李禹煥 /建畠晢 対談「版画ともの派、その可能性の中心」
ご紹介が随分遅れてしまいましたが、以下は昨年秋の大島成己さんのfacebookよりの転載です。
<今年3月に収録した李禹煥 /建畠晢 対談「版画ともの派、その可能性の中心」がようやくアップされました。建畠さんとの対談が収録される本編と僕と同僚によるインタビューの続編の二部構成になっています。
続編のインタビューでは、僕が少し緊張していたせいか、言葉を選びすぎて何を質問しているか分かりにくいのですが、李さんの答えは常に明快で、とても真摯に版制作の魅力について語っていただいてます。
特に、「僕は、絵画制作の前に版画を制作し、絵画表現の成り立ちをまず版画において考えている。」と李さんが言い切ったことはとても印象的で、彼の版メディアへの先鋭的な向き合い方に感激していました。
本編:李禹煥 /建畠晢 対談「版画ともの派、その可能性の中心」
続編:対談後のインタビュー(本学専任教員との質疑応答)
版メディアの在り方を改めて考える機会として、版画に関わるアーティストたちに是非とも見てもらいたいビデオです。>
(2021年10月11日 大島 成己さんのfacebookより)
大島成己(美術家、多摩美術大学絵画学科版画専攻 教授)先生にはときの忘れものブログにて
1月20日 『大島成己「多摩美の版画、50年」展企画に際して/今日の版画を巡って』
をご執筆いただきました。
日本における版画の多様な流れや、版画の特質と領域横断的なメディアとしての可能性を探る内容で、格下に貶められていた版画を絵画と並ぶ芸術に押し上げるための「階級闘争」が繰り広げられてきたことをご執筆いただきました。
そんな大島先生がご紹介くださったのは、「もの派」運動の柱として知られる作家であり、多摩美術大学元教授の李禹煥先生と多摩美術大学学長・建畠晢先生による対談です。
もの派における版画表現とは? そしてその可能性の中心にあるのは何か?を巡る動画です。是非ご覧ください。
●今日のお勧め作品は、関根伸夫です。
関根伸夫 Nobuo SEKINE
《位相ー大地》
1986年
シルクスクリーン(刷り:岡部徳三)
シートサイズ:79×59.5cm
Ed.75
サインあり
関根伸夫 Nobuo SEKINE
《月をよぶ》
1975年
シルクスクリーン
53.0×35.0cm
Ed.75
サインあり
関根伸夫 Nobuo SEKINE
《三角の波のproject》
1982年
銅版
60.0×45.0cm
Ed. 50
サインあり
作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
●関連図録のご紹介
『多摩美の版画、50年』展図録
多摩美術大学
2021年 25.5×19.1cm 144P
多摩美術大学美術館において2021年1月6日[水] – 2月14日[日]に開催された「多摩美の版画、50年」展の図録です。
税込価格 2,200円(送料520円)
※ときの忘れもので取り扱っています。
*画廊亭主敬白
冒頭にご紹介した李禹煥先生と建畠晢先生の対談がユーチューブにアップされたのは昨年8月、ご紹介が遅れてすいません。
関根伸夫先生の命日である来月5月13日のブログで、もの派を象徴する作品であり、戦後の日本美術の画期をなした「位相ー大地」(現存しない)をモチーフにした超レアなポスター、しかも関根先生のサイン入り特別頒布します。
どうぞお楽しみに。
●ときの忘れものは2017年に青山から〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました。阿部勤が設計した個人住宅だった空間で企画展の開催、版画のエディション、美術書の編集等を行なっています(WEBマガジン コラージ2017年12月号18~24頁の特集参照)。
JR及び南北線の駒込駅南口から徒歩約8分です。
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
E-mail:info@tokinowasuremono.com
http://www.tokinowasuremono.com/
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。*日・月・祝日は休廊
ご紹介が随分遅れてしまいましたが、以下は昨年秋の大島成己さんのfacebookよりの転載です。
<今年3月に収録した李禹煥 /建畠晢 対談「版画ともの派、その可能性の中心」がようやくアップされました。建畠さんとの対談が収録される本編と僕と同僚によるインタビューの続編の二部構成になっています。
続編のインタビューでは、僕が少し緊張していたせいか、言葉を選びすぎて何を質問しているか分かりにくいのですが、李さんの答えは常に明快で、とても真摯に版制作の魅力について語っていただいてます。
特に、「僕は、絵画制作の前に版画を制作し、絵画表現の成り立ちをまず版画において考えている。」と李さんが言い切ったことはとても印象的で、彼の版メディアへの先鋭的な向き合い方に感激していました。
本編:李禹煥 /建畠晢 対談「版画ともの派、その可能性の中心」
続編:対談後のインタビュー(本学専任教員との質疑応答)
版メディアの在り方を改めて考える機会として、版画に関わるアーティストたちに是非とも見てもらいたいビデオです。>
(2021年10月11日 大島 成己さんのfacebookより)
大島成己(美術家、多摩美術大学絵画学科版画専攻 教授)先生にはときの忘れものブログにて
1月20日 『大島成己「多摩美の版画、50年」展企画に際して/今日の版画を巡って』
をご執筆いただきました。
日本における版画の多様な流れや、版画の特質と領域横断的なメディアとしての可能性を探る内容で、格下に貶められていた版画を絵画と並ぶ芸術に押し上げるための「階級闘争」が繰り広げられてきたことをご執筆いただきました。
そんな大島先生がご紹介くださったのは、「もの派」運動の柱として知られる作家であり、多摩美術大学元教授の李禹煥先生と多摩美術大学学長・建畠晢先生による対談です。
もの派における版画表現とは? そしてその可能性の中心にあるのは何か?を巡る動画です。是非ご覧ください。
●今日のお勧め作品は、関根伸夫です。

《位相ー大地》
1986年
シルクスクリーン(刷り:岡部徳三)
シートサイズ:79×59.5cm
Ed.75
サインあり

《月をよぶ》
1975年
シルクスクリーン
53.0×35.0cm
Ed.75
サインあり

《三角の波のproject》
1982年
銅版
60.0×45.0cm
Ed. 50
サインあり
作品の見積り請求、在庫確認はこちらから
※お問合せには、必ず「件名」「お名前」「連絡先(住所)」を明記してください。
●関連図録のご紹介

多摩美術大学
2021年 25.5×19.1cm 144P
多摩美術大学美術館において2021年1月6日[水] – 2月14日[日]に開催された「多摩美の版画、50年」展の図録です。
税込価格 2,200円(送料520円)
※ときの忘れもので取り扱っています。
*画廊亭主敬白
冒頭にご紹介した李禹煥先生と建畠晢先生の対談がユーチューブにアップされたのは昨年8月、ご紹介が遅れてすいません。
関根伸夫先生の命日である来月5月13日のブログで、もの派を象徴する作品であり、戦後の日本美術の画期をなした「位相ー大地」(現存しない)をモチーフにした超レアなポスター、しかも関根先生のサイン入り特別頒布します。
どうぞお楽しみに。
●ときの忘れものは2017年に青山から〒113-0021 東京都文京区本駒込5丁目4の1 LAS CASAS に移転しました。阿部勤が設計した個人住宅だった空間で企画展の開催、版画のエディション、美術書の編集等を行なっています(WEBマガジン コラージ2017年12月号18~24頁の特集参照)。
JR及び南北線の駒込駅南口から徒歩約8分です。
TEL: 03-6902-9530、FAX: 03-6902-9531
E-mail:info@tokinowasuremono.com
http://www.tokinowasuremono.com/
営業時間=火曜~土曜の平日11時~19時。*日・月・祝日は休廊
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