関根伸夫 鉱物シリーズ関根伸夫「鉱物シリーズ
1965 キャンバス・油彩
51.5×75.0cm(15号)
*レゾネ『関根伸夫 1968-78』No.15(1978年 ゆりあ・ぺむぺる工房刊)


*画廊亭主敬白
<「関根伸夫展―旅する人」
2023年1月20日(金)~2月4日(土)
ときの忘れもの(文京区本駒込5-4-1 LAS CASAS)
学生時代の油彩から初期作20点を展示という。
この画廊はちょっとアクセスに難のあるところにあるが、もの派前史の貴重な作品なので見に行く予定。
(20230117/アライ=ヒロユキさんのtwitterより)>

<ときの忘れものさんの「関根伸夫展-旅する人」へ行ってきました。私は、関根さんに大きく関心を寄せていませんでしたが、今回の展示とお話で、完全に心を持っていかれました。行って良かった。とてもいい時間でした。ありがとうございました。
(20230121/堂森知博さんのtwitterより)>

< 〈第350回 関根伸夫展~旅する人~〉
素敵な建築のなかでその時にしかない自然光でみる作品はすごい圧に満ちていました。聞けばまさかの関根さんの卒制…恐るべし。
個人的にはLouisiana展のポスターと
日の玉をみたときにそう感じちゃうよねっていう子ども心に共感しました
(20230121/難波なうさんのtwitterより)>

日本の現代美術家たちで、関根伸夫先生ほど日本全国隈なく歩き、世界各地に赴き、暮らし、その地で作品を作り続けた人はいないのではないでしょうか。
1970年ヴェネチア・ビエンナーレ出品を機にイタリアで暮らし、帰国後設立した環境美術研究所では全国全県を回り各地にパブリックアートを展開しました。晩年は中国に移住するも、まもなくアメリカに渡り、ロサンゼルスで亡くなられました。
その長い旅路のスタートがまだ多摩美の学生だった1965年の油彩「鉱物シリーズ」です。
本展では初日から環境美術研究所の旧スタッフ、関根先生を直接は知らないけれど「位相ー大地」に影響を受けた若い人たちなどたくさんの方が来廊されています。お着物姿の川原亜矢子さんがいらしたときはスタッフたちが騒然となりました。関根先生のご親戚にあたるとか、画廊が華やかな雰囲気に包まれました。
資料、カタログもたくさん用意し、1980年代に撮影されたビデオ映像(石田了一さん撮影)も上映しています。どうぞお出かけください。

関根伸夫_カタログ表紙1500『関根伸夫展―旅する人』カタログ
発行日:2023年1月20日
発行:ときの忘れもの
図版:22点
執筆:関根伸夫「<発想>について」(1976年執筆)
編集:尾立麗子
デザイン:岡本一宣デザイン事務所
体裁:25.6×17.1cm、32頁、
日本語・英語併記
価格:880円(税込)+送料250円
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関根伸夫展―旅する人
会期:2023年1月20日[金]~2月4日[土] 11:00-19:00 ※日・月・祝日休廊
出品作品の詳細については1月12日ブログをご参照ください。
関根伸夫展案内状_表1280関根伸夫展案内状_宛名面1280