久保貞次郎先生の思い出「絵がある家」
久保貞次郎の会 榎本エミ子🌸
私は「久保先生を囲む会」と言う会があるのを卒業してから知り、
少しですが、絵を収集するようになりました。
殆どの絵は久保先生から購入したので、先生を忘れた事は有りません。
在学中、久保先生の美術鑑賞のクラスは大人気で希望者が多く、偏るので抽選になっていました。
お陰様でクラスに入ることができました。
受講生が多いので私は目立たない存在だったと思いますが、いつも一番前の机に座り、間近で講義を聴いていました。
毎回、楽しく興味深い話なので、夢中に聴いていました。
ある時はアイスを食べながら(先生が御馳走して下さいました)。
クジで版画を下さったり、学生が買える金額で版画を頒布して下さったり、授業があっと言う間に過ぎていました。
画廊に個展を観に行ったり、オープニングパーティで画家とお話し出来る機会を作って下さったり、絵を集める興味を作って下さいました。
いつ頃からかよく覚えていませんが、「久保先生を囲む会」で先輩、後輩、皆で先生を囲んで先生の評論を聴く会で、先生のお話しはとても楽しく、仲間入り出来ることができ、卒業してまでも先生と関りを持てるなんて、素晴らしい事と思いました。
これも、先生の思いやり、また、先生の代々されていた秘書の方々が中心となって会を守って下さり、先輩、後輩達の先生を慕うお気持ちやお世話のお陰ではないかしらと感謝しています。
先生から絵を買う事も出来るようになり、自分で買った絵を飾れるようになりました。
絵が飾って有るだけでも家が輝きます!
心も落ち着きます!
絵がある家って良いですね!
先生に感謝です。
(えのもと えみこ)
2022年10月ストライプハウスギャラリーにて、榎本エミ子さん
0015)軽井沢の久保先生別荘の前にて 久保先生と世話人4人 1991年
◆「クボテーって誰?——希代のパトロン久保貞次郎と芸術家たち」
会期:2022年10月15日[土]~10月29日[土] *日曜休館
会場:ストライプハウスギャラリー
STRIPED HOUSE GALLERY
〒106-0032 東京都港区六本木 5-10-33
Tel:03-3405-8108 / Fax:03-3403-6354
主催:久保貞次郎の会
連絡先:久保貞次郎の会 kubosadajironokai@gmail.com
出品:靉嘔、泉茂、磯辺行久、内間俊子、瑛九、エメット・ ウィリアム、小田 襄、大浦信行、オノサト・トシノブ、桂 ユキ、北川民次、木村利三郎、草間彌生、島 州一、竹田鎮三郎、野田哲也、ナム・ジュン・パイク、奈良原 一高、細江英公、ヘンリー・ミラー、吉原英雄、


*久保貞次郎の会について
2018年に久保貞次郎(1909年5月12日 - 1996年10月31日没)の業績を振り返り、後世に伝えるため、跡見短大の教え子が発起人となり、『久保貞次郎の会』 を設立し、活動を展開しています。
第1回久保貞次郎の会(2018年)
建築家井上祐一先生をナビゲータに栃木県真岡市の久保講堂や久保記念観光文化交流館(旧久保邸)を見学 し、参加者との交流を行い、靉嘔先生にもご参加頂きました。
第2回久保貞次郎の会(2019年)
フランク・ロイド・ライト設計の自由学園明日館を見学、細江英公先生と栗田秀法先生(名古屋大学大学院教授)の講演会を行いました。
因みに真岡の久保講堂(国登録有形文化財)や久保家の住宅(現存せず)はライトの高弟・遠藤新の設計です。
第3回「クボテーって誰?——希代のパトロン久保貞次郎と芸術家たち」(2022年)
2022年10月15日(土)~10月29日(土)、久保先生と縁の深かった六本木のストライプハウスギャラーにて展覧会を開催します。
出品作品(60点)はすべて会員たちが持ち寄ったものです。小コレクター運動を唱導し、オークションで楽しく作品をわかちあうよろこびを教えてくれた久保先生への敬意をこめて、全点を入札方式で頒布します。入札リストをご希望のかたは、メールにてお申込みください。
e-mail: kubosadajironokai@gmail.com
皆さまのご参加をお待ちしています。
教え子たちのエッセイ「久保貞次郎先生の思い出」を5回にわたり掲載します(第1回秀坂令子のエッセイは10月8日のブログに掲載しました。)
栃木県真岡市の久保先生の広大なお屋敷は久保記念観光文化交流館となっていますが、同館の長瀧光子先生が10月17日ブログに「真岡市ゆかりの美術評論家・久保貞次郎 久保記念観光文化交流館(旧久保邸)より」をご寄稿くださいました。久保先生の生涯と業績、記念館の活動について丁寧に解説していただきました。
*画廊亭主敬白
本日(月曜)は画廊の休廊日ですが、社長は「クボテーって誰?——希代のパトロン久保貞次郎と芸術家たち」展が開催されている六本木のストライプハウスギャラリーで店番の予定です。
一昨日終了した「第31回瑛九展」には、たくさんの来場者があり(連日千客万来)、まためったにないことですが、出品した銅版画もリトグラフもほとんど完売状態で、お買い上げいただいたお客様には心より御礼申し上げます。来月マイアミで開催される「Art Basel Miami Beach 2022」(瑛九展)に向けていいスタートがきれたと喜んでいます。
こういうことは年に一度もないので、梱包担当者は頭を抱えています。ときの忘れものの梱包班は作品の安全を第一に、丁寧な上にも丁寧に作業をと心がけています。お買い上げいただいた皆様にお届けするのが少々遅くなりますが、どうぞご理解ください。
◆「アンディ・ウォーホル展 史上最強!ウォーホルの元祖オタク栗山豊が蒐めたもの」
会期:2022年11月4日(金)~11月19日(土) *日・月・祝日休廊

久保貞次郎の会 榎本エミ子🌸
私は「久保先生を囲む会」と言う会があるのを卒業してから知り、
少しですが、絵を収集するようになりました。
殆どの絵は久保先生から購入したので、先生を忘れた事は有りません。
在学中、久保先生の美術鑑賞のクラスは大人気で希望者が多く、偏るので抽選になっていました。
お陰様でクラスに入ることができました。
受講生が多いので私は目立たない存在だったと思いますが、いつも一番前の机に座り、間近で講義を聴いていました。
毎回、楽しく興味深い話なので、夢中に聴いていました。
ある時はアイスを食べながら(先生が御馳走して下さいました)。
クジで版画を下さったり、学生が買える金額で版画を頒布して下さったり、授業があっと言う間に過ぎていました。
画廊に個展を観に行ったり、オープニングパーティで画家とお話し出来る機会を作って下さったり、絵を集める興味を作って下さいました。
いつ頃からかよく覚えていませんが、「久保先生を囲む会」で先輩、後輩、皆で先生を囲んで先生の評論を聴く会で、先生のお話しはとても楽しく、仲間入り出来ることができ、卒業してまでも先生と関りを持てるなんて、素晴らしい事と思いました。
これも、先生の思いやり、また、先生の代々されていた秘書の方々が中心となって会を守って下さり、先輩、後輩達の先生を慕うお気持ちやお世話のお陰ではないかしらと感謝しています。
先生から絵を買う事も出来るようになり、自分で買った絵を飾れるようになりました。
絵が飾って有るだけでも家が輝きます!
心も落ち着きます!
絵がある家って良いですね!
先生に感謝です。
(えのもと えみこ)


◆「クボテーって誰?——希代のパトロン久保貞次郎と芸術家たち」
会期:2022年10月15日[土]~10月29日[土] *日曜休館
会場:ストライプハウスギャラリー
STRIPED HOUSE GALLERY
〒106-0032 東京都港区六本木 5-10-33
Tel:03-3405-8108 / Fax:03-3403-6354
主催:久保貞次郎の会
連絡先:久保貞次郎の会 kubosadajironokai@gmail.com
出品:靉嘔、泉茂、磯辺行久、内間俊子、瑛九、エメット・ ウィリアム、小田 襄、大浦信行、オノサト・トシノブ、桂 ユキ、北川民次、木村利三郎、草間彌生、島 州一、竹田鎮三郎、野田哲也、ナム・ジュン・パイク、奈良原 一高、細江英公、ヘンリー・ミラー、吉原英雄、


*久保貞次郎の会について
2018年に久保貞次郎(1909年5月12日 - 1996年10月31日没)の業績を振り返り、後世に伝えるため、跡見短大の教え子が発起人となり、『久保貞次郎の会』 を設立し、活動を展開しています。
第1回久保貞次郎の会(2018年)

第2回久保貞次郎の会(2019年)

因みに真岡の久保講堂(国登録有形文化財)や久保家の住宅(現存せず)はライトの高弟・遠藤新の設計です。
第3回「クボテーって誰?——希代のパトロン久保貞次郎と芸術家たち」(2022年)

出品作品(60点)はすべて会員たちが持ち寄ったものです。小コレクター運動を唱導し、オークションで楽しく作品をわかちあうよろこびを教えてくれた久保先生への敬意をこめて、全点を入札方式で頒布します。入札リストをご希望のかたは、メールにてお申込みください。
e-mail: kubosadajironokai@gmail.com
皆さまのご参加をお待ちしています。
教え子たちのエッセイ「久保貞次郎先生の思い出」を5回にわたり掲載します(第1回秀坂令子のエッセイは10月8日のブログに掲載しました。)
栃木県真岡市の久保先生の広大なお屋敷は久保記念観光文化交流館となっていますが、同館の長瀧光子先生が10月17日ブログに「真岡市ゆかりの美術評論家・久保貞次郎 久保記念観光文化交流館(旧久保邸)より」をご寄稿くださいました。久保先生の生涯と業績、記念館の活動について丁寧に解説していただきました。
*画廊亭主敬白
本日(月曜)は画廊の休廊日ですが、社長は「クボテーって誰?——希代のパトロン久保貞次郎と芸術家たち」展が開催されている六本木のストライプハウスギャラリーで店番の予定です。
一昨日終了した「第31回瑛九展」には、たくさんの来場者があり(連日千客万来)、まためったにないことですが、出品した銅版画もリトグラフもほとんど完売状態で、お買い上げいただいたお客様には心より御礼申し上げます。来月マイアミで開催される「Art Basel Miami Beach 2022」(瑛九展)に向けていいスタートがきれたと喜んでいます。
こういうことは年に一度もないので、梱包担当者は頭を抱えています。ときの忘れものの梱包班は作品の安全を第一に、丁寧な上にも丁寧に作業をと心がけています。お買い上げいただいた皆様にお届けするのが少々遅くなりますが、どうぞご理解ください。
◆「アンディ・ウォーホル展 史上最強!ウォーホルの元祖オタク栗山豊が蒐めたもの」
会期:2022年11月4日(金)~11月19日(土) *日・月・祝日休廊

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