作「ミス・ブランチ」も展示されています。
デザイン家具のコーナーには、ときの忘れものでお客様用のテーブルとして使っているアイリーン・グレイによる1927年デザインの「アジャスタブル・テーブル」が展示されていました。
ときの忘れものにて撮影。
床に置いてあるのがアイリーン・グレイによるデザインの「アジャスタブル・テーブル」
壁に展示しているのは、宇田義久さんの作品。
宇田義久
《aquarium 21-2》
2021年
パネル・アクリル・ウレタンニス
91x113cm
サインあり
●「2020 MOMASコレクション 第4期」
会期:2021年3月23日(火) ~ 4月18日(日)10:00~17:30 (入場は17:00まで)
休館日:月曜日(5月3日は開館)
●企画展「コレクション 4つの水紋」
会期: 2021年3月23日(火)~5月16日(日)10:00 ~ 17:30 (展示室への入場は17:00まで)
※会期中、一部作品の展示替えがあります。
前期:3月23日(火)~4月25日(日)
後期:4月27日(火)~5月16日(日)
休館日:月曜日(5月3日は開館)
展覧会リーフレット
「コレクション 4つの水紋」
発行:埼玉県立近代美術館
2021年1月23日発行
展覧会リーフレット 12頁より引用
まだまだコロナ禍で不自由な生活が続きそうですが、
美術作品を前にすると心が安らぎますね。
どうか皆様もお体ご自愛ください。
(スタッフM)
●本日のお勧め作品は釣光穂です。
釣光穂
《マカロニ dpblu》
2020年
陶土 磁土 顔料
18×24×8cm
サインあり
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。

YouTubeにて『Tricolore 2021 - 作家インタビュー第3部・釣光穂』をアップしました。釣光穂は手びねりという陶芸の技法で、まるで編み物で編んだようなオブジェを制作しています。
●埼玉県立近代美術館で「コレクション 4つの水紋」が5月16日(日)まで開催され、倉俣史郎の名作「ミス・ブランチ」が出品されているほか、ときの忘れものが寄贈した瑛九(コラージュ)や靉嘔の版画も展示されています。
●ときの忘れものが青山から〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転して3年が経ちました。もともと住宅だった阿部勤設計の建物LAS CASASを使って、毎月展覧会(Web展)を開催しています。
WEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>の特集も是非ご覧ください。
ときの忘れものはJR及び南北線の駒込駅南口から徒歩約8分です。
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
E-mail:info@tokinowasuremono.com
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。*日・月・祝日は休廊。
今回は、コロナウイルス禍で休館していた埼玉県立近代美術館が再開したので、その展覧会についてレポートいたします。
「2020 MOMASコレクション 第4期」と「コレクション 4つの水紋」を観てまいりました。
「2020 MOMASコレクション 第4期」の中では、「リサーチ・プログラム:関根伸夫と環境美術」も展示されています。詳しくは、鏑木あづささんと梅津元さんのお二人に執筆いただいている連載「関根伸夫資料をめぐって」をお読みください。
●「2020 MOMASコレクション 第4期」には、
ときの忘れものから寄贈した瑛九「声」が展示されています。瑛九 油彩「手」も見ることができます。
「リサーチ・プログラム:関根伸夫と環境美術」のコーナーには、環境美術研究所の資料として、関根伸夫先生のスケッチブックや写真などが展示されています。スケッチブックに描かれたドローイングは美しいです。

展示されていた1995年4月7日付の建設通信新聞の記事にはこんなことが書かれていました。
関根先生はヴェネツィアビエンナーレに「空相」を出品した後、ヨーロッパに滞在し、そこでミケランジェロなどの芸術家が「街」に深く関わっていることに感動した、というのです。関根先生が環境美術で目指そうとしていたのは、そういうことだったのかとすこし分かった気がしました。
●企画展「コレクション 4つの水紋」には、
クロード・モネやポール・シニャックから始まり、現代版画センターがエディションした靉嘔先生の「I love you(ove Letter)」や、日和崎尊夫先生の木口木版と版木も展示されていました。展示の終盤には、倉俣史朗先生の名作「ミス・ブランチ」も展示されています。
デザイン家具のコーナーには、ときの忘れものでお客様用のテーブルとして使っているアイリーン・グレイによる1927年デザインの「アジャスタブル・テーブル」が展示されていました。

床に置いてあるのがアイリーン・グレイによるデザインの「アジャスタブル・テーブル」
壁に展示しているのは、宇田義久さんの作品。
宇田義久
《aquarium 21-2》
2021年
パネル・アクリル・ウレタンニス
91x113cm
サインあり
●「2020 MOMASコレクション 第4期」
会期:2021年3月23日(火) ~ 4月18日(日)10:00~17:30 (入場は17:00まで)
休館日:月曜日(5月3日は開館)
●企画展「コレクション 4つの水紋」
会期: 2021年3月23日(火)~5月16日(日)10:00 ~ 17:30 (展示室への入場は17:00まで)
※会期中、一部作品の展示替えがあります。
前期:3月23日(火)~4月25日(日)
後期:4月27日(火)~5月16日(日)
休館日:月曜日(5月3日は開館)

「コレクション 4つの水紋」
発行:埼玉県立近代美術館
2021年1月23日発行

まだまだコロナ禍で不自由な生活が続きそうですが、
美術作品を前にすると心が安らぎますね。
どうか皆様もお体ご自愛ください。
(スタッフM)
●本日のお勧め作品は釣光穂です。

《マカロニ dpblu》
2020年
陶土 磁土 顔料
18×24×8cm
サインあり
こちらの作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。

YouTubeにて『Tricolore 2021 - 作家インタビュー第3部・釣光穂』をアップしました。釣光穂は手びねりという陶芸の技法で、まるで編み物で編んだようなオブジェを制作しています。
●埼玉県立近代美術館で「コレクション 4つの水紋」が5月16日(日)まで開催され、倉俣史郎の名作「ミス・ブランチ」が出品されているほか、ときの忘れものが寄贈した瑛九(コラージュ)や靉嘔の版画も展示されています。
●ときの忘れものが青山から〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転して3年が経ちました。もともと住宅だった阿部勤設計の建物LAS CASASを使って、毎月展覧会(Web展)を開催しています。
WEBマガジン<コラージ2017年12月号18~24頁>の特集も是非ご覧ください。
ときの忘れものはJR及び南北線の駒込駅南口から徒歩約8分です。
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
E-mail:info@tokinowasuremono.com
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。*日・月・祝日は休廊。
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